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高橋一行 (5)より続く ヘーゲル『法哲学』を読んで、ヘーゲルの所有論を探っている。するとその論理は、「論理学」の、肯定判断、否定判断、無限判断で言い表され、その最後の無限判断が最も所有の論理を言い当てているということが分る。さらには、その無限判断論こそ、ヘーゲルの論理全体の根本にあるものではないかということに思い当たる。 もうひとり、ヘーゲルの論理の根本は無限判断論であると考える思想家がいて、それがジジェクである。私は、彼は、『精神現象学』をていねいに読み込むことで、この考えに至ったのだと思っている。しかしそれだけではなく、やはりラカンの影響があり、つまり、ジジェクはラカンをヒントにヘーゲルを読み込んだのだろうと思う。そのことを確認したく、私自身もラカンを読む必要に迫られる。 しかし年を取ってから、フランス語という慣れない言語で、まったく理解できないことを延々とつぶやく思想家に取り組むの
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