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TGS2024
puncponk.hatenablog.com
2月28日の日記にコメントを頂いた。その返事を長々と書いたが、折角なので、これをネタにして今日の日記をつけてみることにする。 過去に何回か天文学者としてアカポスを取るのは大変である、ということを述べた。ちなみに某旧帝大大学院天文学分野における、ここ10年のアカポス取得率は25%だ。算出方法は「ここ10年の間にアカポスを取った人数」を「アカポスを取るつもりで大学院で博士課程に在籍した人数」で割っただけだ。従って、分母には元々博士を取得して企業就職するつもりであった人々などは除かれている。ちなみに同じ機関におけるここ10年の学振取得者率は40%、学振取得者のアカポス取得率は54%。まぁ学振取るのが全てではないということだな。何にしても天文学でアカデミック・ポストを取るのが大変だという事実に変わりはない。勿論この原因の一つに、天文学研究者としてのアカデミック・ポストそのものが少ないという事実があ
この挑発的なタイトルでの日記はこれで最後になるかな?正直アカデミックポストを得た私自身にも、どうすれば天文学者としてのアカデミックポストを得られるか、はよく分からない。だが幾つかの要因を挙げることは出来る。前回も書いたがこれからの天文学研究者は「40歳までに准教授(助教授)ポストを取れるかどうか」が運命の分かれ道になると思われる。これではとても他人に進められる職業では無い(笑)、実際に進めてないし...だがそれでも天文学研究者になりたい、という若人のために、その幾つかの重要な要因をお知らせしておこう。 まずその一。論文を沢山書けば、本当にアカポストが得られるのか?最近の天文学会年会では、天文教育フォーラムの中でOD・PD問題が取り上げられており、そのまとめは「天文月報」(日本天文学会の会報誌)に掲載されている。ここにも明記されているが、大抵の募集先において「研究しか出来ない、研究にしか興味
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