まえがき 先日、「現場で使える!TensorFlow開発入門」という本を買った。 とてもわかり易い本で、画像分類からGANまで広くに渡って解説していた。 ちょっとスクリプトが古く、TensorFlow 1.x で書いているため、現在のTensorFlow 2.x だと動かないところも多いが、 Kerasに関しては、ほぼ互換性が保たれているため、4章以降はほぼ問題なく動かせる。 さて、実際に本を読んで勉強したのだから、何らかのアウトプットをしたいと考えた。 だけど、ただ、同じことをやるのは面白くない。そこで、今回は個人的に今興味を持っている音声解析を、Kerasを利用してやってみようと思う。 自分としては、become-yukarinのように、声を変換するようなものを作りたかったのだが、最初にやるには少し難しすぎるので、今回は入門として、 『音声から声優さんが誰かを判別させよう』 というテー