朝日新聞の投書欄が話題になっている。神奈川県の小学6年生の児童による投書が、子供の声を借りた政治主張ではないかという声がツイッター上であがっている。気になって新聞を買って読んでみると、投書欄だけでなく「朝日川柳」も反政府の論調で占められ、政治主張の場のようになっていた。詠み人の社会を見る歪んだ目、救いようのない鬱屈した思いばかり感じさせられる不快なものでしかない。 ■誰かがPCR検査を止めている? 3月4日付けの「朝日川柳」には7句が掲載されている。特徴的なのは(1)反政府の立場、(2)不明確、あるいは間違った事実関係を前提に批判しているものが多い点。個別に見てみよう。 ・どう見ても誰かが検査を止めている 東京都 鈴木了一 これは新型コロナウイルスのPCR検査が十分に行われていない事実を題材にしているのであろう。この点は安倍首相が記者会見で「PCR検査については、検査がしたくても保健所で断