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やる気の出し方
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アインシュタインが光電効果の理論、ブラウン運動の理論、特殊相対性理論という革命的な3つの論文を発表してからちょうど100年。IUPAP(国際純正応用物理学連合)総会は、2005年を世界物理年(World Year of Physics=WYP2005)と定めた。この間、われわれは高度情報化社会を構築し、ユビキタスネットワーク社会を実現させるまでに至った。これからも、今まで以上に先端研究が進められ、さまざまな技術革新によって生活が進化していくことだろう。その一例として、光学分野の先端テーマである「フォトニック結晶」と、理論物理の先端テーマである「フラクタル」が結びついて生まれた「フォトニックフラクタル」と呼ぶ先端技術がある。この技術の誕生背景について、研究グループの中心的存在である信州大学理学部の武田三男教授に聞いた。 武田 三男 Takeda Mitsuo 信州大学 理学部 物理科
1992年の発売以来,急速に市場に普及した日立製作所のRISC型32ビット・マイクロコントローラ「SHマイコン」。1996年には,32ビット・マイクロコントローラの分野で世界シェア2位 を獲得した。このSHマイコンの開発を先頭になって進めたのが河崎俊平氏である。彼は,とある学会での発表がキッカケでRISC型マイクロコントローラの開発を夢見るようになる。しかし実際に任されたのは浮動小数点演算コプロセサの開発。希望をくじかれ,いったんは転職を決意する。 話は1989年にさかのぼる。一人の男が転職を決意しようとしていた。彼の名前は河崎俊平。日立製作所に勤める技術者である。彼が選んだのは米Apple Computer,Inc.。当時,飛ぶ鳥を落とす勢いで成長していたパソコン・メーカである注1)。技術者にとっては働きがいのある魅力的な会社だった。このとき河崎氏が転職に踏み切っていれば,「SHマ
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