モノを見るとき、ぼくたちはスキーム(枠組み)というものを使ってます。地元のヤマダ電機より価格.comのほうが お買い得トクに「見える」のは、損得や価格というスキームを使ったからこそ。 おなじように、上から目線に敏感な人は、上下というスキームを採用しているからだと著者は分析しています。 「上から目線」の構造 日経プレミアシリーズ 作者: 榎本博明出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2011/10/12メディア: 新書購入: 6人 クリック: 158回この商品を含むブログ (15件) を見る これは能力や知識といったレベルの違いではなく、単純に「上下」という位置関係、構図だけというのがポイントです。アドバイスの価値や意図にはなかなか目が行かず、「上」というだけで拒否してしまう人々もいるそうです。 現代の日本は「すべてをそのまま包み込み、個性や能力に関係なく一切平等に扱」おうとする母