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今週のお題「私のテーマソング」 えー、皆さんご存知のとおり、ぼくは馬の骨(平沢進にわかファン)です。 師匠の楽曲と歌声は、ぼくのような高2病クリエイターの魂をクトゥルフの呼び声のように揺さぶってくれるため、 自分でも気づかないうちに長編作品の章タイトルが全て平沢進/P-MODEL/核P-MODELの曲名になっていたりします。間違いなく馬の骨です(あとで思い直してやめたけど)。あと恋カケに『賢者のプロペラ』が出てきたら僕のしわざです。 お葬式の際は『Switched-On Lotus』で送り出していただきたい。 というわけでテーマソングがあるなら師匠の曲になりますが、1曲決めるとなると難しいですね。 初めて聴く人のために1曲目を選ぶなら「白虎野の娘」になっちゃいますしねー。 ところで「ダブステップをエロゲのBGMにしたらチャレンジだよね」って会話を某ゲームブランドの代表さんとしたことがありま
漫画家のシオミヤイルカさんがKindleでオリジナルの本を出版されたそうです。 しかも紙の本は講談社から、Kindle版は個人で販売という離れ業。 【KDP最前線】紙のコミックスは講談社から。電子書籍はマンガ家個人で本日同時発売「原始乙女と神の塔」を執筆したシオミヤ イルカさんにインタビュー この方式って、作家にとってはすごく合理的な気がしますね。 出版社を通していることで作品の品質はお墨付きですし。 電子書籍分のアガリを取られることなくお小遣いにできるわけでしょう? いや実際、自分で電書売ったこともなければ出版社から本出したこともない人間が何を言ってるんだくらいに受け取ってもらればいいんですけど。 ほんで、こっからは全然違う話。 ぼくがシオミヤイルカさんという漫画家を知ったのはパンドラという文芸雑誌です。 シオミヤさんの描く「人間試験」は殺人鬼の話ということもありますが、精緻な線で描かれ
アニメBlu-rayが売れない呟きから考える 漫画原作でアニメ化する→アニメが話題になる→原作の漫画が売れ始める→しかしアニメのBlu-rayは売れないの辛さは、2億近く出してアニメを作った出資社のものが売れず、アニメに全くお金を出してない原作ものが売れるという点。原作売るためにアニメ化したんでしたっけ?となる… — ぬこP(佐々木まりな) (@nucoxx) 2015, 9月 28 A「はい、その通りです」 B「そんな……」 A「だってさ、『誰もが見られて』『無料で』『一度見せたもの』をパッケージングしても言っちゃ悪いけど商品としては弱いでしょ? ラブ◯イブくらい長い時間をかけてファンを開墾して、露骨に特典商法してようやく儲かるくらいなのに、原作の人気に頼った1クールアニメでBlu-rayが売れると思う方がどうかしてる」 B「アニメ化すると原作が売れる、という現象がそもそもおかしくないで
さあやってまいりました。 「この電子書籍がすごい!」大賞のお時間です。 なんじゃそれ、と思われるかもしれませんが「この電子書籍がすごい!」大賞は、ふだん全然読書しない寡作ならぬ寡読なサドさんが読了した数少ない電子書籍の中から感銘を受けた作品をノミネートする賞です。ただのレビューです。 ぶっちゃけT島社さんが電子書籍に目をつけたときSEOのノイズにしかならないと思いますが気にしない。 はい。というわけで。 記念すべき第1回の受賞はこちらの作品です。 コヲロコヲロ (LIBERTYWORKS) 作者: 永元千尋 発売日: 2015/04/17 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 作品名「コヲロコヲロ」(LIBERTYWORKS)※電子書籍のみ。 著者は永元千尋(@libertyworks_cy)さん。 この作品がどんな事情で電子書籍として出版されたのかについては電書ちゃんが
アニメSHIROBAKOではシナリオ1話分が毎回ペラ100枚を越えていたそうです。普通のアニメではだいたいペラ80枚だそうです。 さて問題。 「ペラ1枚」って何文字? デジタルネイティブの私たちは21世紀にもなって原稿用紙で作品を書くということはまずありません。ところが原稿用紙、つまり手書き原稿はベテランの書き手を中心にまだまだ現役です。そこで使われるのが「ペラ~枚」という表現。 ペラというのは原稿用紙のことですが、小中学校で使ったことのある400字詰原稿用紙とはちょっとちがいます。 正解は200文字。 つまり、SHIROBAKOのペラ100枚は単純計算して2万文字分ということになります。普通のアニメなら80枚ですから、1万6千文字です。 放送時間は同じ23分ですから、SHIROBAKOの脚本がいかに密度濃いか分かりますね。 また30分アニメは1話完結というのは少なく、だいたいこれを13回
昨日の記事で力尽きたので、今日は軽めです。 恋カケの体験版をやらせていただいたとき、1章2章と(いわゆる共通ルート、さらにいえば星奏・彩音ルート)で、とてもきれいに効果的に『回想シーン』が使われていることに気がつきました。これはひとえに新島先生の手腕です。 しかし日本ドラマ脚本のスペシャリスト新井一先生によれば、『回想シーン』は使わない方がよろしい、ということも言われます。もちろんこれはシナリオ初心者に対する戒めであり、プロはきちんと回想シーンを使うことができます。 自分の話をすると、僕は基本的にストーリーで回想シーンを使いません。もちろん新井一先生の言葉を実践しているわけです。 しかしながらキャラクターに感情移入させるためには、この「過去」と「今」のつながりが非常に重要になってくると今回あらためて実感させられました。 過去にあったことが現在のキャラの行動のトリガーになっている。現在の段階
物語の法則 ※ラフダイヤモンド20話より。 そうです、今日はヒーローズ・ジャーニーの話をします。 みなさん聞いたことありますか? ヒーローズ・ジャーニーとは―― あ、もう高槻先生(主人公。眼鏡のキャラ)に言われてしまってるじゃないか。 言われてしまったし、説明もされているので、あとはラフダイヤモンド20話を読んでください。はい、ヒーローズ・ジャーニーの話、終わり! ……嘘です。続けます。 昨今、漫画・小説・ゲームなどクリエイターや業界そのものを舞台とした作品が増えています。これらの現象が意味するものは、その業界に興味のある人たちが増えているということです。 そんな『業界もの』作品に、緒方てい先生の「ラフダイヤモンド」があります。 業界ものではありますが、注目すべきはそのハウツー本としての側面です。 同じ20話では、こんな会話がなされます。 あきら「『ヒーローズ・ジャーニー』なんて初めて聞い
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