埼玉県教育局は31日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため臨時休校中に中学2年の女子生徒を呼び出しキスしたなどとして 県西部の公立中学校の男性臨時教諭(28)を地方公務員法に基づき、免職の懲戒処分にしたと発表した。 30日付。同局は「被害生徒の保護のため」として教諭の氏名や学校名を公表していない。 本年度の教員によるわいせつ行為は17件、懲戒処分全体では39件となり、いずれも過去10年で最多となった。 同局小中学校人事課によると、女子生徒は教諭が顧問を務める運動部に所属。 教諭は同局の聞き取りに対し、「2月27日午前7時45分ごろに、体育館で生徒から『キスをしてもいいか』 と聞かれ『頬ならいい』と答えた」と説明し、28日には再び生徒から「口にキスをしてもいいか」と聞かれ 互いにキスをしたと話しているという。 教諭はその後、生徒と携帯電話のメッセージ機能でやりとりをして呼び出し、3月の臨時休