サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
ノーベル賞
sgwse.dou-jin.com
細野不二彦という漫画家はもう少し真っ当な感覚の持ち主だと思っていたのだが、どうやらそうではないらしい。講談社のイブニングで連載されている(6年くらい休載して先週から再開した)「ヤミの乱破」の事である。 この漫画の内容を簡単に説明すると、元特務機関のスパイだった主人公が日本敗戦後も反共の闘士としてソ連の侵略に立ち向かうという、読んでる読者の頭の方がおかしくなってきそうな代物だ。しかもソ連側の共産主義者達がサイボーグみたいな改造人間だったりするとか、多少なりとも理性のある漫画家ならとても恥ずかしくて描けないだろう。いくら右翼的な内容であっても、かわぐちかいじでさえここまでひでえ内容の漫画は描かない。はっきり言ってこんなものは80年代頃まで軍事政権下の韓国で量産された子供向け反共プロパガンダ漫画・アニメ並み、いやそれ以下の水準だ。もちろん今の韓国ではそんなアホらしいアニメや漫画は作られていない
大飯原発の再稼動に反対とか勇ましい事を言ってたはずが、翌日にはもうこのザマだ。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120403-00000038-mai-bus_all <枝野経産相>大飯再稼働反対の発言を修正 毎日新聞 4月3日(火)12時49分配信 枝野幸男経済産業相は3日の閣議後の記者会見で、2日の参院予算委員会で関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に「現時点では反対だ」とした自身の発言について「(2日の段階では)私自身が(国の原子力安全委員会の報告書などを)全部精査しておらず、安全だと確認していない段階だった」と説明。その上で「今日は昨日の段階とは違う」と、再稼働反対発言を事実上修正した。 そのうえで、再稼働への今後の方針については、3日夜から野田佳彦首相と自身も含む3閣僚で協議することをあげて「政府の合議で決めるものだ」と述
ドイツの緑の党が反原発運動などで環境保護に大きな役割を果たしてきた事は誰もが認める所だろう。だが同時にこの党がユーゴスラビア内戦をはじめとして他国の紛争への武力介入を推し進めたタカ派である事もまた、広く(?)知られた厳然たる事実である。 ドイツ緑の党を特に代表する著名な人物としては、外相も務めたヨシュカ・フィッシャーが日本でも有名だ。フィッシャーの履歴を調べてみると、緑の党が統一後初の総選挙で連邦議会に49議席確保して大躍進した1994年の翌95年には、早くもボスニア紛争問題でそのタカ派ぶりを発揮していた。当時党代表だったフィッシャーはボスニア紛争に対し、党内の平和主義者達の声を抑え込んで「現実的対応」という日本で言えば極めて小沢一郎的な路線を打ち出している。「現実的対応」などと言うが、これは平たく言えば武力行使も厭わないよという事だ。そして98年に社会民主党と緑の党が連立して政権を取り、
◆土井香苗の現在の「力」(1) 言うまでもなく土井香苗は世界最大(にして世界一金持ち)の人権NGOであるHRWの大幹部にして日本支部長という要職にある。そこから派生する人脈の広さと知名度だ。過去の「勲章」と現在の地位のおかげで護憲派・左派・リベラルのメディアや集会ではひっぱりだこである。土井を起用した事のない護憲派団体を見つける事は難しい。結果護憲派や人権の世界では、とりあえず土井さんに原稿書いてもらうか講演頼めばよかんべえイズムというのが蔓延しきっていると言って良いだろう。9条の会だのマガジン9条はその典型だ。 土井は韓国と日本の極右過激派だけでなく、護憲派や左翼の世界でも盟主・黒幕的存在なのである。右でも左でも顔役。 そして報道界への影響力だ。まず土井は朝日ニュースターで「ニュースの深層」と「デモクラシーNOW」と二つも自分の番組を持っている。前者は曜日毎に司会者をローテーションする
◆土井香苗の初期の「勲章」 土井香苗が何故に日本の護憲派や人権NGO界でもてはやされているのかを知るには、この女が持っている「力」を知る必要がある。 まず、今の土井は言うまでもなく世界最大の人権NGOであるHRWの日本支部長を務める大幹部として金も権力も「社会的名声」も持ち合わせているが、いかに今の日本の左派・リベラルが堕落しきっているとは言えど、それだけではあそこまでもてはやされる理由にならない。それ以前の時期に護憲・人権運動に大きく関わってきた履歴がかなりものを言っている部分も否定出来ないだろう。 学生時代の97年5月からの1年間にはピースボートのスタッフとしてアフリカへ渡り、当時エチオピアから独立したばかりのエリトリアで建国事業にボランティアとして参加していた。当時東大法学部の学生だった土井が担当したのは新しい法律を作る為の作業であったという。 帰国して2000年に弁護士になってから
◆日本のNGO界随一の「持てる者」 これまで何度も指摘してきたが、この弁護士にしてHRW日本支部長である土井香苗という女は、日本において「保護する責任」「人道的介入」を理由にした他国への軍事介入を最も熱心に推進・主張している人間だ。とりわけ北朝鮮とエリトリアに対するネガティブキャンペーンは凄まじく、あんな独裁国家は今すぐにも戦争して潰せと言わんばかりのヒステリックな言い草でこれらの国々を猛攻撃している。 そればかりではない。原発や核兵器に対するHRWと土井のスタンスも大いに問題だろう。とりあえずHRWと土井は原子力発電所や核に対しては「推進すべきだ」とも「廃絶すべきだ」ともこれまで明確に立場を表明して来なかった。だが、次のような事実がある。 HRWはアムネスティやFIDH(International Federation for Human Rights)といった大手人権NGOと共に「北
韓国のキリスト教系カルトである統一協会については、日本でも多くの人間がその霊感商法をはじめとする犯罪行為を問題にして批判してきた。 が、日本で統一協会批判をしてきた人間達が全く気付いていない(あるいは意図的に無視している?)重大な問題がある。それは、韓国の正等派キリスト教界の腐敗堕落ぶりだ。韓国のプロテスタント(一般的に韓国ではキリスト教というと教勢が大きいプロテスタントの方を指す。韓国ではこれを改新教と言い、一方でカトリックは天主教と呼ばれる)大手教団の腐敗堕落ぶりははっきり言って言語を絶しており、旧軍事政権時代の政権との癒着、親日親米反共主義、北朝鮮に対するタカ派路線(北朝鮮に対する風船ビラ散布活動などはこうした韓国プロテスタント教会主流派が積極的に加担・主導している)、信者への無理な献金強要、教団資金不正流用疑惑、教団代表者の下半身スキャンダル、教団代表者への神格化教育、進化論など
シリアで取材中に政府側の攻撃で殺されたとされる日本人記者・山本美香については、その死を悼む声があちこちで流されている。いかにも、「戦争の真実」を伝え続けて来た素晴らしいジャーナリストの死は惜しい、といった論調のコメントがだ。だが、果たしてそれは本当か? 率直に言って、筆者は山本美香が元アジアプレス出身だという履歴に大変な個人的嫌悪感・偏見を感じる。それもアジアプレス社長の野中章弘から高く評価されていた上に、今回の件でアジアプレス関係者が一斉に追悼の意を表明している事から、退社独立後も古巣との関係は良かったのだろう。もちろんそれはこの女の報道スタンスが、退社後もアジアプレスと親和性が高かった事を意味しており、それこそ筆者が彼女にある種の偏見を抱く大きな原因だ。だが、それを抜きにしても直感的に大変な胡散臭さと違和感が感じられて仕方がなかった。 その胡散臭さと違和感の原因の一つは、山本美香の死と
関西学院大学教授の金明秀という男は在日の参政権問題や民族差別問題で色々と発言を行い、宮台真司の歴史的無知を曝け出した妄言を批判したりしたのは、まあ良いと思う。が、金明秀のこれまでの発言には今一つ民族としての緊迫感というか切迫感というものがあまり感じられず、どれも机上の空論的という印象を筆者は拭い切れなかった。在日でありながら、日本社会が自分達に加えている民族差別や抑圧政策といったものを自分の体で感じていないよそよそしさというか、脳天気さというか…。とにかく訳分んない奴だと、筆者はこれまで思って来た。 大した著書がある訳でもない有象無象の小物学者なので問題にする必要もなかったのだが、さすがに人権協会の発行物にこのような発言が載った事は見過ごせない。 http://han.org/blog/2011/07/post-154.html リスク社会における新たな運動課題としての《朝鮮学校無償化
以下に述べるのは最近の情勢から感じた個人的な予感であり、あまり具体的な根拠はない。なぜにそう言えるのかと聞かれてもはっきりとした根拠に基づいた理由を説明出来ないのだが、飽くまでも個人的な嫌な予感として読み飛ばしていただきたい。 日本の左派・リベラルと呼ばれる主な連中、いわば小沢一郎の信者になったり佐藤優現象にイカレている左系の報道・論壇・政治勢力といった層は、今後徐々に橋下徹・維新の会勢力に擦り寄るのではないか。護憲・脱原発などを実現する為に、小沢・佐藤から橋下にまで「ウイングを広げて」(笑)とか何とか言い出して。つまり「小沢派左派の橋下派左派化現象」が今年から顕著になるのではないかという予感がしてならない。 この手の連中(リベラル・左派勢、すなわちいわゆる小沢派左派)は現在の所は橋下を批判する口振りが優勢だが、それが橋下支持に転向するのに何の躊躇いもないだろう。反橋下が親橋下に寝返る際に
北が倒れる日…三星大暴落、江南生き地獄、青瓦台は? 【平和が優先する】「戦争の追憶」を封印する本 記事入力 2011-12-23 午後6:47:00 2012年4月15日。金日成の誕生日「太陽節」、休戦ライン近辺の北朝鮮軍一部が銃口を南側でなく北側に向けた。2011年12月17日の金正日死後「金正恩体制」に不満を抱く北朝鮮軍内反対派がクーデターを試みたのだ。平壤近辺で局地的な交戦があり、このニュースはそのまま全世界に打電された。 交戦のニュースが伝わるや否や、アメリカはすぐにバラク・オバマ大統領名義の声明を発表した。「北朝鮮体制の変化を鋭意注視しており、特に北朝鮮の大量破壊兵器と核兵器が韓国・日本・台湾など友邦を脅かす事を座視はしない」日本横須賀の米軍第7艦隊所属航空母艦が東海と南海近くの公海上に移動した。 こうしたアメリカの動きに中国が即刻反応した。「中国は金正恩を含む北朝鮮権力と
金正日死亡後のニュースを色々と見ていて、ふとマガジン9条のニュースリンクがあった。久しぶりに見てみたら、相変わらずの凄まじさである。マガジン9条は週刊金曜日と同じで、リビアの事態を純然たる「自由を求める民衆蜂起」として認識する方針だという事がよく分かった。予想通りではあるが、非常に悪趣味なものを見せられた気がする。 http://www.magazine9.jp/other/libya/index3.php 続・リビアで今、起こっていること〜アーデル・スレイマンさんインタビュー|マガジン9 特に凄まじい内容だった記述を以下に列挙する。 「40年間泣き寝入りしていた人たちが、やっと動き出したんです」 「ただ、一方でNATOの空爆がなかったらカダフィ勢力を倒すのは無理だったんじゃないかというのも、多くのリビア人の共通認識になっています。やっぱりカダフィ派は軍事的に非常に強くて、武器も大量に所
石丸次郎は嘘とデタラメを垂れ流すしか能がない男だが、それでも「北朝鮮専門家」の看板を掲げているせいでそれなりに昨日は出番が回って来たようだ。もっともこれが石丸にとって「最後の晴れ舞台」になる可能性もある訳だが…。それでもツイッターを見ていると例によって北朝鮮の公式発表を信じるな、の一点張りで何一つとして参考になる事実発掘も分析もなかった。この男のスタンスは2002年の「『北朝鮮報道のあり方』を考える記者会見・討論会」から何も変わっていない。石丸がやっているのは「事実の報道」ではなく「北朝鮮転覆の為の政治運動」だという事が良く分かるだろう。 だが「金正日死亡」の直前に石丸は興味深い発言をツイッターでしていた。以下の文はもっと早くに載せる予定だったが、忍者ブログのメンテナンスがほぼ1日近くなってしまった上に、金正日関連の翻訳を優先させざるを得なかった為に載せられなかったものだ。一段落した所で改
不動産会社の資産隠し事件で、結局安田好弘の有罪は罰金刑が確定したようだ。 それにしてもヒューマン・ライツ・ウォッチの土井香苗の事を書こうと準備している最中に、安田の話題に接するのも奇遇なものだと思う。両人には奇妙な共通点があるからだ。 安田好弘も土井香苗もかつては「人権派弁護士」として売り出し、今もその時のイメージや虚名だけが付きまとって、死刑反対運動や護憲運動の世界でかなりの影響力を保持し続けている点が。 安田はこれまで死刑反対を強く主張し、その為に弁護士の引き受け手がいない凶悪事件の被告の弁護を多く受ける事でそれを実践してきた。 土井は弱者の役に立ちたいという事から法律家を目指し、弁護士になって間もない頃は外国人労働者や難民などの弁護を熱心に引き受け、護憲運動にも積極的で、イラク日本人人質事件でも人質達の解放や弁護に立ち回った。 ところがこの二人のかつての志は立派だった(かもし
今年リビアやコートジボワールでNATO(とその加盟国)や国連PKOによる侵略戦争が引き起こされ、そして今後同じ事が北朝鮮やイラン・エリトリアなどでも引き起こされる危険が高い事は言うまでもありません。こうした最近の戦争では「国民を保護する能力のない『独裁国家』を打倒して民主化し、その国民を保護する為に武力介入するんだ」という、いわゆる「人道的介入」「保護する責任(R2P)」論という大義名分を掲げて国連PKOや欧米の「先進諸国」が戦争を仕掛けるというパターンが増えてきました。歴史を遡れば太古の昔から侵略者がそうしたもっともらしい開戦の口実をでっち上げるのが戦争の歴史ではありましたが、最近の「人道的介入」「保護する責任(R2P)」論は過去のそうした例と比べてもかなり異様・異質で不気味なものを感じさせます。それは侵略戦争を肯定する側の宣伝活動がより巧妙になって人々が騙され易くなった事と、本来ならば
紛争地域で産出されたダイヤモンドを取引しないようにする国際監視体制として「キンバリープロセス」というのがある。これは2003年に国連で構築され、要するにアフリカなどの紛争国や「独裁国家」で産出したダイヤが「テロリスト」や「独裁者」の資金源にならないようにという取り決めだ。 だが、この「独裁国家」や「テロリスト」の基準が怪しい事から、キンバリープロセスが必ずしも公正と言えない事は容易に想像がつくと思う。一口に「紛争国」と言っても、その紛争の原因を歴史的に深く考える必要がある。その「独裁国家」とやらは単に欧米と対立しているのでそのように呼ばれているだけではないのか。「紛争」の原因も欧米先進国の植民地化や資源略奪戦争が原因で起こったものではないのか。そうした詳しい事情をまともに吟味せず、欧米などの「先進国」が一方的に「キンバリープロセスだ! 血のダイヤモンドは輸入禁止だ!」と騒ぎ立てるのはおか
五つの怪談タイプと消息通の正体 真実の言葉つぶて 韓浩錫(ハン・ホソッ 統一学研究所所長) 五つの怪談類型が広まっている。 いつ頃からか言論媒体達は「北朝鮮情報」を垂れ流し始めたが、誰もが知るように、「北朝鮮情報」は悪毒で、苦痛で、醜悪で、絶望的な姿で描写された怪談だ。 だが言論媒体達が日毎垂れ流す様々な「北朝鮮情報」をよく見てみると無定形に垂れ流すのではなく、ある一定の型に従って引き続き繰り返されているのを知る事が出来る。 言うなれば、「北朝鮮情報」は5種類の怪談タイプで繰り返されるのだが、暴圧怪談・飢饉怪談・腐敗怪談・犯罪怪談・堕落怪談がそれにあたる。この地の言論媒体達が垂れ流す各種「北朝鮮情報」達は全てこの5種類の怪談タイプの中のどれか一つに属す。 最近南のマスコミで出回ったのは堕落怪談だ。例えば、北の女学生達が高い携帯電話を買う為に売春をするだとか、あるいは北の女性達が生活費や小
http://news.livedoor.com/article/detail/6002938/ ダライ・ラマ14世「原発は必要」 チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世が7日、都内で会見を行った。自由報道協会が主催したもの。ダライ・ラマ14世は、今回の来日で東日本大震災の被災地を訪問をしている。原発エネルギーを容認する姿勢への質問には、自然エネルギーで電力をまかなえる可能性があるのは先進国だからであり、発展途上国には原発は必要だと訴えた。 ダライ・ラマ14世という男についてはアメリカのNEDや統一協会・オウムとの関係など、寄付さえもらえりゃどこへでも行くという無節操さから、その本性や実態はイメージと大きくかけ離れた、法王ならぬ俗物王ではないかと筆者は常々思って来た。中国に追われて色々な苦労はあったかもしれないが、基本的にはチベットの僧侶という特権階級育ちで民衆を顧みず、また似たよ
ネタとして週刊金曜日を立ち読みした所、今週はとりわけ凄まじい内容だった。まさに毒電波ゆんゆん20000%くらいであろうか。 一つはリビア情勢。何と「リビア・カダフィ大佐死亡 解放の歓喜と代償 写真・文 尾崎孝史」と称して、「カダフィの独裁から解放されて喜ぶリビア市民」の写真をデカデカと掲載していた。しかもカダフィの死に様を「命乞いして哀れに死んだ」と散々にこき下ろしている。まるっきりアルジャジーラのヤラセ報道まんま引き写しではないか。陥落直後(だけでなく、多分今も)のトリポリ市内は暫定政府軍(反乱軍)とNATOの戦車やヘリが飛び回って厳戒態勢であり、市民は外に出るのも危険だったのに、どうやってあんな風に表へ出てはしゃげると? 仮にそのトリポリ市内の光景がヤラセでない事実だとしても、せめてNATOの空爆で犠牲になった民衆の写真くらいは載せろという話だろう。それでこそ「歓喜と代償」と言えるので
さて、敵を知り己を知れば何とやらの例えのように、敵の本山たるHRWという団体についてこれから色々と研究して知っておかねばなるまい。前記土井香苗のブログにもあるように、HRWは自らを「世界の三大国際人権団体」とまで大言壮語した。これまで在日の人権問題にも取り組んだ事のあるアムネスティまでもがこのような戦争扇動の動きに加担する軽挙妄動ぶりはあまりに失望させる出来事だが、逆に言えばこれは欧米のNGOの世界というのが我々の予想以上に腐敗し、「戦争屋への協力者化」している証拠かもしれない。 そのHRWは何故に巨大化して人権団体御三家にまでのし上がったのか? 気掛かりな発言がある。日本支部長・土井香苗がHRWに入ったのは2008年であり、その時の事について本人が以下のような記録を残していた。 http://www.kaihou-s.com/suiheisen/suihei_0812.htm ◆ 弁
ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)という自称「人権団体」がこれまでにイラク戦争の開戦を正当化したり、ユーゴスラビアやリビアへのNATO軍事介入を扇動・先導したり、アフリカのコンゴやスーダンで行われて来た内戦や虐殺事件の真相を歪め、または隠蔽するなど、欧米の戦争屋や資源略奪者の手先となって活動してきた事はどれほど強調してもし過ぎる事のない厳然たる事実である。そのくせ、世界中でイラク戦争の不正義・非道ぶりが問題になったり、当時の大統領ジョージ・ブッシュとその閣僚達が嫌われ者になるや、そのとばっちりを逃れる為に自分らの事は完全に棚に上げてブッシュやラムズフェルドらだけを悪者扱いし「戦争犯罪人だ」などと非難するのだから、これほどひどい外道集団は世界中探しても珍しいだろう。 はっきり言ってHRWという団体とその指導者であるケネス・ロスやアリソン・デフォージュ(故人)、土井香苗といった連中は、ブ
佐藤優という男を評してよく「外務省のラスプーチン」などと言われる事が多い。本人もその二つ名に大層御満悦のようで、自らそう称する事もあるようだ。ビッグコミックで連載された佐藤のPR漫画も「憂国のラスプーチン」という題名だった。が、しかし…。 佐藤のごときチンピラ(元)外交官を、帝政ロシア末期に権勢を振るって良くも悪くも歴史上の大人物であった怪僧ラスプーチンになぞらえるのは、あまりにもラスプーチンに対して失礼であろう。グリゴリー・ラスプーチンというのはロシアの皇后から信頼されて権勢を振るった人物であり、日本で言えば奈良時代の道鏡に近い。それらに比べると佐藤の言動はあまりにみみっちく、「ラスプーチン」などという渾名はあまりに不釣合いである。 では、佐藤を対ロシア外交官だった履歴に合わせて、ロシアの人物になぞらえるとしたら誰が一番似ているだろうか? 筆者の私見として言うならば、佐藤優に最もそっく
その1 中東の衛星放送として今や誰もが知るアルジャジーラにおいて、社長のワダフ・ハンファル(Wadah Khanfar)が辞任した。すでに日本の各メディアでも報道されている事実であるが、アルジャジーラがアメリカの意向に沿って報道内容を「自主規制」したのが原因とされる。 例・沖縄タイムスの配信記事 http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-09-21_23747/ 【カイロ共同】中東の衛星テレビ局、アルジャジーラは20日、ワダフ・ハンファル社長が辞任したことをウェブサイト上で明らかにした。AP通信などによると、内部告発サイト「ウィキリークス」が最近になって、ハンファル氏と米国が緊密な関係にあり、米国の意向に沿って報道を抑制したとの内容の米公電を伝えていた。 8月末に明らかになった米公電によると、同氏はイラクの駐留米軍の作戦に関する報道で、負傷
福島原発事故以来、原発に拒否感を持つ人々が増えたのは良い事ですが、それに便乗する悪質な詐欺もずいぶんと増えました。例を挙げると。 ・放射能を分解してくれる「奇跡の微生物」を発見した。 ・放射能障害や癌・白血病に効く薬を発見した。 ・ジャーナリストや文化人で昨日まで熱心な原発推進派だったのが、保身の為に急に脱原発派のような事を言い出す(大前研一・小佐古敏荘など)。 ・石丸次郎のように広瀬隆氏や金子勝を白々しく持ち上げて脱原発派のような振りをしておきながら、その裏では韓国の原発推進派シンクタンク(世宗研究所)と手を組んで、講演までしている。 などなど。 こうした「脱原発詐欺」の同類として他に気を付けねばならないものとしては「右翼による脱原発運動」と「脱原発を隠れ蓑にした核融合炉推進論」が挙げられるでしょう。 例によって先週出たばかりの週刊金曜日(2011.09.02号)で鈴木邦夫が「な
2004年に休刊した月刊誌で「噂の真相」という雑誌がありました。鋭い記事も多かったので当時は筆者も愛読したものですが、結局訴訟を多く抱えて面倒事がこれ以上増える前にさっさと休刊を決め込んでしまったのです。 で、同誌の社長にして編集長だった岡留安則が今どうしているかというと http://news.livedoor.com/article/detail/5832310/ ■9月某日 「琉球新報」で毎週一回連載されている佐藤優氏の「ウチナー評論」(琉球新報社)の出版記念パーティがハーバービューホテルで開かれたので、発起人の一人として参加する。 佐藤氏は外務省時代、実刑判決を受けて目下服役中の鈴木宗男元議員とともに、東京地検特捜部に狙い撃ち逮捕されて、執行猶予付の刑が確定した元外務省主任分析官。現役時代に知りえた官僚の体質や発想を逆手にとって沖縄問題に対する官僚の手口を暴露し、沖縄側の対処の
リビア反乱軍、移民労働者女性集団レイプ疑惑 「銃を持った暴漢達が難民キャンプ襲撃」国境なき医師団が被害確認 記事入力2011.08.30 午後5:229:46 内戦が続いているリビアで、アフリカ出身移民労働者女性達が武装した暴漢達によって集団レイプされたという主張が国際医療奉仕団体「国境なき医師団」などによって提起された。 ※訳注 日本では「国境なき医師団」という名称のこの団体(仏語 Médecins Sans Frontières 英語 Doctors without Borders フランス人医師によって設立された為、正式な略称は仏語名称をを縮めたMSF)は韓国では「国境なき医師会」という正式名称になっていて、日本語とは若干表記が異なる。本記事原文でも「医師会」だが、ここでは日本での正式名称である「医師団」とした。 リビア首都トリポリから西に27キロ離れた漁村に一時留まっている二人
前の翻訳記事の末尾に付け加えようと思いましたが、長くなったので新しい記事として掲載します。 先に掲載しました「翻訳記事 北朝鮮人権問題と北朝鮮人権法」には若干矛盾っぽい記述がありました。前半の方で「「先平和、後人権」の観点は人権自体が留保出来ない神聖な価値という点を看過する側面を抱えている」「「先平和、後人権」の脈絡で北朝鮮人権問題に相対的に粗忽であった改革進歩陣営の反省が要求されると言える」と言っておきながら、後半の方では「北朝鮮人権問題改善の為の最も基本的な環境提供は南北・朝米・朝日関係など脱冷戦以後にも続いている敵対的対立関係の緩和及び終息にあるという点だ」としており、結局は平和体制を構築しなければどうしようもないという結論に行き着いている事です。これは筆者の誤訳ではなく原文がそうなのですが、結局はどう考えても北朝鮮の人権問題を解決するには敵対的対立関係を終わらせる以外にありません。
最近の大雨でソウルや江原道といった韓国北部(つまり朝鮮半島全体で言えば中部。38線沿い)で洪水が発生しました。かなりひどい被害なのですが、日本ではその深刻さがほとんど報道されていません。北朝鮮でその手の水害が起こったら鬼の首を取ったように騒ぎ立てる日本のマスコミは、南で同じような事が起こっても全く関心がないようです。 韓国では李明博(MB)政権になって4大河川整備事業という治水事業を大掛かりにやっているのですが、これが実際には整備や治水とは全くかけ離れた自然破壊土木工事に過ぎず、工事をした流域で水質汚染や堤防の決壊、洪水、浸水や工事の影響による文化遺産の破壊などが頻発してきました。今回の洪水も明らかにその影響が大でしょう。特にソウルの場合は4大河川事業以前に、MBがソウル市長だった頃にやった「清渓川復元事業」による影響やその事実上後継者である現市長・呉世勲(オ・セフン)の進める「デザイン首
http://news.livedoor.com/article/detail/5746396/?p=2 事実に基づく真相 何か訳分かんない変なブログがライブドアの配信記事になってたので読んでみたのですが…。 感想を言わせてもらうなら、甘ったれんなの一言です。 役者の仕事がうまくいかなくなったので酒に逃げて生活ボロボロになりました。でもその矢先に東日本大震災が起こって自分よりも悲惨な人間が大量に出現しました。そう考えると気が楽になって優越感に満たされ、(独りよがりな)元気が出て来ました。 要約するとそういう話でしょう? 他人の不幸を喜んで自分に元気が出たという馬鹿丸出しな事を恥ずかしげもなく告白しているに過ぎないではありませんか。この高岡とかいう男の事を筆者はよく知りませんが、これほど世の中をなめてる馬鹿を見たのは在特会以来(笑)です。まさに愛国心は悪党の最後の逃げ場とはよく言った
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『くるしくても(旧:スーパーゲームズワークショップエンターテイメント)』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く