格闘ゲーマーの目から見ると、日本ほど練習環境が整っている国は他に無いかもしれない。 格闘ゲーマーの人口が非常に多く、インターネットの環境も悪くはない。さらに、”アーケード文化” も全国の隅々まで浸透している。オンライン上で、もしくは顔を突き合わせて、猛者たちが切磋琢磨しやすいエコシステムが出来上がっているのだ。 そんな日本の大会には、より強き敵を求めて海外からも数多くのプレイヤーが参加する。東京ゲームショウ2018内で行われた『ストリートファイターV アーケードエディション』の大会、「CAPCOM Pro Tour ジャパンプレミア」に参加したXian選手(@XianMSG)も、そのひとりだ。 彼はシンガポール出身のプロ格闘ゲーマーで、現在はTeam RΛZΞRに所属している。日本ほど格闘ゲーマー、ひいてはプロゲーマーが多いとは言えないシンガポールで活動する彼は、「プロゲーマーとしての自分