誤報であってほしいと思いますし、そうでないとすれば日銀のコンプライアンス上も問題です。昨晩遅く、日経新聞は、今日開催の日銀金融政策決定会合でイールドカーブコントロール(YCC)の修正が議論されると報じました。10年物国債金利の0.5%の上限を超える変動を容認する提案が議論されるとのことです。 事実だとすれば大スクープです。 日銀、金利操作を柔軟運用 上限0.5%超え容認案 - 日本経済新聞 (nikkei.com) 日経には、黒田前日銀総裁の後任人事を外した大誤報の前科がありますから*1、今回の報道も誤報である可能性はあります。報道が誤報なら人騒がせな話で、市場操作に等しいといわれても仕方ないでしょう。 しかし、仮に報道が事実だとすれば(日経は通常はそれなりの根拠のある記事を書いているはずですから)、日銀の最重要機密の情報が外部に漏洩したことを意味しますから、これは大問題です。政策決定に関