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買ってよかったもの
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私の著作を購入・購読いただいた読者のために、数回にわたって、私の翻訳書ではなく、著作について、少しその背景を語ってみたい。(ダグラス・ハーディングのTo Be and not to be, that is the answerについては、発売が近づきましたら、改めて書く予定です) 今、私はいわゆる非二元系の本の翻訳を主な仕事にしているが、実のところ、私の著作はそれらの影響をあまり受けていない。つまり、ダグラス・ハーディングやラメッシ・バルセカールなどの本と教えは、「私とは何か」への本質的答えを与えてくれ、私が平和に生きることを助けてくれているが、私の著作のスタイルにはほとんど影響していない。 それらよりはるかに、私の著作は、20代の後半に出会ったロシアの神秘思想家グルジェフの教え、それから、タデウス・ゴラス(「怠けものの悟りかた」の著者)、 そして、40代前半に出会った生物進化論の影響を受
ラメッシ・バルセカール(Ramesh S.Balsekar 1917—2009)は、1917年にインドの中流家庭に生まれた。イギリス留学後、インド有数の銀行に勤め、最後は頭取になって手腕を発揮した。銀行を定年退職後、長年の関心だった「私とは何か?」を本格的に探求し始め、ほどなく同じ町に住むニサルガダッタ・マハラジに出会い、覚醒。以後、死ぬまで(昨年の9月に92歳で逝去)数十年間、ニサルガダッタ・マハラジの教えの継承者として、ムンバイの自宅や欧米で、真実の探求者にサットサン(「真実と交わる集まり」くらいの意味のアドバイタ哲学の用語)を行う。私生活では、ゴルフ等、スポーツの愛好家であり、よき父親、夫、祖父だった。(彼の生涯や英語の著書についての詳細は、次のサイトに掲載されています。http://www.advaita.org) ラメッシ・バルセカールは、欧米では、「最後にたどりつく先生」という
*今の仕事もイヤ(苦痛)であるが、仕事をやめるのもイヤ(苦痛)である。 *結婚生活もイヤ(苦痛)であるが、離婚もイヤ(苦痛)である。 *太っているのもイヤ(苦痛)であるが、ダイエットもイヤ(苦痛)である。 *今の人間関係もイヤ(苦痛)であるが、それを失うもイヤ(苦痛)である。 *失業しているのもイヤ(苦痛)であるが、就職するのもイヤ(苦痛)である。 *生きているのもイヤ(苦痛)であるが、死ぬのもイヤ(苦痛)である。 *一人でいるのもイヤ(苦痛)だが、人と一緒もイヤ(苦痛)である。
ここ数か月、一冊の本を非常にていねいに読んでいた。最近、仕事に関係する本以外、ほとんど本を読まなくなっているので、こんなに丁寧に読むのは、私としては珍しいことだ。ノートにメモまで書いて読んでいる。 その本とは、「なまけ者のさとり方」の著者であるタデウス・ゴラス(Thaddeus Golas)の遺作「Love & Pain」(愛と苦痛)(2008年発行)である。「なまけ者のさとり方」をご存じの方は多いと思うし、本ブログの読者の皆さんの中にもあの本のファンの方もいることだろう。1970年代初頭に発行されて以来のロングセラーで、今でも世界的に読まれている本である。 私は長い間、著者は怠け者なので、本はあれ一冊で、彼はそれ以後文章を書いたりは一切していないのだと思いこんでいた。ところが、そうではないことが、数年前にネットの情報で知った。ほとんど公に発表しなかったとはいえ、意外なことに彼はたくさんの
この間亡くなったスティーヴ・ジョブズ氏のことは、アップル社のカリスマ的経営者というぐらいにしか知らなかったが、亡くなったあと、サイトに出ていた様々な記事を読んでみた。(私がパソコンを使い始めた最初の10年間はマック愛用者だったので、アップル社にはとてもお世話になった。90年代は、まだのんびりしていて、アップル社のサポート・センターに電話して、パソコンの使い方でわからないところを尋ねると、無料で何時間も付き合って、答えてくれたものだ)。 スティーヴ・ジョブズ氏は若い頃、ヒッピー文化やインド哲学に惹かれ、ラム・ダス(「ビ・ヒア・ナウ」の著者)のグルであるニーム・カロリ・ババに会いに、実際にインドまで出かけたが、ニーム・カロリ・ババは彼がインドへ到着する一ヶ月前に亡くなり、会えなかった。インドに滞在して、彼はインドの貧困に衝撃を受け、またインドの霊性の伝統にもある種の失望を感じ、「ニーム・カロリ
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