『グッド・バッド・ウィアード』 原題:좋은 놈, 나쁜 놈, 이상한 놈(2008) 英語題: The Good, The Bad, The Weird 四の五の言わずに今すぐ劇場に走れ! と言いたくなる無国籍アクション活劇の大傑作。近年これほどスクリーン映えする映画は他になかったのではないだろうか(強いて言うなら『ダークナイト』ぐらいか)。その画面が持つ奥行きと広がりは比類なく、はっきり言ってテレビやパソコンの画面で観ても「そんなの観たことにならねえよ」と断言できる痛快作である。いまや劇場館数や上映回数もグッと減りつつあるらしいが、このチャンスを逃してしまうほど勿体無いことはない。とにかくできるだけスクリーンサイズが大きく、なるべく音響設備のいい劇場で、絶対に前の方に座って観てほしい。以上! とまあ、そのくらいのことしか本当は言いたくないのだけど、それでもまだ腰が重い人のためにもう少しだ