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夏の料理
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●応用編について さて今回の応用編では、フラメンコで使用されるスパニッシュ・8ノート・スケールが、ポピュラー音楽理論の中でどのように展開されているのかを検証したい。 基礎編でフラメンコは「モード」でコード・スケールを捉えることが大切だと述べたが、ポピュラー音楽側からフラメンコへの接近という点から見ると「調性」でコード・スケールを捉えることが重要となる。調性で考える場合はフリジアン・スケールとスパニッシュ・8ノート・スケールの性格の違いを明確に把握し、用途に応じて使い分けるという必要がある。 ●スパニッシュ・8ノート・スケール 基礎編でも触れたように、フラメンコで多用されるコード・スケールは、フリジアン・スケールを原型としたスパニッシュ・8ノート・スケールである。 A スパニッシュ・8ノート・スケール
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本記事はフラメンコ愛好家に向けての公開をその目的としております。参考文献を引用している部分もありますが、個人的な見解で記述した部分も多くありますので、無断で商用利用および各種論文に流用することはご遠慮ください。 ●はじめに さて、今回から二回に渡って「フラメンコのコード・スケール理論」を連載いたします。 そもそもフラメンコは人から人への口頭伝承によって伝わってきた音楽であり、ギタリスタの伴奏やソロ演奏においては、先人たちが作り上げた奏法やファルセータを日々習得することで引き出しを広げつつ、試行錯誤しながら自分なりの表現を模索していくことが一般的な習得法であり、実際のステージ演奏においては直観や感情を伴った即興性が大切とされるので、理論的に考える必然性はさほど大きくないと思います。 しかし現在のフラメンコにおいては、ポピュラー理論、ジャズ理論、その他の新しい音楽的要素を取り入れ、複雑かつ多様
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