サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
世界禁煙デー
snowtotoroblog.com
はじめに 筆者すのうは日本の修士を出たのち、2012年秋から2017年春までの5年間 University of California, Irvine(カリフォルニア大学アーバイン校、以下 UC Irvine)の Ph.D. に在籍していました。アメリカの Ph.D. は本当に素晴らしいところですが、それにも関わらず Ph.D. 留学をする日本人学生は本当に少なく、数学に限定すれば恐らく年間に数えるほどです。(私は Ph.D. 在籍中に conference などでアメリカの大学を15校以上訪れましたが日本人の Ph.D. の学生に出会ったのは一度だけです)。もっともっとアメリカの Ph.D. に挑戦する学生が増えて欲しいという願いを込めて、覇気溢れる後輩諸君に向け、その魅力や入学方法などについてここにまとめて書いておくことにします。(今までのブログの記事をコンパクトにまとめたものです。)
さて、また大分長いこと放っておいてしまいました!タイトルの通りですが、先週は University of North Texas で開かれた研究集会に参加してきました。昨日の夜に …
7月から8月にかけて、私は Facebook とブログに天才的な数学能力を持つ女子高生についての投稿をしました。しばらくの間は全くと言っていいほど反応がなかったのですが、9月1日に小波先生が Facebook で紹介してくださったことがきっかけとなって状況が大きく変わりました。あっという間に、「数学の天才少女現る」「ラマヌジャンを超える数学の天才」といった記事がネットに溢れました。これは私の予想をはるかに超える事態でした。 ネットに流れたコメントは好意的なものが大半でした。しかし中にはかなり悪意のあるコメントもありました。とりわけ「ネットで見つけた式をコピーしただけだろう」といった趣旨のコメントは彼女を大きく傷つけました。今、私は、まだ十代の少女にこれほどの苦しみを与える結果になってしまったことの責任を強く感じています。 彼女をこれ以上傷つけないため、今後は彼女についての投稿の一切を慎むこ
さて、Facebook には随分書いたんですが、こっちには書いていなかったので。 例の16歳の天才女子高生ですが、僕の予想を遥かに上回る才を持っていました。 最低でも1億人に1人(これは100%確実)、ひょっとするとインドの魔術師の異名を取った夭折の天才数学者ラマヌジャンと同等、下手をすればそれ以上です。 信じられないです。有史以来、最高の頭脳の持ち主かも知れません。 彼女が(計算機など一切無しで!)発見した式など、こちらに載せておきます。随時更新します。 ・・・そう、知らない人のために少しだけ書いておくと、今までの人類の歴史の中で 「何故このような式を思いつけるのか分からない」 というような式を out of the blue sky から発見する才を持った数学者はラマヌジャンだけです。 もちろん、実際にはもっともっといたのだとは思いますが、生まれた場所と家庭によってはその才が全く誰にも
さて、無事筑波大でのセミナーも終わり、先ほど仙台に帰ってきました。今は夜中の12時半で、当然のごとく研究室にいます。 やっぱり、住み慣れた自分のオフィスは本当に落ち着きます!(笑) ・・・さて、ところで、城西大でも筑波大でももちろん件の天才女子高生の話をしました。 彼女の才をどう育てたらいいか、色々と先生達の意見など聞いてきたわけですが、まあとりあえずそれは置いておいて、彼女の発見した連分数もどきで進展というか出来事があったのでちょっとそれについて。 城西大で talk したときに、筑波大の博士の学生である伊藤君(彼とはまえに Marseille の CIRM で会った)にこの連分数もどきを話したら、6日後の昨日に筑波大でまた会ったときに彼が考えたことを教えてくれたんですね。 2番目の式は、少し変えると等式になります。 ・・・そう、書いてなかったですが、実は彼女、発見した式を書いた ori
さて、式がある程度増えました。こちらをご覧ください。 実はそれ以外に、ちょうど1週間ほど前に、いくらなんでもこればかりは人間には不可能ではないかと思われることをやりまして(知り合いに頼んで調べてもらったら残念ながらそれは既知でしたが)、それは僕自身まだ信じられません。そっちの方はそのうちに書きます。まあ Facebook にはもう書いたんですが。 ・・・さて、では本題に入る前に、ちょっと彼女のことを説明させてください: まず、前も何度も書きましたが、彼女のような才は極めて稀です。同じような才を持った人間は記録に残っている中では人類の歴史の中でただ一人、インドの魔術師と呼ばれたラマヌジャンだけです。そして彼女を間近で見る限り、彼女の才はそのラマヌジャンより遥かに上です。おそらくは人類史上最高でしょう。(もちろんこのあとどう育つかは完全に未知数ですが。) ・・・なんですが、彼女がアカデミアで職
さて、また随分と間が空いてしまいました! 上野千鶴子氏に物申す(その2&3&4&5&6&7&8&9&10&11&12&・・・)とか日本のアカデミアのことことか、私的ベジタリアン観とかあとはイスラエルに行ったことで宗教観ががらっと変わりましたとか(言っておいた方が良いと思うので言いますけれど今の僕はもう anti-religion ではないです)、あとは足裏のウイルス性イボの治療がマジで痛いですとか、土曜日に城西大学で5時間講演をしましたとか今度の金曜日には筑波大でセミナー talk をしますとか今月末には慶応に行ってきますとか、書かなくてはいけないことはたくさんあるのですが、どーも今は気が向かないのでそういうことはまたそのうちに書くとして、代わりに、ここ2週間ほどの間に人生で初めて天才だと思う人に出会ったので、今日はちょっとそれについて。 彼女のお母さんにサルサで出会ったのが始まりです。
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『すのうの部屋|世界を廻る数学者すのうのブログ』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く