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多くのサイトがSEOに取り組んでいる今、ただ閉じた世界でサイト改善していくのではなく、競合やユーザーに視点を向け戦略を検討していく必要が出てきた。今回はSEOで自社の戦略を考える際の一つのモデルを紹介する。 SEOは大手と中小では戦い方が異なる。中小はブランド力やドメイン、コンテンツなどにが豊富な大手と同じことをやっても、勝つことができないばかりではなく、検索結果10位以内に入れないことは多い。 例えば以下のように業界のキーワードを9つのマトリクスに分類して、どこを狙っていくべきか考えてみる。 縦軸は検索ボリュームで分類している。今回は大・中・小で分類しているが、可能であれば検索ボリュームの軸は、業界のキーワードボリュームの分布状態から定量化する。 横軸はユーザーのフェーズを潜在層・準顕在層・顕在層に分けて分類している。潜在層(購入意欲が低い)、準顕在層(購入意欲が湧いてきている)、顕在層
Tweet 今回は筆者がインハウスSEOを実践している企業複数社から話を聞いたり、支援したりした結果、気が付いたインハウスSEOが成功しやすい組織の傾向を紹介する。 インハウスSEO成果を出すためには。 インハウスSEOで重要なことはSEOの施策を実践することも勿論そうだが、それが実践しやすいような組織構造を整備することも挙げられる。 インハウスSEOが適切に実施され、かつ効果も出している組織は組織自体を取り組みに最適な形に変えたり、あらかじめ実施しやすい組織だったりするケースが多い。 ポイント1:社内でSEOが適切に啓蒙されている。 SEOの重要度が高く、かつ投資的な側面を理解している組織であればインハウスでの取り組みを行いやすくなる。むしろこの土台がない組織はインハウスでSEOを実施していくのは極めて困難だろう。 もし組織の啓蒙自体から始める必要がある場合、一つの方法論として早めの成功
Tweet SEOにおいてコンテンツマーケティング、キーワードマーケティングの重要度が高まる中、どのように効果的なキーワードを見つけ出しているだろうか。 もちろんキーワードを発想するために、天啓のアイデアを待つのも一つの方法だが、時間の限られたビジネスにおいて効率的にキーワードを見つけるためには複数の定石がある。ここでは私が実際に現場で使用しているキーワード発想方法をご紹介しよう。 具体的なキーワードの発想方法 私が現場で使用している発想法の中で利用する頻度の高いものが、3Cやユーザー行動、その他マーケティングフレームワーク等の活用である。 順を追って説明してみよう。 3Cから考える 3Cとは自社・競合・市場を分析することにより、キーワードを洗い出すことである。 自社の場合は、現在の自社サイトのコンテンツをより深堀したり、別領域に水平展開したり、抽象化できるキーワードがあるかどうかサイトマ
Tweet 先日クロスフィニティ社から2014年度版国内SEO市場予測 (2012-2016) が発表された。 当レポートによるとSEO市場の規模は2013年に前年比115.7%の315.4億、2014年は369億まで伸長と予測されており、外部リンクリスクの顕在化などが合ったにも関わらずにSEO市場は顕著に伸びている。予測を含めると2012年-2016年のSEO市場のCAGR(年率平均成長率)は18%となる。 今後のSEO市場では外部リンク型のSEOはリンクストックが膨大で構築に組織的なリソースを投下しているような大手に更に集約し、コンサルティング型のSEOはアイレップ社やフルスピード社ようにコンテンツ構築機能をもつケースが増加してくるだろう。 過去記事参照: 上場企業4社の取り組みから見るSEO業界のトレンド また当レポートでは今後のSEO市場は1)コンテンツマーケティングの拡大 2)大
Tweet そろそろSEOで上場している各企業の決算関連資料が揃ってきたので、それをベースにSEO業界のトレンドを分析してみたいと思う。 ここでのSEOで上場している企業とはアイレップ社、アウンコンサルティング社、フルスピード社、システムソフト社の4社である。※各企業の決算期は異なるため単純比較は難しいことを予め了承いただきたい。 SEO市場のおさらい まずはSEOという市場の規模と成長率をおさらいしておく。 クロスフィニティ社の調査によるとSEO市場の規模は2014年387億円、2015年には432億円になると予測している。09年-15年はCAGR(年間平均成長率)18%で成長するということになる。
Tweet SEO施策を自社サイトに行い競合に打ち勝っていくためには、どのような指標をもとに戦略を組み立てていけばいいのだろうか。 私がSEOの戦略を立てる場合は、1)サイトの規模 2)サイトの構造 3)サイトの成長性を競合、また自社の過去データと比較して現状分析し、SEOの目的や施策の規模感を考えていく。 1)サイト規模の比較 分析する場合はまずは大きな指標から入り、そこから分解して細分化していくのが一般的なアプローチである。そのためまずはサイトの規模(インデックス数)を競合他社と比較して、競合他社やその中央値と比較してどの程度差があるのかを明確化する。 競合他社が低品質なコンテンツを量産している可能性もあり、サイト規模が大きい=流入数が大きいわけではないが、サイト規模と流入数に相関関係は確実にある。例えば上記のように競合他社の中央値と自社サイトの間で大きくインデックス数に差がある場合は
Tweet またweb業界の高収益企業が上場しますね。今回は11/22に上場する株式会社じげんのWEB戦略の現在の分析と未来の考察を行っています。 近年はリブセンスやアイスタイル、トレンダーズ等、メディア系の企業が次々に上場する傾向にあります。提出された有価証券報告書を見ると、じげんはこれらのメディア系上場企業と比較してもローコスト高利益なビジネスを行っていることが分かります。 2012年度の営業利益率を見てもリブセンスに続いて2位の42%です。
Tweet 最近GAの大幅な機能改善があり、また新機能を覚えなければならない。。と考えている方は多いのではないだろうか。 確かにGAが改善されるたびに新機能を理解するのは重要だが、実は最も重要なのは普遍的なデータを見る能力である。 GAの機能が変わろうが、普遍的なデータ分析の方法を理解していれば従来通りwebの分析を行うことができるし、GAのみならすcatalystもRTmetricsもVisionalistも全ての解析ツールを使いこなすことが出来るようになる。 重要なのは目的に応じて取得するデータを使い分け、かつ適切な方法でまとめあげることである。 定量的なデータと定性的なデータを使い分ける。 データには定量的なデータと定性的なデータが有り、目的に応じて使い分ける必要がある。 ・定性データ ユーザビリティテストやアンケートなどから定性的なデータを得た場合、定性的なデータは仮説立案に使うこ
Tweet 今回は日本の総合EC業界におけるSEOの状態を徹底的に解剖したい。 まずは日本のEC市場の全体像だが、一言でいうと年々高い割合で成長していているが、まだまだ成長の余地がある状態である。現在EC市場規模は年平均12%で成長して2012年には9.5兆円の市場になっている。小売業界に占めるECでの購入率は現在3.1%でありまだまだ拡大する余地がある。
Tweet SEO的な観点で主にサイト内部を改善しようとした際に、どのように改善ポイントを見つけるだろうか。最も悪いのは”思いつき”で改善ポイントを考えることである。”思いつき”では顕在化されている問題点しか見つけることが出来ないし、改善の順序を見誤りインパクトが低く工数も掛る部分から改善していくことになる可能性もある。SEOの改善ポイントを効果的に見つけるためには、一定のルールを用いて網羅的にサイトを調査する必要がある。今回は効率的にSEOの改善ポイントの当たりを付けを行う手法を解説する。 1.サイトの構造を把握する 改善ポイントを見つけるためにまず行うことは、サイトの全体像を把握することである。今回はSEO視点での改善ポイントを洗い出す手法であるため、ここではサイトのインデックス構造を調査する。具体的にはサイトの全体的なインデックス数を把握して、そのディレクトリ単位の内訳を取得する。デ
Tweet Googleアナリティクス(以下GAと略)を使いこなす際に最も重要なことは、データを見るためのロジックではないかと考えている。理由としては例え具体的な操作方法や機能を知識的に理解していても、データの大きな見方が分からずGAを使いこなすことが出来ないユーザーが非常に多いためである。またもしデータの見方を理解していればそもそもGAだけでなく様々な解析ツールや、様々なデータの意味を知ることが出来るようになる。 データ分析モデル1:全体から細部に降りていく 例えばある日急に訪問者数が増加した時、どのようなフローでGAを確認するだろうか。 良くやりがちな方法として、この段階でいきなり特定の検索ワードの訪問者数や、参照元サイトの流入数の増減を比較するやり方である。いきなり具体的な細部からデータを見ると、変化点の可能性が無数にあり全てを見るのに時間が掛かるし、そもそも分析に漏れが発生する可能
1)現状把握~ボトルネックの改善 筆者の経験上、比較的大規模なサイトはシステム面や環境面で何かしらのボトルネックが存在する可能性が極めて高い。それは例えばDBとの連結部分の速度が異常に遅かったり、CGMで無駄なコンテンツが膨大な数生成されていたり、動的なコンテンツにユニークなURLを付与していなかったり、ディレクトリ構造が複雑で内部リンクが適切にサイト下層まで行き渡っていなかったりと、様々な要因がある。これらがwebサイトにとって致命的な問題点となっている場合は多々ある。 よって上記のフローでは、現状把握を終え、KPIを明確化した後にまずは最も改善のインパクトが高いと思われるサイトのボトルネックを探し、可能は範囲で改善する。 2)自社内外のweb資産を探す 次のフェーズでは社内や社外でのWEB的な資産を探す。具体的には自社が保有している別メディアからグループリングを付けることができないか、
Tweet 近年スマートフォンからサイトにアクセスするユーザーが急増していることに気がついているwebマスターは多いだろう。今回はある特定のサイトにおけるスマートフォンからの訪問割合の推移を取得し、同様の推移が今後起こりえるか、また起こり得た場合どの程度の期間でPCからの訪問を超えメインストリームとなるのかを推測する。 調査にはサンプルデータとしてサイトA(BtoCのサービスサイト)のデータを利用する。当サイトは20~40代の男女がメインユーザー層であり、かつ比較的リピート頻度の高いサービスを提供している。(従来の通りデータは資料性を損なわない範囲で多少改変してある。) まずはサイトAにおける、スマートフォンからの訪問割合(セッション単位)の推移を取得した。対象期間は2010/7/1~2012/5/1である。(データ取得はGAにて”モバイルからのトラフィック”と定義されているもの)
Tweet 最近Googleは意図的な外部リンクをかなりシビアにチェックしている。(過去記事参照) そのため特定の検索キーワードにおいて大きく順位を下げたサイトは多いだろう。 そしてもしかしてこういう状況もあるかもしれない。”日々定点観測し重要な指標として追ってきたあるキーワードの検索順位が下がっても、不思議なことにトラフィックは思った程には下がらない”。もしそんな状況に心当たりがあれば、SEOに対する姿勢を変えるべきかもしれない。そのためにはまず運営サイトの検索エンジンからのトラフィック構造を正確に把握するべきだ。今回はトラフィック構造把握の重要性について解説したい。 適切なサイト設計ができていて、ロングテール的なキーワードで集客が行われているサイトは、そもそも単体のキーワードが全体のトラフィックに占める割合は小さい。 例えば上記を見ていただきたい。 これはあるポータルサイトの、検索エン
2016年はPlayStation VRやOculus Rift、HTC Viveなど、VRを体験できる様々なヘッドマウントディスプレイ(以降HMD)が一般消費者に発売され、VR元年と呼ばれた。VRはテレビやPC、スマートフォン等の既に普及しているデバイスと比較して高い没入感を得られることに特徴があり、ゲームや動画の閲覧を始めとしたエンターテインメントでの活用や、旅行・ライブなどの体験、ソーシャルネットワーキングでの活用などが期待されていた。 2016年のVR元年から2年経過し、そろそろVRの現状を一度振り返ってみるべきではないだろうか。当記事ではVR登場時の華やかな予測と、2年経過した現在の状況を比較することで、VRに横たわる課題を明らかにしていく。 輝かしい未来予測の振り返り VRが市場に登場した当時、リサーチ会社や、参入プレイヤーは「輝かしい未来」を予測していた。例えばFaceboo
Tweet 近年WEB業界は細分化され、分野ごとにさまざまな方法論が確立されてきています。各分野が広がりを見せてきたため、業務上必要な知識も増えてきました。 マーケターやコンサルを名乗る人の質もピンきりです。(基本的にえいや、で名乗れる肩書なので、スキルや知識がない人も非常に多いです。) 細分化されたWEB業界において、イケてるWEBマーケターになるためには大きく以下2つの方向性があると思っています。 1)ジェネラリストタイプを目指す(全体的な視点でのweb運営、コンサル向け) Webマーケに必要な知識を網羅的に理解します。必要な知識については後述します。 2)T型を目指す(より専門職系) Webという業界の中でも、更にどこかの分野に専門性を持ちます。(Tの部分はスキル的な突出を表します。)またただの専門野郎なのではなく、専門分野を持ち、かつジャネラリストを目指します。ここでのジェネラリス
Tweet 11/17~11/18にGoogleの検索結果が異常な変動を見せた。具体的には、数多くのサイトにて特定キーワードでの検索順位が急落した。また同日に、定点観測していたSEO用外部リンク群にてインデックス削除も起きている。恐らくこれは、過度にSEO対策を行なっているキーワードに対して、Googleがペナルティを科しているのだろう。 情報を集めているが、特定のSEO業者単位ではなく、かなり広範囲に同じ状況が発生していると思われる。外部リンクに対するペナルティは今までもあったが、ここまで広範囲かつ顕著な順位変動を見せるケースは稀なのではないだろうか。 また今回ペナルティを受けたサイトを調べると、例えばある業界でブランド名の強い所謂”オーソリティサイト”と呼べるようなサイトも容赦なく圏外に落ちていることが分かる。この見事なまでの(ある意味潔い)落ちっぷりから、ただ単純に外部リンクの効果が
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