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ミヤBM錠とは? ミヤBMとは、酪酸菌(別名、宮入菌:Clostridium butyricum MIYAIRI)を主成分とする整腸剤です。整腸剤は腸内の環境を改善することで、おなかの症状を改善する薬です。名前の由来としては「ミヤ」は宮入(ミヤイリ)菌から、「BM」は butyricum MIYAIRI のイニシャルからとって、「ミヤBM」と名付けられています。ミヤBMに含まれる酪酸菌はもともと動物の体内に生息している菌で、日本人の宮入博士によって1933年に発見されました。酪酸菌には腸内環境の乱れを改善するはたらきがあるため、ミヤBMは腸の不調を改善させる薬として用いられています。即効性はありませんが、化学的な物質ではないため副作用も少なく、とても安全に使えるお薬です。 ミヤBM錠の特徴 多くの整腸剤は基本的に腸内細菌のはたらきを利用して腸内環境を整える薬です。含まれる菌の種類によっても
アトピー性皮膚炎は、強いかゆみを伴う炎症と湿疹が見られる症状で、症状が良くなったり悪くなったりを繰り返す特徴が見られます。また、中等度~重度の症状では、治療を続けていてもかゆみが我慢できずに、かきむしって皮膚をさらに傷つけてしまうほか、睡眠が浅くなって日中の集中力が維持できなくなってしまうなど、さまざまな形でクオリティ・オブ・ライフ(QOL:生活の質)を低下させてしまう要因にもなっています。 子どもの頃からアトピー性皮膚炎に長年悩まされてきたという患者さんのほか、大人になってから突然発症したと感じる患者さんも増えてきている中、高い有効性が認められた新薬が次々と開発されて注目を集めています。アトピー性皮膚炎の治療は今後どのような展開を迎えるのでしょうか。 ※クリックで読みたい箇所へ移動します。 年々増加するアトピー性皮膚炎患者数と「大人アトピー」 厚生労働省の統計「患者調査」によると、アトピ
カロナールとは? カロナール(一般名:アセトアミノフェン)は解熱(げねつ)作用と鎮痛(ちんつう)作用をあわせもつ飲み薬です。 世界保健機構(WHO)の必須医薬品モデルリストにも掲載されており、世界中の様々な国で使用されています。 日本での名称である「カロナール」の由来は「熱や痛みがとれて軽く、楽になる→(症状が)かるくなーる→カロナール」だといわれています。意外かもしれませんが、薬の名前の由来はこんなダジャレで決められていることもあります。 カロナールの特徴 カロナールは中枢神経に働きかけて様々な痛みを緩和する治療薬です。また体温調節中枢に直接作用し、熱を下げる効果もあります。 代表的な治療対象には頭痛、歯痛、筋肉痛、打撲痛、腰痛、月経痛、分娩後の痛み、関節痛、神経痛、様々ながんによる痛みなどが挙げられます。また急性上気道炎や小児科領域の疾患による発熱や疼痛に対しても有効です。皮膚の病気を
ビラノアとは? ビラノアは、1日1回、1錠を経口で服用するお薬です。 蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そうよう症)に伴う皮膚のかゆみの治療やアレルギー性鼻炎に用いられます。 名称の由来はビラノア錠の一般名であるビラスチンより、Bilastine Non AllergyからBila no aと命名されました。 ビラノアOD錠20mg発売について 2020年12月10日にビラノアOD錠20mgが発売されました。当院でも取り扱っております。味はライム風味です。 ODとは『Oral disintegration』のことで『口腔内崩壊錠』を意味します。水なしでも口の中でさっと溶けて服用できるのがメリットです。もちろん水と一緒に服用することも可能で、効果は通常の錠剤と同等です。 発売に当たり口腔内崩壊時間を評価していますが、口の中でとけるのにかかる時間は平均で11.35秒となっています。水なしで服
デザレックスとは? デザレックスは1日1回1錠、経口で服用する第二世代抗ヒスタミン薬(抗アレルギー薬)に分類されます。 眠くなりにくく食事の影響を受けにくいので空腹時、食前、食後等の服用タイミングの制限なく服用出来るお薬です。 名称の由来はデザレックスの一般名であるデスロラタジン(DESloratadine)を有効成分とし、アレルギー(ALLErgy)が関与する疾患の治療剤のため、デザレックス(DESALEX)と命名されました。 デザレックス®錠5mgの有効成分であるデスロラタジンは、非鎮静性で長時間作用型の第二世代抗ヒスタミン薬であり、既承認のクラリチン(ロラタジン)の主要活性代謝物です。 国内では2016年9月に承認され、同年11月18日にオルガノン株式会社を製造販売元、杏林製薬株式会社が発売元として科研製薬株式会社とのプロモーション提携で発売されました。製薬会社の方によると発売日はミ
デュピクセントの最新の話題 2024年4月 薬価改定があり300mgペン・シリンジの薬価が5%引き上げられました。 2024年2月 特発性の慢性蕁麻疹に適応追加されました。 2023年9月 生後6ヵ月以上の小児に適応拡大されました。 2023年6月 結節性痒疹に適応追加されました。 「デュピクセント」(デュピルマブ)の効果について デュピクセントはアトピー性皮膚炎の皮疹やかゆみの原因をブロックする効果のある注射薬です。 今までの治療で十分な効果が得られなかった中等症以上のアトピー性皮膚炎の患者さんに対して、高い改善効果と安全性を示しており、これまでにない優れたアトピー性皮膚炎治療薬であると考えられます。 当院の取り組みを取材いただきました 詳細はこちら 当院では多数の患者さまへデュピクセント(デュピルマブ)の治療を行っており、初めて導入される場合にも安心して治療を受けていただけるように取り
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