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中東情勢
sugatter315.hatenablog.jp
最近は感想をブログに書き起こすモチベが中々湧かずにいますが、読書は相変わらず続けています。そしてここ数年恒例にしている、本屋大賞ノミネート10作読みを、今年も達成することができました。 今年は例年以上にバラエティ豊かで、全然知らなかった作品たちに多く出会うことのできた幸せな時間でした。 さて、今年も甚だ僭越ながら本屋大賞順位を考えていきたいなと思います。悲しいことにこれまで全然当たっていないので、もう当てようと思うのを諦めました。勝手に予想しているのが楽しいのでそこに価値を見出していきます。 ■ 本屋大賞の選考方法(去年のコピペ) 本屋大賞の二次選考については、各書店員の方々が、10作を全て読んだうえで、トップ3を選ぶという形式になっています。点数は1位>2位>3位となりますが、4位以下は全て0点というのが注目点だと思います。 そうなると、1位を取りやすい作品というよりも、どんな方でもトッ
朝井リョウさんの『正欲』を読みました。 本屋大賞ノミネート作、8冊目!あと2冊を3月中に読めればよいので、あとは流して走っても余裕そうです。 朝井リョウさんはとても有名な方ですが、実は私は今回が初めましてでした。朝井リョウさんって"就活"のイメージがあって(『何者』のイメージだと思われる)、まだまだ就活の記憶があるうちは何となく手が伸びなくて、巡り合えずにいませんでした。 さて、本作ですが、なんと度肝を抜かれました。オビ文に『読む前の自分には戻れない』とありますが、ある意味でその通りでした。私の価値観とリンクする要素が多くって、読了後は気を抜くと本作を出発点とする思考の海にさらわれてしまいます。 前半は、けっこう王道展開な感じがあって、本屋大賞ノミネートの他作と似ていて、割と不幸中毒めの作品かな~と思っていましたが、中盤からの盛り上げ方というかひっくり方というか、『あ、ここまで来たか』とい
町田そのこさんの『星を掬う』を読みました。 本屋大賞ノミネート作が発表されたので、今年も爆買いしてきました。『正欲』だけまだ手に入っていないのですが、発表までには全作揃えて読みたいなぁと思っています。 既読作品が3作入っていたので、本作が4冊目です。本屋大賞ノミネート作だと知って読むのは1冊目ですね。 町田そのこさんとは、昨年の本屋大賞で出会いました。『52ヘルツのクジラたち』は見事本屋大賞を獲得され、2年連続ノミネートとなっています。私はほかに、『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』を読んで、これが非常に好きな作品となりました。 さて、本作は、母娘関係が主題となっており、細かくは記載しませんが具体的で非常に重たいテーマを扱っています。 正直、読んでいて非常に悲しくなる場面も多くありました。ただ、そこはさすがの町田さん、最期にかけての掬い方が絶妙でした。終盤は、自分でもよくわからない謎の涙が出
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