サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
災害への備え
synthaxjapan.blogspot.com
Vol.2では、CD制作における「マスタリングの実際の作業」について、話を進めていきたいと思います。 音楽制作は、最初にレコーディング、そしてミキシングという作業を経て、1つの楽曲が生まれるわけですが、ミックスが終わった時点では、まだ個々の楽曲が完成しましたという段階で、当然、これ自体が、そのままプレスに送られて商品となるわけではなく、1シングルまたは1アルバムという、複数曲が入った「アルバム」として完成させる必要があり、この作業が「マスタリング」ということになります。 もちろん、ただ単純に、曲順通りに並べるということで終わるようなものではなく、1つの作品を聴いた時に、その作品の世界感、流れを感じることができるようにまとめていくことが必要になるわけです。そこがマスタリングの一番重要な部分であり、マスタリング・エンジニアの腕の見せ所となります。 では、実際のところ、どのような作業を行っている
マスタリングに関わらない多くの方は、漠然としたイメージで、何をしているのかよくわからず、簡単に説明しても、「要するに曲間作ったり、ID入れたりして工場に送るためのマスターを作っているのね?」というような理解の方が多いと思います。 現在の音楽業界では、予算がなくミキシング・エンジニアの方が最後まで仕上げてマスタリングは省略といった作品もありますが、実際のところ、マスタリング・スタジオでは、どういう作業が行われているのか、そして、どういった編集システムが使われているのか、私が長年使ってきた編集システム、Sonic Studioと、最近使い始めたSEQUOIAとの比較も交えて、基本的にはCDマスタリングに特化して話を進めて行きたいとおもいます。
ここしばらく、日本語で使えて、 iTunesのように使い易く、今使用している音楽ライブラリーをそのままインポートできて、CD読み込み精度やライブラリー管理、タグ編集機能も優秀で、非圧縮もFLACもApple Losslessも聴けて、RMEインターフェイスをASIOドライバーで使えるWindows用の音楽プレイヤーはないかと探していたのですが、なにやら「MusicBee」というソフトウェアが話題になっているようで。早速RMEのインターフェイスで試してみましたのでご紹介します(2013年7月現在:MusicBee ver. 2.1.4924)。 MusicBeeのメイン・プレイヤーはとてもシンプルで、設定画面もメニューもすべて日本語で使えます。デフォルト画面は以下の要素で構成されています。 左:音楽ライブラリー、ポッドキャスト、ラジオ、プレイリスト等を選択する「ナビゲーター・パネル」 右:再
WOWOWとNTTスマートコネクトが、Auro-3D再生機能を持つ「ω(オメガ)プレーヤー」アプリを開発し、ハイレゾ / 3Dオーディオ配信の実証実験のベータ・テスターの募集を行っています。HPL & MQAやAuro-CodecとMPEG-4 ALSロスレス圧縮技術を組み合わせてエンコードされたコンテンツのVOD配信と、MQAおよびAURO-3Dの同時ライブ配信を世界で初めて実証実験し、ハイレゾ / 3Dオーディオ配信サービスの受容性を検証するとのことです。 Mac版のアプリではMacとマルチチャンネル・オーディオ・インターフェイスだけで直接Auro-3D信号のハイレゾ再⽣が行えるため、例えばMacと高品位なRMEインターフェイスのシンプルな構成で96 kHz / 24 bitのハイレゾ・イマーシブ・オーディオの再生が行えることになります。
Thunderboltと並んで最近よく聞かれるのが、DSDというキーワード。曰く、なめらかで艶のある音質。曰く、原音に忠実な再生。曰く、PCMより容量が軽い、云々。そして「RMEはDSD対応しないの?」というのが、このごろのよくあるお問い合わせの流れです。ご存じの通りRMEは自分たちが必要性を感じたものは是が非でも実現するメーカーですが、DSD対応製品が存在しないということは、彼らが必要性を感じていないということなのでしょう。では、そもそもDSDって本当のところどうなんでしょうか。 最近よく聞かれるようになった単語なので、DSDというと従来とまったく違う新しい技術だと思われがちですが、実は現在主流のDACやオーディオ・インターフェイスに使われているAD変換、DA変換のチップは、DSDであってもPCMであっても同じデルタシグマ(ΔΣ)型とよばれるものが使用されています。これは、16ビットや2
話題のインターフェイスThunderbolt 最近よくいただくご質問に「RMEはThunderboltには対応しないんですか?」というのがあります。 物理的なポートについては、さすがにファームウェアアップデートでどうにかなるものではないので今後発表される製品に期待することにいたしまして、その前に「そもそもThunderboltって実際のところどうなの?」という点について少々。 (2016.10.18追記) RMEの新しいフラッグシップ、Fireface UFX+にはFirefaceシリーズとして初めてThunderboltおよびUSB3が採用されました。しかし、それはレイテンシーや音質向上のためではなく、MADIの搭載による多チャンネル(96in/96out)を安定して送受信するためのものです。 ご存じの方も多いかと思いますが、Thunderboltの中身(プロトコル)にはPCI Expr
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『Synthax Japan Staff Blog』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く