■はじめに 今のアウトドアシーンでは、クッキングストーブの主流はガス、次いでガソリンという事になろうかと思いますが、ソロで行動する人の中ではアルコールを愛用する人が意外と多い様です。その理由としては、 ガスバーナーの様にカートリッジやカセットといった嵩張る物がない ガソリンバーナーより軽量小型 無風状態に近ければ、意外に火力も強い 点火が簡単で、壊れない といった事が挙げられようかと思います。その昔、まだストーブと言えば、いわゆる「ラジウス」と総称されていた灯油ストーブが主流であった頃から、単独登山をする人にはアルコールストーブを使う人が少なからずいたそうです。嵩張ってクソ重たく、火力調整とか面倒臭い灯油バーナーが敬遠されて、「一人だったらアルコールでいいや」と考える人が昔からいた、という事でしょう。灯油ストーブのプレヒートには燃料アルコールやメタタイプの固型燃料を使う訳です が、一