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17世紀から18世紀にかけて欧州は理性と秩序を重んじる啓蒙の時代を迎えました。芸術表現にも共通する潮流となりましたが、個人の主観や感性を重視するロマン主義の画家たちはこうした価値観に疑問を抱き、精神世界への関心を次第に強めていきます。光と陰のドラマチックな効果を生かすことで人の内面や精神性に迫り、さらには予測できない出来事への畏敬の念を絵画で表現しようとしました。 ロマン主義の先駆者、英国の画家ウィリアム・ブレイク(1757–1827年)は《アダムを裁く神》で自らの想像上の神に後光が差すような表現を取り入れ、その姿に威厳や権威を持たせました。人の内面性を描こうとする姿勢は、19世紀末に登場する象徴主義の画家たちの思想にも重なります。例えば英国のエドワード・バーン=ジョーンズ(1833–98年)は《愛と巡礼者》で光と陰による対比的な効果を用いて、作品に強い神秘性をもたらしました。
英国を代表する国立美術館テートから「光」をテーマにした名品約120点が一堂に! ターナー、コンスタブル、草間彌生、リヒター、ジェームズ・タレル、オラファー・エリアソン……。 時代や地域、ジャンルを超えた「光の作品」の競演にご期待ください。 【夜間開館日 追加のお知らせ】 ご好評につき東京会場での夜間開館日を追加し、毎週金・土曜日に加え9月25日(月)・27日(水)・28日(木)・10月1日(日)も20:00まで開館いたします。 なお、会期末の土・日曜日は非常に混雑することが予想されますので、平日のご来館をおすすめいたします。 皆様のご来館をお待ちしております!
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