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ドラクエ3
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Linux には、OpenVZ由来の Virtual Ethernet Tunnel (veth) というものがある。 名前が示す通り、仮想的な Ethernet Interface の組を作成して、つないでくれる。 これは、VMやContainerを動かす時に便利な機能なのだが、たくさん veth I/F を作っていると、へたをすると、どれが veth なのか?とか、どれとどれが対応するのかわからなくなる。 ip コマンドなどで調べられればいいのだが、ざっと調べた限り発見できなかった。 しかたないので、ソースの ./driver/net/veth.c を軽く調べてみると、以下をの通り、ethtool で veth 特有の統計情報を出力しているらしい。 39 /* 40 * ethtool interface 41 */ 42 43 static struct { 44 con
GNU ld の挙動で気が付いたことがあったのでメモ。 例によって少し前置きが長くなるが、端的にいえば、system call 等の他人が提供する関数呼び出しをフックして、処理を横取りしたくなることがたまにある。 例えば、system call の write(2) をフックしたいなら、以下のようなプログラムを書くことになる。 1 #include <dlfcn.h> /* これが必要 */ 2 #include <unistd.h> /* 今回hookしたい write(2)が定義されている */ 3 #include <stdio.h> 4 #include <errno.h> 5 ↓ hook したい関数、この場合はwrite(2) と同じようにする。 6 ssize_t (*org)(int fd, const void *buf, size_t count) = 0; 7 ↓m
前に書いた「TCPの再送タイムアウトを制御したい」の続き。 要は、コネクション単位で再送タイムアウトを調整したい件である。 国内で仕事でLinuxを使っていると、どうしても Redhat にバイアスがかかる事情があって、これはこれでなんとかしたいのだが、それはまた別の話。 それで、2/21(現地時間)にGAがアナウンスされた RedHat 6.4 では、 http://www.redhat.com/about/news/press-archive/2013/2/red-hat-announces-general-availability-of-next-minor-release-of-red-hat-enterprise-linux-6 kernel version は 2.6.32-358 まであがっている。もちろん、以下からソース(SRPM)も入手できる。 http://ftp.re
TCPの再送タイムアウトで最近まで知らなかったことがあったのでメモ。 たとえば、APサーバとDBサーバがあるとする。 AP-DB間のDBCPで使うTCPコネクションは、DBサーバがノードダウンしたのであればさっさと再送リトライをあきらめて切れてほしいと思うのが普通だろう。 このTCPの再送リトライ処理は、何もいじらないと15分以上続くので、 できればTCPコネクション単位で細かく調整させてほしいと思うのは人情だと思う。 Linux の場合、昔はこの調整をしようと思うと、sysctl を使って /proc/sys/net/ipv4/tcp_retries2 の値を書き換えるしかなかった。 これは、リトライ回数でしか指定できず、そのリトライ間隔が回数ごとに変わっていく(長くなる)のでわかりにくい上に、そのOS上の全TCPコネクションで有効になってしまうという問題があった。つまり、このオプション
よくあるトラブルのためのTIPSを1つ。 ディストロはRHEL系/Ubuntu系を問わず、表記のようなトラブルは多いと思う。 例えば、オンボードにEthernetが2port、拡張カードで 2port が搭載されているマシンにLinuxディストロをインストールするケースを考えよう。 この場合、ifconfig -a (等)でOSから見えるオンボードの2 port はそれぞれ eth0とeth1に、拡張ボード側は それぞれ eth2 と eth3 になってほしいと思うのが普通だと思う。 しかし、インストーラに任せておくと、往々にして以下のようなことが起こり、気付かないでいると、 正しく IP address 等を設定したはずなのに疎通がとれず、ハマることになる。 期待 実際 オンボード1port 目 eth0 eth1 オンボード2port 目 eth1 eth3 拡張ボ
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