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アメリカ大統領選
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7月21日、新型コロナワクチン接種2回目。自衛隊の大規模接種会場:グランキューブ大阪まで、足を運ぶ。自衛隊に敬意を表するため、迷彩柄のシューズを履いていく。 ワクチンは「モデルナ」で第1回目を打った後、かなり強めの副反応が出たので、抵抗はあったが、感染のリスクを考えれば、やはり、第2回目も、打たないわけにはいかなかった。 副反応は打ったその夜から始まった。倦怠感、発熱。2日目に至っては39度~40度に迫る勢いで熱は上昇した。解熱薬を服用しても、3日間、高熱は続いた。 もちろん、病気での発熱ではないので、必要以上に恐れることはないが、それでも、高熱に変わりはない。意識朦朧、思考停止状態。 熱は平熱に戻ったが、精神が、その時の恐怖を憶えていて、日常生活にも支障をきたすようになった。不安神経症、広場恐怖症、それにうつの症状が顕著だった。 副反応の後遺症かとも思えたが、ぼく自身の素因として心の病が
近畿地方が梅雨明けした翌日、大阪歴史博物で開催されている「あやしい絵展」を鑑賞してきた。 「あやしい」と広辞苑を引くと「怪しい」「妖しい」奇怪であり、妖艶でもあること、とある。 明治期に政治、経済、文化、思想といったあらゆる方面において西洋から制度、知識、技術がもたらされるなか、美術界では、西洋美術の技法の本格的な導入と発展、西洋の思想に裏打ちされたさまざまな表現が創出された。そのような表現の中には、退廃的、妖艶、グロテスク、エロティックといった言葉で形容できるものがあった。美しいというだけの言葉では決して言い表すことのできないこれらの表現は、美術界の一部からは批判を受ける一方、文学などをバックグラウンドとして大衆に広まっていったことも事実である。本展では、幕末から昭和初期に制作された絵画や版画、雑誌や書籍を中心に、歌舞伎などの大衆娯楽や西洋からの影響を受けた文芸の存在、個性・自我の尊重、
1982年7月21日発売、サザンオールスターズ5枚目のアルバム「Nude Man」に収録されている『夏をあきらめて』は、ひと月半後の9月5日、研ナオコのシングルとして発表され大ヒットした。研ナオコの醸し出す、けだるさ、声を絞り出すような歌唱が、何とも、切ない。 アルペジオ半分、ストローク半分の印象的で美しいイントロと、歌部分は多少、人差し指と小指を器用に操るコードの押さえ方と変則的なストロークがミソで、練習を重ねに重ねれば「夏をあきらめて」、この美しい楽曲が手に入る。 サザンはノーカポ、研ナオコは4カポでオリジナル音源だが、練習は5フレットにカポをすれば、早く憶えられるよ。 話しが逸れてしまった。 サザンバージョンは、セルフカバーとしてアルバムに収録された。 桑田佳祐には、珍しい、哀愁に満ちた叙情詩だ。 夏をあきらめて 作詞・作曲:桑田佳祐 波音が響けば 雨雲が近づく 二人で思いきり遊
request 2 自衛隊の大規模ワクチン接種会場で年齢を取っ払って、モデルナを打てることになり、大阪国際会議場(グランキューブ大阪)に足を運んだ。 自衛隊への敬意を表し、迷彩柄のマスクをしていった。 受付まで、コンサートホールの客席で待機。まさに、昨年の2月中旬以前、この場所で、松山千春やTUBEのコンサートで盛り上がってたんだなあと思うと、感慨深くなった。 自衛隊の接種会場は、整然としている。案内から、誘導、心遣いまで、いちいち、敬礼したくなるくらいだ。ありがたい。受付が始まれば、接種、休憩、退場まで30分もかからなかった。 自衛隊は、核を有していないが、世界9位の軍事力。 核保有国を除けば、世界第1位ということになる。 その殺傷能力ではなく、その規模こそが、強力な「抑止力」となっていることが評価されるべきことだ。自衛隊「命」ではないが。ぼくは、この国の軍事力も在り方を、そのように捉え
request 多くのrequestをいただいた。 とても、ありがたいことである。 たとえば、ブログには掲載したが、著作権というより規約などの関係でやむなく削除したものもある。法律では、すべて、ぼくが書いたものだからぼくの著作物であって、遠慮はすることはないが、規約というのは、何かの文学賞などで「入賞作は当委員会に所属します」と応募要項に明記されてある。こちらも、おおきな対価をいただいている以上、無下にはできないんだなあ、これが。 で、あの詩はどうしたの?わたしの好きな詩、消えてますけど、的なご意見をいただくわけである。同時に、もう一度、読みたいと、おっしゃっていただく、ご要望もたくさん寄せられた。特に人気の高かった4作を再掲させていただく。 一篇の詩 あなたと 風のように 駈け抜けた 青春の日々が いつか 一篇の詩に なりますように あなたの そばにいるだけで 生まれてきたことさえ 幸せ
学生の頃、カタログ通販大手の配送センターで、アルバイトをやっていた。 プレハブの食堂で3ヶ月に一度くらい、社員とアルバイトの連中で50人程度集まって飲み会をやった。 ぼくは、アルコールを飲まないし、大勢のひとが集まる場所が苦手だったが、美味しいものを食べながら、少数ではあったが、気の合うバイト仲間と語るのは、それなりに楽しい時間ではあった。人並みにアオハルだなあと感じたりもした。 ところで、なぜだか分からないが、こういう飲み会の時、必ずギターを持ってきている奴がひとりはいる。 社員のNさんがそうで、彼のギターは「流し」的な奏法で、いつも演歌臭くて好きになれなかった。 宴会もピークにさしかかった頃に、歌会が本格的に始まる。 一番手は、バイトのBさん。郷ひろみの「マイレディー」『ああ~ ああ~ このままでは 胸が張り裂けそうだ~ マイレディ0nly you』(作詞・作曲:網倉一也)と勢いよく
はつなつ 朝の台所に 母を感じる うたたねする 耳元に 母の声がささやく 洋風に模様替えした 母のかつての寝室に 母が香る 風に膨らむ レースのカーテンから リビングに こぼれ落ちる 生まれたばかりの なつのひかり 母が不在の はじめてのなつ 母が逝去して、丸11年が経過する。 不整脈をかかえていたが、入院のきっかけも、最期も肺の疾患だった。 病室で母のベッドを囲み、家族や親族で掌を合わせた。綺麗な顔だった。 業者さんが来るまで、しばらく時間があった。 皆には、家に帰って準備をしてもらっていた。 ぼくだけが残り、母にいろいろ話しかけた。 窓をみると、真っ黒なひとかたまりの雲が、すぐそこにあった。 ああ、雨が降るなあと思ったと同時に、激しい雷鳴が轟いて、滝のような雨が 窓をたたいた。 今でも、深い悔恨の想いで、ああ、あの時、旅行に誘っていなければ、もう少し長生きできたのではなかったかと、うつ
佐々木宏はホッとしたかもしれない。東京オリンピック2020 演出チームを辞任して。 「言葉狩り」「言葉の切り取り」が横行して、久しい。 うっかり不快なことを口にしてしまった者を、あるいは、ちょっとしたミス発言をしてしまった者を、権力の座や表舞台から引きずり下ろすことを、さも正義といわんばかりにまかり通っている昨今に「ヤな世の中」という感情が、ぼくの心の隅にある。 重箱の隅を箸でつつくというか、姑息である。 こういう輩たちの手に掛かると、何でもかんでも「女性差別」「性差別発言」として 吊し上げられてしまう。 もちろん、ほんとうに悪意のある差別なら、ぼくも、拳を振り上げて闘う! しかし・・・・と思う。 少し前、オリンピックの演出チームの責任者:電通出身の佐々木宏が「女性タレントを豚に例えた」とTVで騒いでいた。(文春の記事の狙いは組織のゴタゴタだったが)。 しかも、一年前のアイデア内の話が何故
「ウルトラQ」「ウルトラマン」そして「ウルトラセブン」。そのあとも円谷プロのウルトラシリーズは延々と続くが、脚本もコンセプトもしっかりしていたのは、この3作くらいまでで、以降は、どんどんとお子様ランチ化が進んだ。 現に、ぼくがタイトル名と怪獣名を全部空で言えるのも「ウルトラセブン」までだ。 「ウルトラセブン」ウルトラ警備隊の紅一点、友里アンヌ隊員。 「ウルトラセブン」、特に最終回は、早すぎた名作であり、友里アンヌ隊員は、ハナタレ小僧のぼくら小学生の早すぎた初恋でもあった。 女性とか異性という感覚では無くて、このバッチイ手で触れてはいけないミューズ的な存在だった。 友里アンヌ隊員を演じたのは「ひし美ゆり子」という女優さんだと知ったのは、ずいぶんとあとになってからだった。 彼女はブラウン管の中で、ひときわまぶしい輝きを放っていた。 そして、時は流れた。 ある日、中学の頃かなあ。街なかで一枚の映
このひと月あまり、「ヤな寒気」が背中に張り付いたような症状をベースに、熱っぽいと思って、何度も体温計で測ってみるが、7度に届かない。しかし、熱っぽさはある。でも、風邪でもない。その寒気と倦怠感、無気力感にさいなまれていた。 一応コロナも疑ったが、早い段階で、それはキッパリ否定された。 結局のところ、内科で「自律神経失調症」だと判明し、薬も出してもらった。 薬を飲むと、からだがポカポカしてきて、活力が湧いてくるのが分かった。 薬が効くということは、やはり「自律神経失調症」だったのか。 「自律神経失調症」というのは、どちらかといえば「精神科」の領域ではなかったか。 ぼくもメンタルの病気で精神科にお世話になっているが、どうして分からなかったのだろう。 とにかく、しんどくて、このひと月は、短い詩を一篇仕上げただけで、ほとんど何も手につけられなかった。ただ、心のどこかで、一丁前にいい詩を書きたいと、
2月の後半、産経新聞朝の詩編集部から電話があった。 ぼくの作品が掲載されるという。 選者が日本の代表的な詩人・新川和江から「野菜畑のソクラテス」の八木幹夫に代わってからは、昨年6月の「すみれ」以来のこと。 選者交代から2年半、最初は様子見で、数篇投稿したが、感触は良くなかった。 なんか、ソリが合わないというか、しっくりこないものを感じていた。 これほど、いい詩を書いても載せないつもりかと、心中穏やかではなかった。 それに、実際掲載されているのは、そこいらの普通のおっちゃん、おばちゃんの作文未満の文章で、酷すぎるなあと思った。(一部例外はあったが)。 そういう感想を持ったのは、ぼくだけではないはずだ。 ぼくは、どちらかというと、虚構であっても美しい、命の儚さ、人間の再生、日常の中の非日常などドラマ性の色濃い作品を書いて新川和江に認められ、新川和江も、ぼくにはそれを求めていた。 だから、産経に
https://seasidepark.maishima.com/nemophila/ こんなヘンコツなぼくにだって、大切な友人はいる。 めったなことでは心を開かないぼくの、数少ない友人のひとりのことである。 彼は今、難病と闘っている。命に関わる難病である。 彼とは、中学時代からの友人で、同じクラスになるまで、休み時間中にトイレでよく会った。ぼくは、心因的未病状態で一時間に一度はトイレに走り、彼は鼻をかみにやってくる。そこで、アイドルの話、推理クイズの答え合わせなどして気が合った。 彼は進学校にスイスイと進学する。彼は、秀才どころか天才だった。 授業以外にはほとんど受験勉強などしていない。 で、大学は国立のK大に、当たり前のように合格している。 彼は、そういう苦労や努力という汗臭さを感じさせず、参考書の代わりに星新一や小松左京の小説を読んでいたので、天才だといっている。 その後は、製薬会社
近年のバレンタインデーは、「好きな人にあ・げ・る」という本命チョコは減少し、頑張った自分へのご褒美チョコを買い求めたり、あるいは、ともだち同士で交換したり、家族に贈るという現象が増加傾向にあるという。 コロナ禍の時代は、その流れは、もっと顕著になるだろう。 過去のバレンタインデーは、やはり、もちろん義理チョコもあるが、女の子の大切な恋愛表現のひとつで、セレモニーだった。ぼくは、小中学生の頃なんて、ただの一度もチョコなんてもらったこともない。勉強できない、スポーツできない、もてない少年で、ぼく自身、女の子よりも、ゴジラの尻尾を追いかけることに夢中だった。 だから、友人が何人もの女の子から、チョコをもらっていても、何とも思わなかった。 高校に入ってからは、少し潮目が変わった。アイドルの追っかけもしたが、バイク、ギター、映画、読書というアイテムで満ち溢れていた。しかし、恋愛に関しては、まるで、奥
センターのプラカードを持った中間管理職風のリーマンおやじ、よく知っている男だ。 ぼくの数少ない信頼の於ける友人のひとりだからだ。 ぼくは、岡Pと呼んでいる。 彼と知り合ったのは、学生の頃。 当時、カタログ販売の最先端を突っ走っていた企業の物流倉庫で、出荷作業の バイトをしているときに、知り合った。 最初は温和しい奴だなあという印象で、付き合っていたが、彼には脚本を書き 、しかも役者を目指しているという夢があることを知った。 その頃は、ぼくも詩を書いていて、雑誌や新聞の投稿で、小銭を稼ぎ始めていたので 「文学」というか「夢」という一点で、急速にぼくと岡Pの距離は縮まった。 文学仲間を集めて、「遊星群(ゆうせいぐん)」という文芸誌を作った。 ぼくは詩、岡Pは戯曲、他は小説、エッセイ、劇画という構成だ。表紙絵は漫画風にならないように、ぼくと岡Pが担当していた。 ぼくが編集長で、岡Pが副編集長。ワ
あのNHKでも「NHKスペシャル」と「国会中継・衆参院予算委員会」は欠かさずに観るようにしている。そして、1月30日、そのNHKが地上波として、初めて「山口百恵引退コンサート」を放映した。すっごい太っ腹!以前はBSプレミアムで放映されて、大好評だったため、地上波放映に踏み切ったらしい。 山口百恵は「スター誕生」の出身で、オーディションで審査員の故・阿久悠に「だれかの妹役だったら、今すぐにスタジオでカメラを回せる」と評されたことに、ひどく傷ついて、デビューから引退まで、一曲も阿久悠作詞の曲はない。(サンミュージックと組んだ映画「初恋時代」の歌唱を除く)。山口百恵が、頑として阿久悠を近づけなかった。 デビューからしばらくは千家和也、都倉俊一コンビの楽曲が多く、背伸びした女の子像を歌って、まさにアイドルだったが、どこか、醒めたところとか、憂いのある瞳があって他のアイドルとは一線を画していた。そう
「クィーンズ・ギャンビット」 年末年始、創作活動の合間に、Netflix、Huluなどのネット配信の海外ドラマを何作品か観た。もう、映画館で観る時代ではないのかなと、そんな、さみしいことを思った。 それはそれとして、飛び抜けて、よかったのはNetflixオリジナル「クィーンズ・ギャンビット」。1シーズンのみのリミテッドドラマシリーズ。 1950年代のアメリカケンタッキー州の、とある児童養護施設で、人並外れたチェスの才能を開花させた少女が、薬物、アルコール依存症に苦しみながら、チェス界という男社会と闘いながら、仲間の応援もあって、スターへの道を歩んでいく。全米チャンピオンとして、冷戦期のソ連に乗り込み世界チャンピオンとの対局に臨む。 物語は至極単純なのだが、惹きつけられる魅力があった。 全編チェスの専門用語やチェスのシーンであふれているのにもかかわらず、たとえチェスのルールがわからなくてもま
YAMAHA FS-820BL 3本持っているアコースティックギターの中で、最もぼくが 馴染んでいるYAMAHA FS-820。 FSシリーズは、通常のアコースティックギターよりも、ボディが やや小さめで扱いやすい。 「Fコード」 ギターを上から見たところ。何フレットの、何弦に どこの指で押さえるのかを図で表している。 ギターを志したひとのうち、およそ、半数がこの「Fコード」の壁を 克服できなくて、ギターを弾くことを諦めているというデーターがある。 「Fコード」は、たしかに、むずかしいけれど、最初から押さえられるひと なんていない。毎日、毎日、何時間も練習して、数ヶ月かかって、ようやく 押さえられるコードだ。イメージの力も大切だ。 図で見ると、1Fの6弦から1弦を 人差し指1本で押さえることになっていて、初心者は、まず、ここができない。 でも、押さえられなくて「当然」、それは「自然」なこと
1月12日、大阪で、はじめての雪が舞った。 シンガーソングライター・沢田聖子の「ターニングポイント」という アルバムがある。アップテンポな曲が多いが、最後の曲は「雪ひとひらに」。 男性目線の、静かで深い、恋の終わりの曲である。個人的にも、沢田聖子の 曲では「いつか君に」と並んで、大々好きな曲。 この日の雪で想い出した。 沢田聖子はイルカの妹分としてデビューするが、アイドルの全盛期で、 売り出し方が非常にむずかしかったという。 アイドルでもいける可愛さとルックスを持っていたし、自身の作る詞や曲 は独自の世界観を持っていた。 だから、アルバムも半分くらいは、職業作家の作品をうたっている。 その中でも「雪ひとひらに」は珠玉のラブバラードである。 この作品を手掛けた作詞家の中里綴(なかさと つづる)は 元アイドルだったが作詞家に転向しスマッシュヒットを連発し、南沙織の 「人恋しくて」など、有名曲も
映画評論サイトのTC Candlerが2020年版の「世界で最も美しい顔トップ100」 を発表した。2019年版では日本から女優の山本舞香、小松菜奈、湊崎紗夏 (サナ)、石原さとみ、岡田奈々の5人が選出されていたが、2020年版では新た にサナと同じTWICEのメンバーである平井もも(モモ)が選出されている。 しかしながら日本勢、上位とは言いがたい。最高でも25位。 1位から100位の面子を見ても、何だかなあ・・・と首を傾げてしまう。 この映画サイトは極めて個人的な好みで選ばれているが、思いの外の市民権 を得たことにより近年では人気投票や推薦等も考慮して選出していると言われ ている。 造形的な「美」はもろい。 若さも、いつか、枯れてゆく。例外なく。 必要とされているのは「こころの美人」であることは、言うまでもない。 ただ、外見の美しさを否定するものでもない。 美しいものは美しく、魅力を放つ
友人のゴジラの コレクターから、東京マルイというメーカーから1993年に 発売され、入手困難な、まっさらのラジコンの初代ゴジラを譲り受けた。 1954年、初公開された元祖、ゴジラ。通称・ハツゴジ。 時折ヤフオクなどでも出品されているが、大抵がジャンク品。たとえ、未使用と説明されたものでも、「経年劣化のため商品に不具合があっても責任は負わない」とか、美品でも「動作確認をしていない」のでノークレーム、ノーリターンでなどと、出品者が逃げ道を作っている。まあ、出品側の立場を考えれば、万一のことを考えての、必要な一文かもしれないが、落札する方は不安で仕方がない。 譲り受けたゴジラは約50センチ。リモコン操作も、咆哮、首振り、尻尾振り、歩行、左回転、右回転と6つの動作に不具合はなく。動きを組み合わせると、ゴジラオタクにとっては、至極の時間を過ごせるというものだ。 ギガンティックゴジラ1964(通常盤)
ここ数日、小春日和の大阪だったけれど、きょうあすは、下手すりゃ夏日!? ポカポカ陽気で、ちょっと歩くと、汗をかく。奇妙な暑さを感じる。 思えば、11月1日、大都市法による大阪市の廃止と特別区設置法の可否を問う いわゆる大阪都構想の住民投票選挙で、2度目の「否決」という民意が下された。 ぼく自身も、10月は政党を超えて「否決」に向けて、おおいに反対活動にのめり込んだ。 11月中旬には、ひとつ歳を重ね、創作活動に新たな情熱を抱いて、原稿用紙3枚半 から4枚のエッセーに取り組んでいて、頭の中では全体的な絵はできているのだが、 なんといえばいいのか、高速道路に例えれば、3カ所くらいで交通渋滞を起こしている 感じで、ぼくにはめずらしく、遅々として進んでいない。 今回は、ぼくに詩を書く面白さを教えてくれた北陸の詩人であり、大切な友人の地元新聞に 掲載された作品を、ご紹介する。 宗教観は、個々のものだか
勝つということ ぼくが 勝つということは だれかが 負けること ぼくが 一番に なるということは だれかが 二番になり だれかが ビリに なること ぼくが 笑うとき だれかが どこかで 泣いていること いやいや、しばらくのご無沙汰で、安否確認のメールもたくさんいただいた。 申し訳ない限りである。 おかげさまで、いくつかのドラマを作り出すことができた。 昼間は、再開しはじめたギターのクオリティを高めるのに必死だった。 夜はHuluかNetflixのオリジナルドラマを観る。今はNetflixのベルギー製作ドラマ 「運命の12人」という法廷ヒューマンドラマを見ている。 このようにして、なんとか精神のバランスを保っている。週に1度は屋内の市民プールにも通っている。 しかし、それらは、すべて、いい詩を書くための環境作りに過ぎない。 詩に関しては、ぼくは常にトップを狙ってきて、運良くトップを手にしたし
新型コロナのニュースが、ガタッと減った。 自民党の総裁選のニュースがいちばんに来る。 つまり、テレビを観なければ、怖い出来事は何も起こらない。 新聞を広げなければ、毎日が平和な日々。 な訳ないか・・・・・。 ぼくの毎日も不安だらけ。まあ、病気のせいもあるけど、 with「不安」で、創作に打ち込む。 with「恐怖」で、ギターにのめり込む。 疲れたら、空を見上げる。 星が瞬いている。 美しい夜 この世で いちばん 美しい夜は 母親に抱かれた 幼子が 手を 差し伸べて 星をねだる夜 少年たちが 星を採ろうと 虫取り網で 丘を 駈ける夜 美しい夜 そんな夜
中島みゆき/エレーン/Covered by BEBE 以前この方の「世情」の記事を書いた。主に中島みゆきのカヴァーで高い評価を 得ている BEBEさんが、今度は、中島みゆきの隠れた名曲「エレーン」をYouTube にアップされていたので、紹介させていただいた。 今回もガットギター。 ぼく自身も、最近はずーっと、この曲を練習している。 BEBEさんは、ギター演奏のあちこちで、小技を入れてくる。 特に間奏は圧巻で、悔しいが、いまのところ、真似をできる腕が、ぼくにはない。 では、原曲通りかというと、必ずしもそうではない。 自分なりに、かみ砕いて、かみ砕いて、自らの世界観で表現している。 コード自体は、むずかしくはない。 きょうは3篇の詩を書き上げた。疲労と達成感と、プラスαな、何か。 冷たいココアを飲んで、こんな夜には、「エレーン」を弾き語るのも悪くない。 関連記事:https://tigera
いっぴきの蝉が蛇行しながら、恐ろしく低空飛行している。 というより、地面すれすれに、かろうじて風の浮力で漂っているようだ。 しかし、ぼくの脚にぶち当たり、アスファルトに落ちて、背中で飛び跳ねている。 ああ、この蝉は、もう終わりだなあ。 今更ながら、いのちの儚さを想う。 暦の上では、もう、秋なのに、残暑は厳しい。 夏の庭 過ぎし日 坊やが 泣いて 笑って 転んで 水遊びをした 夏の庭 片隅の 少し錆び付いた 物言わぬ 三輪車に 木洩れ日が キラキラと 降り注いでいる
灼熱の太陽が、ジリジリとぼくの肌を焦がす。 真夏の光が、ぼくをなぎ倒す。 けれども・・・・・・・・・・・。 この夏 この夏は なんだか変だ この夏は どこか よそよそしい この夏は うそぶいている この夏は 訝しい この夏は ちょっと神経症的だ この夏は 画家志望の青年の未完成の絵 この夏は もしくは かみさまの失敗作
真夜中、窓を叩きつける雨の音で、目が醒めた。 梅雨末期の大雨だ。 時計を見ると、午前1時。 さて、そこからが、どうにもこうにも眠れない。 眠気が靄のように消えてしまった。 昔は、睡眠導入剤を飲んでいたが、朝起きたときのからだのだるさが 半端じゃない。 妙な言い方だが、あるとき「睡眠導入剤を飲み忘れて」朝までぐっすり 眠ってしまったことがあって、その日を境に、薬からは遠ざかっている。 午前1時。ギターで、今尚ハマり続けている中島みゆきを弾き語る訳にもいかず、 有名どころの詩の文学賞の作品応募もはじまってることを思い出し、案を かき集め、原稿用紙2枚程度の自信作ができそうな確信を持てたところで 朝が訪れた。 ただ、雨は激しく降ったまんま。 雨 季 降り止まない この雨に 打たれながら 木は 木であることに 耐えている 野良犬は 野良犬であることに 耐えている そのかたわらを 赤い傘の少女が 水
7月も後半。 長かった梅雨も、そろそろ明けるかもしれない。 きょうは、ひさびさに晴れて、蝉の声が胸に染みる。 あの蝉は、本格的な夏の到来まで、生きられるのか? 近年、毎年のように「想定外」の大量の雨が降って、河川の氾濫など おおきな災害を引き起こしていることに、憂慮する。 大阪の方も、よく降った。 叩きつけるような大雨が降って、眠れなかったこともある。 雨を聴く ふたり 深いため息をついて 雨を聴く 職を失い 貯金も底をつき ぼくは でも まだ 負けた訳ではないさと リンゴをかじりながら 強がりを言って きみは 黙ったまんま ふたり 背中合わせで ただ 雨を聴く
長らくのご無沙汰だった。はてなブログに戻って来れて よかったと、心から思っている。 くだらない芸能ニュースが、TVのワイドショーの冒頭に 流れるようになり、また、平和ボケが、始まったのかなあと 思っていたら、北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)の台頭で 一気に朝鮮半島に緊張が走った。しかし、脅しの多くが「保留」 になったり、意思系統が迷走しているようで、北朝鮮中枢で今、 何かが起こっているのは、たしかなようだ。 ニュースを、少し遡ると「テラスハウス」という番組でプロレスラー の女の子が、SNSの書き込みで、自死に追い込まれたこと。 TVで放映される番組である以上、演出はある。 「台本のないリアリティ」という台本がある。 すべて、作り上げられた虚構の世界である。 しかし、イジメはなくならない。 次にアメリカの「黒人差別問題」。アメリカは特に根が深い。 彼ら黒人の血を辿っていけば、アフリカ大陸に行
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