水曜日の生命倫理学で加藤先生の講義を聞く。 1)生命倫理の問題は、既存の社会制度(それは法体系により支えられている)の外部に、新しい技術によりもたらされた空白地帯から生じる 2)法体系には、大陸型の成文法と英米型の判例法があり、上記の空白に速やかに対応できるのは英米型である。経験的にいって、日本の(法整備による)対応は、世界でもトップレベルの遅さである。 カール・ポパーの「よりよき世界を求めて」を読む。 よりよき世界を求めて (ポイエーシス叢書) 作者: カール・R.ポパー,Karl R. Popper,小河原誠,蔭山泰之出版社/メーカー: 未来社発売日: 1995/12/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 18回この商品を含むブログ (37件) を見る ポパーの反証可能性理論はほとんどの研究者がどこかで聞いたことがあるのだろうが、少なくとも私にとってのそれは良くできたキャッチ