サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
ノーベル賞
toho.2-d.jp
人里離れた辺境にある博麗神社、その巫女である博麗霊夢は今日も異変を解決していた。 魑魅魍魎に加え、妖怪じみた人間が多く住まうこの幻想郷では、平穏な日々が続くことはあまりない。 もとより日常と非日常の境界などはなく、異変といえども日常の延長上にあるものだった。 霊夢 「それにしても」 神社への帰路の途中で、巫女は言った。 霊夢 「最近、異変が多い気がするわ。それも似たようなのが」 魔理沙 「それはデジャヴュってやつだぜ」 何か面白いものはないかと一緒に付いて来ていた、魔法使いが答えた。 霊夢 「既視感とは…少し違う気がする」 魔理沙 「じゃあ予知夢か?」 霊夢 「それとも違うわね…」 巫女は、異変を俊敏に察知し、速やかに解決する役目を持っていた。 幻想郷で異変が起こることが必定ならば、巫女がその役割を果たすこともまた必定。 だが気付くことができないこともある。 彼
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『東方幻永郷』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く