って事で、かの高名なる高樹せんせが疑問をお持ちの、Gパンの外側の縫い代の処理なんぞについて、ちょっとだけよん、うふ〜〜〜ん<=こらこら! Gパンの歴史や縫製の推移については、ウザイマニア、もとい、研究熱心な愛好家様のHPが数々あるので、そっちで見ていただくことにして、現在の縫製に絞ってみるね。 現在のデニム縫製は、裁断されたパーツを身頃毎に縫製してゆき、最後に天狗(ジッパーの取り付け部分)を縫って、一本のGパンになる工程が一般的だ。主力の大工場はハンガーシステム(工程間をハンガーで移動する)であることが多くて、それ以外もラインで流れて行く。 スエーキ(ポケット地)やポケット付けやリベットの工程ははしょるけど、Gパンの裁断パーツはポケット類を除くと、左前、右前、左後、右後、そしてベルト(帯)で、これをまず、内側を縫い合わせる。これは一般の製品では巻き縫いなので、縫い代は出ないんだよね。で高樹