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パリ五輪
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とある審査に関わって、興味深い現象に気づいた。 男性審査員は、実現までの道筋がまったく見えない提案について、女性の発案には「具体性が乏しい」とコメントする一方、男性の発案には「スケールが大きい」とコメントする。 気づいたので、きちんと指摘しました。修正されることを期待します。
学術会議、超貧乏でほぼボランティアベースで回してるのが実態だけど。年度の途中に「旅費の余裕がないので会議を最小限にしてください」と言われた年もあった。「手当」なんて大層なもの出ませんよ。 なにしろ、あの建物が熱効率悪くて、冷暖房費… https://t.co/QWBoyfeIDq
研究者のみなさんは、論文についているDOIはユニークだと信じているかもしれませんが、実は複数ついているものがあります。 なぜかというとDOIの付与を、基本的に出版社任せにしているためです。 複数のDOIがついている同一論文に、被引… https://t.co/BWEiWd1EHm
大学入学共通テストで導入が見送られた国語と数学の記述式問題について,文部科学省が,非公開の有識者会議で検討を始めた2016年当初から,短期間に厳正な採点ができるか懸念していたことが,公表された議事概要などから明らかになった。(朝日… https://t.co/Vc6Sf155wD
入試改革反対派の方も、この記事で「うぇーい」とか言ってないで、建設的な対案を出せないなら、大人しくソフトランディングを祈りなさい。 あと2年しかないんだから、対案なくちゃぶ台返ししている場合じゃない。どうせ今の政権下で工程表ひっくり返らないんだから。そんなのは単に「ガス抜き」。
私を含めて、です。 5年前、AIによる自動採点なんてあり得ないと力説したが押し切られ、60字以上の記述は大学人が自ら採点する以外にない、と力説したが、「そんなことセンターがやればいいだろ」と反対され、矢折れ力尽きた自分の非力にも腹を立てている。
今朝の朝日新聞の「声」の欄、21歳の女の子に心臓撃ち抜かれた。この人、すごい。巧い。可愛い! https://t.co/EjBsYLRMFo
私は個人的感情で、競争的資金等の審査で相手に不利な判断をすることは決してありません。私が書いたのは以下の通り。 「証明と例示を区別できないような理工系の研究者が、見栄えだけすごそうな内容で申請をしてきたとしても「研究遂行能力があるのか」について疑問に思わざるを得ない」です。
ところでそういう方のお名前は、リストにしてあります。どんなにドラマティックな申請書をコピペを駆使して書いてきたとしても、「こいつは例示と証明の違いがわからない人だったよね」と覚えておくことで誤った税金の使い方をしないで済むように。
この「(反論を一切許さない)信じがたい圧倒的な支持」は、国民教材としての「山月記」が装置として巧妙に機能しているということだと思います。大変興味深いではありませんか。 もし、柄谷行人以降の文学部が「装置としての『山月記』」について検討していないとしたらそれは勿体ない。
山月記への疑問として、まず(例えば芥川の羅生門や蜘蛛の糸に比べて)ディテールの圧倒的欠如を挙げたい。 どんな毛並みの虎なのか、どんな叢、どんな山道なのかさっぱり書いていない。
でも、国語の「心を豊かにする可能性があり」「文学を愛し、文学を育む人材を育成する可能性がある」という理由で、999人が読めない「山月記」を死守している。 それでは、プログラミング教育拒否なんて、言えない。結局既得権益なんじゃない、って言われてもしょうがない。
「誰もが誰かを妬んでいる」の受動態(同義で、しかも受け身で書いた文)はなんでしょうか?
ご依頼がありましたので、12月25日発売の「正論」2月号に「AI社会で日本の中間層が崩壊!?」という論考を書きました。 「正論」は大変ユニークな雑誌で、著者の原稿に一字一句従ってそのままゲラにします。全角・半角数字が混じっていると変なことになるので、著者のほうで直すくらいです。
以前、うちのポスドクが書いた「高校生がいかに検索に失敗しているか」に関する論文。いわゆる100%進学の公立ナンバー高での実験。3つキーワードをいれたら確実に答えが目の前に出るはずの課題で検索に失敗している。 https://t.co/JX0PjcvyuT
最近、日本の組織で一番痛んでいるのは結局「人材」かな、と痛感する事象がたびたびあり、頭を抱えている。
小論文の点数と入学後の成績の相関が低すぎるため、ハーバードが入試から外した模様。他大学も同様の動き。>Harvard ends requirement of SAT essay https://t.co/Z9zc6VwSfy
あ。そっか。 「教えてやる」以外の、他者とのコミュニケーションの方法を、60歳以上になるまで身に着けていないのか。それは寂しい老後だろうね。 でも、その寂しさは自分の責任なので。他の人を巻き込むのはやめてください。
朝メールを開けるのがつらい。 著書に対する「親切心からの良質な読者からの指摘」の体裁の、誤読(あるいは事実誤認)メールが届いているからだ。最後に「ちなみに、私は元○○です」と「○○」にプライドをもっているらしい定年後の男性ばかりというのも気味が悪い。全部迷惑メールに登録する。
「結果的に読解力を上げる処方箋が出なければ役に立たないは真だと思う」というご意見は興味深い。それフレームに囚われています。 読解力を上げる処方箋がなく、しかし読解力で生涯賃金に格差が出るならば、それは「社会システムとして」読解力がない方に再配分が必要になる、ということです。
最近、数学の最先端成果は国際論文誌に掲載されずに単にarxiv公開される傾向。他の研究者が査読を試みると5年以上かかることはざら。人間の脳はハードとしてもう最先端数学は理解する限界に近づきつつあるのかも。そのことを誰よりも実感して… https://t.co/XSfQLAJqF9
プログラミング的思考というのは、①制約がある中で、②ある明確なゴールにたどり着き、③そのたどり着く方法を言語化できること、なんだと思う。調理実習もそろばんもそうだし。 で、その中で最も重要なのは③の部分で、そろばんや調理実習にはこれまで、そこの部分が不十分だったと思う。
できれば、小学生の家庭では、トイレには「今日は何の日」が書いてある日めくりカレンダーをかけてほしいです。(みつをはやめてほしい、論理性がつかないので)それでだいぶ語彙が増えます。
最近、もっとも懸念しているのは、「おしゃれな新婚家庭は乳幼児の文字環境として砂漠のようだ」ということです。インタビューでもお伝えしていますが、部分的にしか掲載されないと思うので、一応全部書きます。これは科学的に確認できていません。私見です。
「これほど多忙で疲弊している中学や高校が、なぜ2万人以上の規模で協力したのだろう」とは思いませんか?私に権力などないし、教育委員会は強制していない。これは現場の声です。こんなに教科書が読めてないのに、アクティブラーニングとかプログラミングとか英語とか無理ですとう声なき声。
今回の調査は、科目としての国語力を測ったものではありません。教科書も国語と英語は用いていません。「事実について書かれた短文を正確に理解する力」を測っています。国語が得意かどうかと本調査の能力値との間に相関は特にはない、という結果です。また、読書が好きかどうかとも相関はなかった。
読書が好き・読書してる、と「事実に関する短文を正しくよむ力」は科学的には「関係ない」としか今のところ言えません。まぁ、大人でも同じような自己啓発本を月に三冊読んで読解力あがる気がしないし・・・読書の内容や質が関係するんでしょう。
相関がなかったのは、性別・得意な科目不得意な科目・一日の学習時間・スマートフォンの利用時間・読書の好き嫌い(5段階)・好きな本のジャンル・今月読んだ本の冊数・新聞購読の有無・通塾・習い事など多岐にわたります。能力値と意味のある相関があった項目は特に見当たりません。
内閣府の会議では「シンギュラリティが来て、人手不足もエネルギー問題も食料問題も解決できる」と主張した委員がいた。「それは土星に生命がいるかも、というのとあまり変わらない。そういう前提で議論をすべきでない」と注意はしたけど。https://t.co/9wqWk26Su7
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