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最近ちょっと気になるのが「論理的か否か」である。 たとえば雑誌の記事中に、「AはBである」という主張があったとする。そして根拠が、箇条書きのような感じで記載されていたとする。 ナルホドナルホドと読みながら、ふと思う。 「これで本当に根拠として足りている? 網羅的になっている?」 疑問を感じる場合は、何らか視点が足りていない場合が多い。論理がきちんと構築されていないのだ。 もちろん雑誌だけではなくて、書籍でもブログでもプレゼンでも普段の議論でも同じだ。論理がおかしければ、聞いているほうは、指摘まではできなくとも、「なんか変」と違和感を抱いてしまい、手放しで拍手できないのだ。 論理的であったほうがスッキリする、話が早くなる、シンプルになる。そんなシーンはけっこう多い。 ではどうやって論理を構築するのか。 常に完璧に論理的であることは難しい。だが、論理が構築しやすいように考え方を工夫することはで
最近になって、セミナーがUstreamで中継されることが多くなったと感じる。 音声も画像も、昔に比べて格段に良いし、Twitterで意見が交わされたりして臨場感があるというか、参加感がある。 嬉しいことだ。 多くの人が気軽に見られる分、スピーカーの責任も重くなっている。 気がそれがちな人々の興味をどう引きつけるのか。よりわかりやすい構成、ききやすい発音、声の抑揚とか。 ここしばらく、人前で話すのを休止しているのですが、来年春あたりから、またやらせていただければ嬉しいなーと思っているところなので、ちょっと怖くもある。 講演のプロではないのだから、そこを突き詰める必要はないと考えたこともあったけれど、結局「自分をどう表現するか」ということなので、ビジネスパーソンは誰でも必要とするこだろうと思う。 講演を分解すると「内容」「構成」「ビジュアル(スライドや服装)」「人(喋り方、仕草など)」の4つに
さきほど、「だれもが使えるWebサイト公開討論会」をUstreamの中継で見ていた。本当は聞きに行く予定だったが、風邪気味だったので自宅から。 アクセシビリティがテーマだ。 見終わってから他の仕事をしてたのだけど、どうも気になるので、思ったことをつれづれに書いてみた……ら、予想外に長くなってしまった。 アクセシビリティと予算 アクセシビリティには予算が必要で、しかし予算が取りにくいといった話があった。 「より使いやすく」するには確かに予算が必要だと思う。 しかし、最低限のアクセシビリティを確保するのは、むしろ当然のことで、あらためて予算とかいわれると不思議な感じがする。 ちゃんとhtmlを書いていれば達成できるのではないだろうか。 Flashやらのリッチ系コンテンツのアクセシビリティ確保が大変なのはわかる。そこには予算が必要だ。予算がないなら、目的達成の経路上に避けられないFlashは入れ
今聞いているのから、いつか聞きたいのまで。 ● eChat Vancouver 日本語と英語交じりのPodcastなので、「ながら」でも聴ける。お勉強っぽさなくて飽きないのが良い。 既に終了してしまっているプログラムだが、ファイルはまだ残っている。いつか消えてしまうかもしれないので、今のうちにDLしておくのが吉。 ● English as a Second Language Podcast 有名どころ。スクリプトもあるし、素晴らしい。 ● Business English Pod ビジネス英語。難しいようでいて、仕事で知っている単語や知っている内容が多く、案外理解できたりする。「なるほど、こんなふうに話すのか!」と思うこと多し。 ● World News For Children こども用のニュースなので聴き取りやすい(はずだが、わたしはニュース的な単語・用語を知らなすぎるのでわかるのと、
「成長期」には何が起こるのか Web制作は「導入期」「成長期」「成熟期」「衰退期」のプロダクトライフサイクルに照らすと、現在は「成長期」だろう。 「成長期」には何が起こるのか。 需要が増える。生産量が増える。産業全体の売上が上がる。競争が激しくなるから投資は必要。ひとつ単位の価格は下がるか。 生産は効率化されていく。家内制手工業のような「ひとり、または小さな単位で全部やる」形態が減り、「複数人が役割を完全に分担して作業する」形態になっていく。 分業された分野にはマニュアルやガイドラインが整備されるのでハードルは低くなり参入者が増える。 分業が進む? Web制作においてもそうだろうか? 結論からいうと、「分業はできる、だが完全分業ではよい仕事ができない」と思っている。 「完全分業」に否定的な理由 完全分業とは、複数人が役割を完全に分担して作業し、他領域については完全に他の人に任せること。 つ
今日はコードな話。 現在、仕事の合間をぬって自社サイトのリニュアル作業をしているのだが、concrete5を使ってみようかと思っている。 concrete5はオープンソースの汎用CMSのひとつ。小規模サイトの構築に向いている。 テーマの作り方はWordpressに似ている。だけどまだ日本の公式サイトのドキュメントが少ないので、いろいろカスタマイズしようと思うとちょっと時間がかかる。 というわけで、今後の自分と、似たようなことで悩んだ方のためのメモ。 body に id や class をつけて、スタイル適用の手がかりにしようというのがCSSシグネチャ。 concrete5 の場合はこんな感じで作る。 これで、idにはページそのもののファイル名、classにはその上のディレクトリ名が入る。 (homeは、idがhomeでclassが空になる) 公式フォーラムから見つけたネタでした。 Page
RCMSの魅力を引き出そう会 ある日「RCMSの魅力を引き出そう会へのお誘い」という件名のメールが届いた。仕事やイベントなどで交流があるまぼろしの小林さんからであった。 RCMSとは、国産のコンテンツ管理システムのひとつだ。わたしは使ったことがなかったが、小林さんは「これはすごいですよ!」と言う。だが、その魅力が現在のWebサイトでは存分に伝えきれていないと。 グループワークという形でRCMSの魅力を引き出し、ひとつのWebページに仕上げたいとのことであった。 参加者は、小林さん(まぼろし)、黒野さん・秋野さん・柳谷さん(linker)、松田さん(TSUDUMI)、そしてRCMSを開発しているディバータの加藤社長である。 当日の様子は、小林さんとlinkerさんのブログに詳しいのでそちらをご参照ください。 ディバータさんで、RCMSのためのグループワークをしてきました(小林さん) 「RCM
「ページの上に戻る」ボタン、サイトごとにあったりなかったり、場所が違ったりで、 よく使う基本的なナビゲーションなのに、使いにくい。 ブラウザのスクロールバーのあたりに何かボタンがあるといいのではー。 ——————————————————– ■ 追記 2009/05/16 06:55 はてぶコメント興味深いす。ありがとうございます。 確かに、まったく使わない人もいるだろうし、特にキーボードメインの人は使わない人が多いだろうなと、思いました。 とはいえ、ユーザビリティテストで一般の人が使っているのを目撃したこともあるし、Webどっぷりな人が使っているのも見たことあります。クライアントから「上に戻る」が無いからつけて、と言われたことも。 統計的に調査したことはない。アクセスの多いサイトでCrazyeggとかでやってみたいものだ。 「よく使う基本的なナビゲーション」は少し言い過ぎた感じが自分でもあ
先日、Backlogの導入事例インタビューを受けた。 BacklogとはASPのプロジェクト管理ツールで、うちがお世話になっているシステム開発会社ヌーラボさんが作っている。 インタビューでは、わたしがどれだけBacklogが好きかを語り尽くしたかったのだけど、うまく言葉にできなかった。 なぜなら、もうBacklogを利用する前の状態を思い出せないからだ。 どうやっていろんなことを管理していたのだろう。むしろ管理できていたのか? それまで、他のプロジェクト管理ツールもいろいろ使ったが続かなかった。 ところで今日は、思わぬ人がBacklogを使っている現場に遭遇した。 その方はバグを発見した現場でそのまま課題登録されていらっしゃった。 ですよねですよね。メモってても忘れてしまうことがあるが、課題登録しておいたら忘れないし、すぐ共有できますよねー、と勝手に共感した。
最近、20分単位でタイマーをかけて仕事するという集中法を時々行なっている。 20分でどのくらいできるかというタイムアタックにもなるし、20分という気軽さから集中もしやすい。いつの間にかおそろしく時間が経っていたというようなことも、これをやっている間は無い。 何分単位にするかは、人それぞれだろう。15分の人が多いだろうか? わたしは15分も試して見たけれど、ちょっと短いと感じた。60分でやっていたこともあるが、60分だと途中で他のことが気になりだして集中から離れてしまったりしたものだ。 結果的に20分がわたしには合っていた。1時間を3つに割るというのが、なんとなく気持ちが良かった。なんとなーくだ。 タイマーはiPhoneのものを使っている。 キッチンタイマーも試してみたが、基本的に音が大きくピリピリした感じなので馴染まなかった。iPhoneなら音や音量も選べるのが素晴らしいし、常に持ち歩いて
堀内敬子(ほりうちたかこ)のブログ。アプリのデザインしてます。
アクセス解析とユーザビリティなんとかがもっと近寄るといいなと思った。 とひとことで書くと語弊があるか。 定量調査と定性調査はどっちも専門分野なのでわかれがち、偏りがちという印象がある、という話。UCDな分野では統合されているだろうけど、現場では別れている。 アクセス解析を専門としている人が定性調査を軽視した発言をしているのを聞いたのがきっかけだ。量と解析を重視するあまり、サンプル数の少ない定性調査を軽んじる傾向があるようだった。アクセス解析に対する愛がそうさせている感じだったので、聞いていて嫌な感じはなかったがもったいない。 逆もあって、ユーザビリティテストにはまっている人が、アクセス解析やらアンケートやらをほとんど使っていなかったり。 どちらかがより効果的ということはなく、組み合わせてはじめてできること、はじめて出る効果がある。だが実際の現場としてそれらをバランスよく配分できていることは
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