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ノーベル賞
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2010.6 やあ、みんな。ビリーだよ。 暗号シリーズが終わり、今回から新シリーズだよ。 ビリーがお客様のハードウェア上のソフト開発を受託する時、「転送パフォーマンスを向上させたいのでDMA対応をしてほしい」と言われることがよくある。「DMA対応」とは、具体的にどういうことをすればいいんだろうか。 今回のシリーズでは、DMA転送の概要、デバイスドライバの実装方法、注意すべき点などについて説明していくよ。 DMAとは DMAは、Direct Memory Accessの略なんだ。訳すと「直接メモリアクセス」だね。いったい、何が「直接」なんだろう。DMAを行わない場合は、メモリ(※補足1)にアクセスするのは「CPU」になるよね。これを「PIO」方式と言うんだ。PIOは、Programmed I/Oの略だよ。一般的には、PIO方式の対義語がDMA方式ということになるんだ。 ※補足1 DMA転送の
2011.6 やあみんな、ビリーだよ。 今回は、メモリの使いかたについて説明してみよう。 これまでにビリーが講義した、 「七の巻:スタックってなあに?」 「八の巻:メモリを壊してみましょう」 「拾壱の巻:コードサイズを聞かれたら」 で復習しておくと、さらに理解度アップだよ! セクションとヒープ領域とスタック領域 プログラムの本、コンパイラのマニュアルなどを見ていると、ヒープ領域やスタック領域という言葉が出て来るよね。これはいったい何だろう?メモリの領域をさしているようだけど、「拾壱の巻:コードサイズを聞かれたら」で解説した、セクションとは違うのかな?『セクション』は、ROMやRAMをどのような用途に使うかを決めるものなんだ。「プログラム(コード)を配置する領域」「データを配置する領域」などだね。 組込みの世界では、一般的にプログラムやOSをコンパイル(リンク)した時点でセクションのアドレス
半導体エンジニアとして3年、電子・機械系雑誌のジャーナリストとして12年の月日を歩んできたエンライト代表:伊藤元昭氏が、組込みシステムを取り巻く、応用市場の新潮流、技術トレンドを、毎回1つのテーマに絞って分かりやすく解説します。
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