サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
円安とは
uyutomo.hatenablog.com
先日めでたく簿記2級に合格したので、次は6/9の証券アナリスト2次試験の勉強計画を立てます。 【合格への最低ライン】 ・合格率は約40%前後。 ・2次試験は筆記試験で、50%取れれば合格とのこと。 ・合格者のブログ等を見ると、勉強時間は200時間程度必要? 【勉強方法】 ・まずはテキストと過去問をパラパラと読んで、どんなレベル感なのかを把握。 ・レベルとしては1次試験とそこまで変わらないが、筆記試験のため、深い理解が必要。 ・テキストの例題を論パ代わりにして暗記していく。 ・1次試験と異なり、テキストだけあれば勉強できそうなので、電車でも勉強しやすそう? ・過去問は、奇を衒った問題もあるようなので、頻出分野とそうでない分野を意識しながら問題演習をする必要がありそう。 ・テキストは、1次試験同様TACのものを利用*1。 ・平日1時間、休日3時間で200時間の勉強時間は確保できそう。 *1:
試験日が1月14日に決まりました。 以前書いた、勉強計画の記事はこちら。 uyutomo.hatenablog.com 結論、勉強時間は目標から多少ビハインドですが、順調に進んでいます。 特にこの2週間*1は週次の勉強時間をクリアしており、『やさしすぎる解き方の本』も3周目に入っています。 勉強時間は現時点で約48時間ほどです。 来週末くらいまでには5週目を終えて、『予想問題集』の方に取り掛かりたいところ。 年末に入る前に自信が持てるようになりたい。 *1:実質、この2週間で勉強を始めたような感じです。。。
碩学による日本政治思想史の入門書です。 日本政治思想史: 十七~十九世紀 作者:渡辺 浩東京大学出版会Amazon本書は、日本学士院会員かつ丸山眞男の門下生の著者による日本政治思想史の入門書です。 著者や書評の中で、本書を入門書と定義しているものは見当たらなかったが、私としては入門書としてオススメしたい1冊でした。 その理由は、①著者の文章力がかなり高く、エッセイ調な文章なこともあってとても読みやすいこと、②通史的な記述による章と、思想家別の章があり、いわゆる日本政治思想史を縦軸・横軸で理解できること、の2点です。 ただ、日本政治思想史自体が、儒学・朱子学の知識をかなり前提とするため、本書の前にそれらの入門書を読んでおくことが必要かと思います。私自身は、丸山眞男の『日本政治思想史研究』を読みこなすための前段階として読んでいます。
ネット上で解決策が見つからない悩みです。 業務上利用しているパワークエリで、自己のファイルパスをセル上に値として置いており、それを変数としてパワークエリに取り込んで自己参照しているものがあります。 分かりづらいので具体例を出すと、Book1.xlsxのSheet1がデータベースになっていて、Sheet2にクエリが展開されています。Sheet2のクエリはSheet1を参照しています。ただ、このファイルは外部とのやり取りを前提としたものなので、ファイルがどこに置かれてもクエリが起動するように、Sheet2のセル上に自己のファイルパスを取得する関数を入れて、それを読み込ませるようにしました。 ちなみに、パワークエリにセル上の値を変数として取り込む方法は、下記をご参照ください。 officetanaka.net クエリの更新はうまくいったのですが、保存しようとすると 他のユーザーが○○(ファイル名
証券アナリスト1次の次は、基本情報を受けようと思います。 (全文PDF・単語帳アプリ付) 徹底攻略 基本情報技術者教科書 令和5年度 作者:月江 伸弘インプレスAmazon いつ受けるか 決めていませんが、今週テキストをざっと読んでみて、自分にとっての難易度を測ります。テキストはITパスポートと同じシリーズのテキストを使っていきます。ITパスポートは20時間程度だったのですが、さすがに100時間以上は必要なのではないかと思っています。100時間とすると2ヶ月くらいは必要ですね。初学者から勉強すると一般的には200時間くらい必要みたいです。 どのように勉強するか テキストを見て決めますが、テキスト付属の問題を解く→過去問&並行して単語帳かなと思っています。この点は修正の可能性大です。 注意点 1回受験すると、その後30日は再受験できないようです。また、2023年にカリキュラムが変わっているの
最近職場でOffce365が導入されたせいか、マクロのトラブルが増えた気がしています。 この2年間くらい私の業務を格段に効率化していたマクロが急にエラーを返すようになりました。 よく観察していると、他のエクセルファイルを開く部分でエラーが出ている様子。 今まで何百回とやってきたのに出てこなかったエラーですが、急に出るようになりました。 途方に暮れていたところ、DoEvents関数で、イベントの処理をOSに渡すとできるようになるとのこと。 officetanaka.net 半信半疑でやってみたところ、エラーが出なくなりました。たった1回開くだけの操作だったのですが、効いてしまいました。 DoEventsの解説はネットにありますがよく理解できませんでした。使いすぎると重くなるようですが、日常的にエラー対策で使っている方いらっしゃるんでしょうか。気になるところです。
弘文堂から出版されている論点探究憲法の後継書です。 憲法学の現在地 -判例・学説から探究する現代的論点 作者:山本 龍彦,横大道 聡日本評論社Amazon本書の特徴は、①小山剛・駒村圭吾両教授の還暦記念論文集であること、②論点探究憲法*1の後継書であること、です。 ①については、論点探究憲法に比べると、著者に両教授の門下生が多くなっています。②については、論点探究憲法同様に学生向けの論点集となっています。論点探究憲法は2013年に改訂されていますが初版は2005年であり、これからは本書の参照機会が増えていくものと想像されます。 論点探求憲法に比べると、より学生向けの内容となっている印象です。論点探究憲法は、本当にロースクール生向けなのかなと思うほどハイレベルな内容も含まれていたので、それに比べると良心的です*2。 論点集なので、気になった論点を深めるための最初の1冊としてオススメです。 *
神保町ブックフェスティバル戦利品4作目です。 企業金融と会社法・資本市場規制 作者:久保田 安彦有斐閣Amazon著者は、弘文堂の会社法(紅白本)の共著者の一人としても知られる、新進気鋭の会社法学者です。 各種媒体で発表済みの主にコーポレートファイナンス分野における論文を集めた論文集です。 各論文は独立して発表されているものなので、興味のある分野をつまみ食いして読むことができます。 他媒体で引用されている際には戻ってきて再読したいと思います。 ランキング参加中法律ランキング参加中読書
5冊ほど買ってきました。 株主総会制度の基礎理論 -- なぜ株主総会は必要なのか 作者:松井 秀征有斐閣Amazon本日は神保町ブックフェスティバルに参戦してまいりました。 戦利品が5冊*1ありますので、1冊ずつ紹介していきたいと思います(ちなみに、全部有斐閣です)。 松井秀征『株主総会制度の基礎理論』 株主総会制度の基礎理論 -- なぜ株主総会は必要なのか 作者:松井 秀征有斐閣Amazonいやー、まさかこの本に出会えるとは思いませんでした。学生時代に読んで、とてもおもしろかった記憶があり、いつか再読したいと思っていた本でした。株式会社制度の発展とそれに伴う株主総会の充実を追っている一冊です。この本のお蔭で、大塚久雄『株式会社発生史論』を知ることができたのも思い出深いです。 伊藤靖史『経営者の報酬の法的規律』 経営者の報酬の法的規律 作者:伊藤 靖史有斐閣Amazon上記同様リークエ著者
エクセルがGoogleスプレッドシートに一番負けている(と個人的に思う)分野です。 Excelパワークエリ データ収集・整形を自由自在にする本 作者:鷹尾 祥翔泳社Amazon query関数が大好きです 私は業務上Googleスプレッドシートを利用する機会が多いです。エクセルではなく敢えてGoogleスプレッドシートを利用する一番の利点として認識しているのが、query関数を利用できることです。 query関数とはSQLで使われるクエリのようなもので、スプレッドシート上のデータ(ベース)に対して特定の条件を満たすデータのみを抽出するための関数です。 元データから特定の列のみを抽出したり、フィルターをかけたりと何かと便利な関数です。 関数なので、引数に条件を入れていけば簡単に使うことができます。 PowerQueryは嫌いです 対するエクセルには同様の機能として、PowerQueryが実装
気になっていた本を購入しました。 プログラマーの本気がExcelを覚醒させる 超絶ExcelVBA 作者:クジラ飛行机ソシムAmazon最近は積極的な開発を行っていませんが、Excel VBAの知識は常にアップデートしていこうと思い読みました。 Excel VBAをやっていて疑問に思うのは、Excelで完結することを前提としてアプリケーションやコードを考えてしまうのは果たしていいことなのか、という点です。 日常業務がExcelで完結するのであれば問題ないのですが、現在はブラウザで何でもできる時代です。 今流行りのPythonやJavascriptを使っていればアイディアが制限されることはないと思いますが、Excel VBAしか知らない私は、常にアイディアがExcelの内部で完結してしまいがちです。 WebAPIやJSON、正規表現と、聞いたことはあるけど、Excelにどう組み込んでいいのか
近年で最高の買い物をしました。コスパ最強です。 HP ノートパソコン 13.3インチ 2021年旧モデル IPSディスプレイ 軽量957g AMD Ryzen7 16GB 512GB SSD HP Pavilion Aero 13-be セラミックホワイト Windows 11 Pro WPS Office付き(型番:483X1PA-AAAC) ヒューレット・パッカード(HP)Amazon[rakuten:hp-official:10000102:detail] 衝動買いで、上記のパソコンを買いました。 主なスペックは下記の通りです。 型番: 13-be0036AU CPU:AMD Ryzen 5 5600U (6コア/12スレッド、最大ブースト 4.2 GHz) + Radeon グラフィックス メモリ:16GB SSD:512GB 画面サイズ:13.3インチ(16:10) 重さ:95
大御所のによる行政組織法の体系書の改訂です。 行政組織法〔第2版〕 作者:藤田 宙靖有斐閣Amazon名前を知らない人はいないと思いますが、藤田教授は行政組織法の体系書を2005年に出版しており、本書はその待望の改訂版になります*1。 私は行政組織法の本を読んだのは初めてですが、本書はいい意味で初心者にはオススメできない、本物の体系書になっています。 本書の特色は、①行政法総論へのリファレンスが充実していること、②行政組織法の細かい規定に関する記述より、理解の大枠をめぐる議論が充実していること、が挙げられます。 まず①についてですが、本書を読む上で、青林書院から出版されている藤田行政法総論は必須文献になっています。行政法総論に関する基本的な説明は行政法総論に投げられており、その特徴的な行政法理解を前提としなければ、②の性格もあり理解は困難かと思います。主に塩野説に対する長大な脚注は、総論で
お陰様で、本ブログの累計アクセス数が70,000件を突破しました。 70,000件という数字に特段の意味はないのですが、キリ番の報告をしていなかったのでこのタイミングで報告し致します。 2015年から、一時中断期間を経て継続できているのは、読書という体験を共有していただける皆様のおかげでございます。 せめて週1件ペースで更新できたらいいなとは思っていますが、温かい目で見守っていただけますと幸いです。 引き続き、ご愛顧のほど宜しくお願い致します。
資産・債権の流動化について、法的観点を概観できる1冊です。 資産・債権の流動化・証券化(第3版) きんざいAmazon先日、類書*1を紹介しましたが、本書はいわゆる「流動化」に関して、第一線で活躍する実務家が解説を加える1冊です。 類書に比べると、484ページの中で流動化に関連する法律を概観でき、解釈論まで踏み込む1冊になっています。 分かりやすさを意識して書かれているとは言えませんが、そもそも読者として初心者を想定していないので、我慢するしかないかと。 ただ、取ってつけたように第5章に組み込まれた、アジア諸国の流動化事情についての約100ページは余計かと思います。 ニーズがかなり限定的かつ、少ないページ数の中で、中国・香港・インドネシア・タイを取り上げており、各国の制度説明も実務に堪えるものにはなっていません。 *1:uyutomo.hatenablog.com
アメリカ住宅ローン市場とその背後にある巨大な証券化市場をまとめる良書です。 アメリカ住宅金融の仕組みと証券化: サブプライム危機以降の課題と展望 作者:森 利博晃洋書房Amazon以前から漠然と証券化市場に興味があり、大垣尚司『ストラクチャード・ファイナンス入門』(日本経済新聞出版社、1997年)を読んでいました。 ストラクチャード・ファイナンス入門 作者:大垣 尚司日経BPマーケティング(日本経済新聞出版Amazon 大垣『ストラクチャード・ファイナンス入門』は、今となっては内容は古くなっている部分もありますが、証券化勃興期の熱気とともに、主にアメリカでの証券化について概観できる良書です。 大垣教授の著作はどれも、高度な内容を読みやすい筆致で語るものが多く、私も何冊か持っています。ファイナンス実務と法との関連を、主にファイナンスの観点から説明できる、稀有な著者です。 そんな大垣『ストラク
文章術の本としておすすめされている1冊を読みました。 【新版】日本語の作文技術 (朝日文庫) 作者:本多 勝一朝日新聞出版Amazon本書は、朝日新聞でジャーナリストとしてキャリアを歩んだ著者によって書かれた文章術(タクティクス)の本です。 文章術の本として本書が推薦される機会は多く、木下是雄『理科系の作文技術』(中公新書、1981年)*1と双璧をなしています*2。 読後の所感としては、文章術を学ぶという目的であれば本書は推薦しません。 本書を手放しでオススメできない理由は2つあります。 一つ目は、具体例が多すぎて、実際に使えるテクニックの記載が少ないことです。 二つ目は、著者のイデオロギーとも思われる叙述が多く、テクニックを学ぶ本というよりはエッセイのような印象を受けたことです。 テクニックの本は、とにかく重要度順にテクニックを羅列してくれればいいのですが、そうなっていませんでした。 ち
実際に同僚に使ってもらえるプロセスを作成している中での所感を書きます。 ↓過去記事はこちら uyutomo.hatenablog.com 使ってみての感想 現在、Webブラウザを遷移していって、エクセルにある情報を打ち込んでいくプロセスを作成しています。 正直、使いやすさはないなぁと感じています。初心者とはいえ、Excel VBAに慣れている身からすると、UIが直感的過ぎて使いにくいです。 ただ、Excel VBAはWebブラウザの処理が得意ではないので、その点では使わざるを得ないというのがもどかしいところです。 また、アプリケーションを横断するような処理も、(少なくとも私の使える範囲の)Excel VBAでは難しいので、泣く泣く使っている状況です。 UiPathはVBベースで動いていると聞いたことがあるのですが、もっとコードをガシガシ打ち込めるようになるとプロセスの作成が楽になるのに。。
今日から本格的にUiPathで実際のプロセスを作成し始めました。 まずはやりました、という記録です。 基礎がよくわかる! ゼロからのRPA UiPath 超実践テクニック 作者:吉田 将明オーム社Amazon 2021/06/09分 今日はまとまった時間が取れたので、実際に業務で使ってみたいプロセスを作ってみました。 やった内容は、Webを遷移していって、データを入力していくという簡単なものでしたが、 変数の設定や繰り返しの処理までは作成することができず、汎用的なものにするにはまだ時間がかかりそうです。 手元に上記本を買ってあるので、復習しながら理想のプロセス完成を目指していきます。 Excel VBAと違って、多様な切り口の入門書が数多く出版されているわけでもなく、 ネット上の情報も体系的なものは少ないように思うので、途中で投げ出さないように精進していきます。 2021/07/20追記
今日も今日とて練習です。 uyutomo.hatenablog.com 今日もe-typingでタイピングの練習です。 今日の収穫は、読点、句点をそれぞれ中指・薬指で打つようになったことです。 今までとは違う運指でぞわぞわしていますが、まだまだ継続していきます。
私が実際に使用している個人用マクロブックのコードを公開します。 個人用マクロブックの中から、実際に私がよく使っているものを公開します。 こんなに簡単なマクロでも日々の業務が楽になるので、とても助かっています。 下記、ちょっとした解説とともにコードを載せていきます。 Sub 黄色() Application.ScreenUpdating = False ' 単一セルの場合 If Selection.Count = 1 Then If ActiveCell.Interior.Color = xlNone Or _ ActiveCell.Interior.Color = RGB(255, 255, 255) Or _ ActiveCell.Interior.Color = 0 Then ActiveCell.Interior.Color = RGB(255, 255, 0) Else Activ
今日起こったこと findメソッドを使って、条件式にエラーが出ているセルを検索して、一定の処理をするマクロを書きました。 ところが、findメソッドを使いこなせていなかったため、検索に抜け漏れが生じてしまいました。 誤解していたこと 原因は、findメソッドの検索順序が、オブジェクトの左上のセルの次のセル→オブジェクトの最後のセル→オブジェクトの左上のセルであることを知らなかったことです。 てっきり、左上のセル→オブジェクトの最後のセルだと思っていました。 上級者からしたら当たり前なのかもしれませんが、私はここで大きく躓いてしましました。 もしかしたら上級者は、引数のAfterをうまく設定することでこの現象を逃れているのかもしれません。 私のような状況に陥っている人の気づきになれば幸いです。 実際のコードで見てみる ワークシートに画像のような文字列が記載されているときに、下記のマクロを実行
銀行取引を主体とした、伝統的なファイナンス手法における法的論点を解説する良書です。 ファイナンスの実務と法 作者:永野良佑中央経済社Amazon本書は、伝統的な銀行取引を念頭に置いたファイナンスにおける法的構造を解説しています。 民法や会社法等の知識は、基礎編にて必要な限りで説明していくスタイルです。 ある程度ファイナンスをかじっている人が、日頃の業務で出てくる法的な概念や構造について体系的に学ぶのに最適です。 また、応用編では、債権譲渡や担保法の実務的な手法についても詳しく説明されています。 著者が金融アナリストということもあり、あまり法律の本っぽさはありません。金融畑の人には、このような本の方が学びやすいのかも知れません。 以下は投げ銭用です。 この続きはcodocで購入
営業職へのマインドセットとスキルセットをまとめた1冊です。 営業の鬼100則 (アスカビジネス) 作者:早川 勝明日香出版社Amazon営業職への自己啓発本です。 この手の本は、書いている内容は同じことが多い*1ので、どの本が一番しっくりくるかで決めるべきです。 本書の著者早川氏は、アクサグループ・ウインタートウルスイス生命保険で数々の営業成績をたたき出してきた営業のスペシャリストです。今までに本書以外の自己啓発系の本を何冊か出版しています。 保険営業は営業次第で成績が大きく左右される商品なので、保険営業出身者は営業において大きなプレゼンスを持っています。 まずは本書を読んでみて、自分に合うと思えば座右の一冊にしてみてください。 以下は投げ銭用です。 *1:むしろ、同じでなかったらそれは定石ではないので注意が必要ですよね。 この続きはcodocで購入
成功者に必要なメンタリティ「グリット」について解説した1冊です。 実践版GRIT(グリット) やり抜く力を手に入れる 作者:キャロライン・アダムス・ミラーすばる舎Amazon2018年のビジネス書界で最も注目を集めたのは、「グリット」という概念でした。 グリットとは、書名にもある通り「やり抜く力」のことで、成功者に最も顕著な特徴として注目されています。 しかも、グリットは後天的に鍛えらえれるものだとしており、そのためには、きちんとした目標設定を行い、自制心を保ちながらも、失敗を恐れることなく挑戦し、周りの人の協力を得るためにも謙虚であることに努め、困難に直面しても諦めず、忍耐強く取り組んでいくことが実用だと説いています。 なんだ、当たり前のことじゃないかと思う部分も多いですが、日々の生活の中で上記項目を意識しながら生活していくことで、グリットが養われ、成功へと近づくとのことです。 グリット
GSで日本のM&A統括を務めた、服部氏の自伝です。 ゴールドマン・サックスM&A戦記 伝説のアドバイザーが見た企業再編の舞台裏 作者:服部 暢達日経BPAmazon本書は、GSの日本におけるM&A統括を務めた服部氏が、自身の手掛けた案件を振り返りながら、日本のM&A史も振り返る1冊です。 日本のM&A史に残るビッグディールの裏で、服部氏が何を考え、どう巻き込まれていったのかが克明に綴られています。 M&A絡みの勉強は複雑かつ冗長なものが多いですが、合間にこのような本を読むと、「人間ドラマ」としてのM&Aが浮き彫りになってきて気分転換になるかもしれません。 また、会社と個人は対等(依存してはならない)という、服部氏のスタンスは、サラリーマンが忘れがちな教訓だと思います。 なかなかそのように生きていくことは難しいですが、1歩でも近づくために頑張っていきます。 以下は投げ銭用です。 この続きはc
近年話題になっている、リノベーションの際の建築法規について解説した一冊です。 事例と図でわかる 建物改修・活用のための建築法規: 適法化・用途変更・リノベーションの手引き 作者:佐久間 悠学芸出版社Amazon近年、スクラップアンドビルド一辺倒の見直しや建築費の高騰を受けて、リノベーションが注目されています。 本書では、老人ホームや保育所・ホテル等の建築基準法だけではなく、他の法律による規制も受けている建物を事例として取り上げて、 リノベーションの難しさを解説しています。 企業や事業者としては、コンプライアンス重視の流れもあり、建物の遵法性を確保しなければならなくなっています。 そのためには調査や改修で1年以上の期間をとられることもあり、きちんとした計画を立てなければいけないと忠告してます。 これからリノベーションが普及していくためには、こういった調査が簡易になること、調査にかかる期間を不
アメリカ憲法の群像-理論家編 尚学社Amazon 大要 若手のアメリカ憲法研究者によって書かれた、アメリカの憲法学者の入門書(?)です。合計12人が紹介されており、チャールズ・ブラック、ジョン・ハート・イリィ、サンフォード・レヴィンソン、キャス・サンスティンといった日本でも知られる著名な学者から、ジェド・ルーベンフェルドのようなこれから評価が高まっていくであろう学者まで、幅広く紹介されています*1。 本書の読み方としては、①通読してアメリカ憲法学の潮流を読み取る、②個々の学者にフォーカスしながら拾い読みしていく、③、日本の憲法学がどのように受容してきたのかをつかむ、④伝記的に読む、など様々考えられます。アメリカ憲法学の入門書としての役割も担うことができるかもしれません。とにかく、幅広い「読み方」を提供してくれる面白い本です。 感想 12人紹介されている中で、特に興味を引いたのは、フレデリッ
蟻川恒正の記念碑的論文集を読みました。 憲法的思惟――アメリカ憲法における「自然」と「知識」 作者:蟻川 恒正岩波書店Amazon蟻川恒正は、元東京大学教授の憲法学者で、本書の元となっている助手論文で学会にデビューしました。 本書は、バーネット判決におけるジャクソン判事の「思惟」から、アメリカ憲法学の根本にある個人主義や戦時/平時といった通奏低音を読み解くというスリリングな一冊です。 本書を通読したのは今回が初めてですが、アメリカ最高裁判事についての少々の勉強*1と、バーネット判決の通読をすれば、内容は理解できそうです。 (次に読むのがいつになるかはわかりませんが) 元々は創文社から出ていて絶版になっていましたが、岩波書店が再刊してくれました。 色々と批判のある岩波書店ですが、このような文化的貢献については特筆されるべきでしょう。 蟻川教授の他の著作についてのレビューは下記ご参照ください。
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『ゆとり社会人の読書ノート&エクセルVBA』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く