サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
ノーベル賞
vmd-lighthouse.com
昨日久しぶりに三ノ宮センター街を歩いてみました。 もう11月も終盤に入ろうとしているのにクリスマスムードがあまり感じられなかったんです。 アーケード全体の装飾も寂しいものだし、各お店の装飾も今ひとつ盛り上がっていない。 この傾向は今年に始まったことではありません。 世の中が不景気と言われ出して、特にココ6年前くらい前からクリスマスの装飾や演出がめっきり寂しくなったような気がします。 売り上げが悪くなった→店の装飾や販促の経費を削ろう!→するとさらにお客様が来なくなった・・・ こんな悪循環が続いているのかもしれませんね。 クリスマスディスプレイ、ボクの原体験 街に出かけること自体がワクワクドキドキする体験になる様に演出できれば良いのにな〜。 ボクが初めてクリスマスのディスプレイに興味を持った、ちいさなころの体験を書いてみます。 それは同じ三宮のセンター街のアーケードでの体験でした。
VMDコンサルタントの藤井雅範(ふじいまさのり)です。 前回の記事『ブログを書き続けてみた、2年と6ヶ月。そしてどうなったのか???』、今日はその続きを書いてみたいと思います。 引き続き、“ブログを書いてみたい、または書いてはいるけど何を書いて良いのかわからない・・・” そんなことを感じている皆さんへ向けて書きますね。 ブログを書く。 その目的は色いろあると思います。 しかしボクのように結果的に、「読者が増えた」「仕事が増えた」「コンテンツが増えた」 そんな結果を期待するのならば、少しは役に立つことを書こうと思います。 幾つかのポイントを上げて書いてみますね。 読者に役立つ記事を書く ・あなたがもし保険の代理店を行っているとしたら 新たに保険にはいるのではなく、やめるべき保険の見分け方について書いてみる。 ・あなたがもし税理士ならば 税理士にたのまなくても出来る、簡単節税術に着いて書いてみ
VMDコンサルタントの藤井雅範(ふじいまさのり)です。 小学6年生の快挙! 小学校6年生の女の子、神谷明日香さんが特許を取得した、というニュースを聞きました。 空き缶を投げ入れると、アルミとスチールに自動的に分別されるゴミ箱です。 実験をくりかえし、緻密に計算された発明。 素直に素晴らしいことだと思います。 誰かの役に立ちたい! でもそれ以上に感銘を受けたことがあります。 それは明日香さんが発明をするに至った動機です。 彼女のお祖父様はスーパーを経営なさっているそうです。 そこで、お祖父様が空き缶の分別に苦労しているのを目にしたのがきっかけ。 なんとかおじいさんの役に立てないかな?という思いが、形になった発明だそうです。 明日香さんは他にも発明をされています。 片付けが苦手な妹さんのために『本が倒れない本棚』を。 子どもたちがトイレットペーパーをうまく切り取れず無駄使いするのに困っていた明
VMDコンサルタントの藤井雅範(ふじいまさのり)です。 以前ボクがアパレルメーカーの社員として、卸事業のブランドを担当していた時代。 ボクの仕事はその商品を販売してくださる専門店さんに赴いて、店頭のVMDや販売促進の支援を行っていました。 そのお店では自社のブランド以外の商品も扱っている。 いわば、競合他社の商品、という言い方も出来るかもしれません。 しかし我々VMDチームは、自社商品であろうと、他社商品であろうと関係なく扱いました。 そのお店に訪れるお客様が、一番快適にお店を楽しんでいただくことを考えて仕事をしていたのです。 それはファッションショーの支援をするときもおんなじです。 ブランド別でショーは表現しますが、スタイリングのコーディネートはブランド関係なくすべてボク達VMDチームに任されていました。 専門店さんからVMDの専門家として信用があったのでしょう。 他社商品であろうと、そ
VMDコンサルタントの藤井雅範(ふじいまさのり)です。 Amazonが全米ナンバー1のファッション小売業に 昨日聞いた、Amazonジャパンのジャスパー・チャン社長の講演での言葉。 『近い将来、Amazonが全米ナンバー1のファッション小売業となる予想・・・』 確かにAmazonは便利です。 どこでもお買い物が出来る。 おまけに早くて安い。 いまや日本の95.1%のエリアで翌日配送が可能だそうです。 日本でも近い将来、ファッションの小売業はAmazonがナンバー1になるかもしれませんね。 ではリアル店舗の価値って??? これを考えるのに良い機会です。 早すぎることはない。 いやもう遅いぐらいですね。 リアル店舗だから出来ること こんな音がきこえて、こんな香りがして、こんなインテリアの空間で、こんなヒトたちと過ごす、そこでは絶対このお洋服を着ていたい・・・ そうイメージしていただければ、価値
VMDコンサルタントの藤井雅範(ふじいまさのり)です。 ファッションワールド東京の開幕 今日、東京ビックサイトにて行われたファッションワールド東京2015秋、において、VMD(ヴィジュアルマーチャンダイジング)に関する講演を行わさせていただきました。 ファッションワールド東京秋は本日、9月30日が初日で10月2日までの三日間開催されます。 今日はその初日。 10時から会場されるのですが、その時間にボクが行ったときにはすでにたくさんのお客様。 会場内はとても賑わっていました。 朝早く、それも初日の展示会場なのに、とても活気にあふれたものでした。 そしてボクの講演は11時半から。 事前チェックのために40分ほど前に会場に行ったのですが、その時にもうすでにボクの講演を聞くための行列があったのを見て驚きました。 結局講演には400名近いお客さまが聞きに来てくれました。 ファッション業界は昨今暗いニ
VMDコンサルタントの藤井雅範(ふじいまさのり)です。 『伝える・伝わる』ことの大切さ ボクが講演させていただくファッションワールド東京2015秋の開催が明後日になってきました。 《情報だけでなく情緒で伝えよう!『共感』で売れるVMD!》というタイトルでお話させていただきます。 内容やスライドはとっくに完成しているのですが、伝え方に関してはまだまだ推敲中です。 ちょっとした移動時間や、夜ベッドに入る前や、朝起きた時など。 色んなシーンで新しいちょっとしたアイディアが出てくる事があります。 これはこんなふうに伝えたほうが良いな、この順番は変えたほうが良いな、この事例はなくても良いな・・・ 今だにこういう作業を繰り返しています。 内容やスライドがいくら良い内容だとしても、聞きに来て下さる皆さんにそれが本当に伝わるのだろうか? この部分が一番気になるのです。 たとえボクがとても素晴らしいお話がで
市場や商店街だから出来ること・・・ そしてスーパーマーケットやショッピングモールでするお買い物と全く違う点、 それは売り手と買い手の言葉によるコミニケーションです。 『奥さん、今日はおいしい中トロが入ってるよ!旦那さんにどう?』 といったやりとり行われています。 そのやり取りの中で今晩の献立を決めたり、ちょっとしたレシピを教わったり、そんなコミニュケーションが行われているのです。 モノの売り買い以外の世間話や、その地域ならではの話題が登ったり、人と人とのコミニュケーションの場になっています。 これはスーパーマーケットやショッピングモール味わえない醍醐味でしょうね。 単に必要なモノを手に入れるだけの理由でお買い物に行くのではない・・・ まとめ 大型ショッピングモールの台頭などの理由により、地方の商店街や市場が寂れはじめて、久しくなります。 そんな今、久しぶりに訪れた商店街や市場の魅力を、強く
VMDコンサルタントの藤井雅範(ふじいまさのり)です。 お店の前の椅子やベンチ。これにはどんな意味があるの? 街を歩いていると、入り口付近に椅子やベンチを置いてあるお店を見かけます。 食べ物屋さんなら、入店を待つお客さんのために出されたものかもしれませんね。 ブティックや雑貨屋さんなど物販のお店でも椅子やベンチが設置されているところがあります。 これにはどんな意味があるのでしょう? お店のエクステリア(外観)に合わせた演出とも受け取れますね。 しかしそこには、実際に街を歩く人が休憩のために使っていたりするシーンも見かけます。 そういう意味で考えてみると物販のお店の前に置いてある椅子やベンチは、街の中のパブリックスペースといった意味があるのかも知れませんね。 なんにもないお店よりも、椅子やベンチやちょっとしたグリーンが置かれているだけで街に溶け込んでいるような印象を与えます。 街に対してオー
V MDコンサルタントの藤井雅範です。 古いものに囲まれる幸せ 古いものに囲まれているとなぜだか落ち着きます。 例えば古いたパブ・ライト。 例えば古い壁飾り。 例えば古いフレーム。 そんなものに囲まれていると、とってもあったかい気分になったりします。 どうしてでしょうね。 このパブ・ブライトはアメリカの西部のどこかの酒場に飾られていたんだろうか? そこではどんな会話が交わされていたんだろうか? そんなことに思いを巡らしてみたくなります。 この壁飾りはサンタフェのダイニングの土壁に飾られていたんだろうそか? そしてそこではどんな料理が振る舞われていたんだろうか? と、思いを巡らしてみたりね。 この古い額に使われている木はどんな海を航海してきた船のものだろうか?なんて想像してみたりね・・・ そんなアンティークに囲まれた部屋の中にいるだけで、いろんな世界を旅をしているような錯覚に陥ったりします。
VMDコンサルタントの藤井雅範(ふじいまさのり)です。 セーターを探しにセレクトショップへ お洋服のお店の店頭はすでに秋冬物で埋まっています。 良い商品ほど早めに抑えないと、売れてしまって入手が困難になることがありますよねぇ。 冬に備えてタートルネックのセーターが欲しかった。 ボクは出来れば紡毛(短い毛で作った糸)のざっくりした編み地のタートルネックのセーターが着たい。 しかし、羊毛100%の紡毛のタートルネックは首周りがチクチクして着ることができないんです(笑) 風合いは大好きなのに。 だからコットンや、コットンにカシミヤを混ぜた素材の物を選びます。 しかしそういう素材の商品は絶対数が少ない。 だからシーズン早めに探しに行った、というわけです。 その日入ったお店はセレクトショップ。 アメリカンカジュアルなテイスト。 全国に20店舗ほど店舗を構えています。 店によって坪数の違いで、取り扱う
VMDコンサルタントの(ふじいまさのり)です。 ファッションや雑貨、娯楽サービスなど、お客様に楽しんでいただくお店や施設をビジネスにしているのなら、それを提供する側も楽しんだ方が良いですよね。 自分たちが楽しさを理解できていないと、良い商品や本当のサービスをお客様に提供できません。 だから堅苦しい会議などに使う時間は最小限にした方が良いのです。 つまらない会議って? つまらない会議、時間の無駄だと思う会議を経験したことはありませんか? 悪い結果を聞いて、その原因を追究して、その担当者を突き詰め、まるで犯人に尋問するように追求する会議。 そんな会議は時間の無駄です。 結果を反省する時間は最小限に、未来に対して、参加者各自ができることを発言する時間、これを多く取りたいですね。 会議の目的を確認しましょう 会議の目的ってなんでしょう? 結果の報告会、情報の交換会、アイディアを出す会議・・・いろん
VMDコンサルタントの藤井雅範(ふじいまさのり)です。 過去5回にわたって『ロジカルシンキングよりも大切なこと』をテーマに書いてみました。 ロジカル・シンキングよりも大切なこと・・・ ロジカル・シンキングよりも大切なこと。その② ロジカル・シンキングよりも大切なこと。その③ ロジカル・シンキングよりも大切なこと。その④ ロジカル・シンキングよりも大切なこと。その⑤ 今日はいよいよ最終回です。 『感情』『情緒』『直感』 あなたは街を歩いています。 陽射しを受けて、新緑が目にまぶしく輝いている。 ふと、すれ違う人から良い香りが漂うのを鼻孔に感じる。 とたんにその人がとても魅力的な人に感じてしまう・・・ これってロジックではかれるものではありません。 あなたは車を運転しています。 カーラジオから懐かしい曲が流れてくる。 信号待ちの間、空を見上げると茜色に染まっている。 不意に涙が溢れてしまう・・
VMDコンサルタントの藤井雅範(ふじいまさのり)です。 戦争用語を使っていませんか? 会社の会議などで、ついついこんな言葉を使ってしまうこと、ありませんか? 『今週の戦い方を発表します』 『では、今週の戦略会議を始めます』 『今週こそは勝ちます』 ・・・・・ おそらく、深い悪意はなくて使っていらっしゃることが多いのでしょう。 ビジネスの目標数値を達成するため、分かりやすい表現だから使ってしまうのだと思います。 しかし、でも、だけども、これらは戦争用語です。 誰と戦っているの? 誰に勝つの? まさか、お客様と戦うのではないですよね。 じゃ、同業他社の方たち? 同業他社の方と戦って勝つことがビジネスの目標なのでしょうか??? 何のためのビジネス? ビジネスの目標は、自分たちが誰かの役に立てることを行うことですよね。 その役に立った成果に対して対価が支払われる。 結果として利潤を生む。 まさか同
SNSは魔法の杖ではない。 取り組めばすぐに売り上げが上がるようなものではない。 SNSは魔法の杖ではない。 お金を払って代理店に任せていれば集客できる、そんなものではない。 SNSは魔法の杖ではない。 売込みばかりだと嫌われる。 SNSは魔法の杖ではない。 ツイッター?フェイスブック?インスタグラム?なんでもやれば良いというものではない。 SNSは魔法の杖ではない。 でもお客様と交流するにはとても便利だ。 SNSは魔法の杖ではない。 自らが楽しんでやればやるほどお客様にも共感される。 SNSは魔法の杖ではない。 それぞれの特性、場の雰囲気に応じて使い分けると、効果が増加する。 SNSは魔法の杖ではない。 交流することが本来の役割。 SNSは魔法の杖ではない。 効果が出るまで時間がかかる。 待つ覚悟がいる。 SNSは魔法の杖ではない。 仕事として取り組むこと。 スタッフをきちんと評価する覚
VMDコンサルタントの藤井雅範(ふじいまさのり)です。 今日はヨットに乗りました。 友達と、のんびり海の散歩と言った感じの緩やかなセイリングです。 海の上で数時間、とりとめもない話をする、っていう感じです。 もちろん強風の時はそんな悠長なことは言ってられませんが(笑) でも今日のような程よい風が安定して吹いていると、のんびりと過ごすことが多いですね。 向かい風は感じやすい ヨットは基本的に直接、風上(風が吹いてくる方向)に向かってはすすめません。 しかし、風上から45度ずらせば上ることができます。 右に45度、左に45度で計90度。 360度のうち、この90度以外の方向へは進める、ということです。 だから、ジグザグに進めば、結果的に風上にも進めるんですね。 そして風上に進んでいる状態では体に向かい風を思いっきり受ける。 一番風を感じる時ですね。 追い風は感じにくい 吹いているのに風が感じら
VMDコンサルタントの藤井雅範(ふじいまさのり)です。 波乗りに行くと年に何度か、とっても良い波に出会えることがあります。 先日はそんな貴重な日でした。 サーフポイントに着いて、波の状態を見てみる。 良い波が立っているけれど、そこには人も集まってくる。 そこで、1キロぐらい先のポイントに移動。 少しボードを担いて歩かなきゃいけないので、いつも比較的空いているから。 思わず笑顔になりました! すると、そこにはもっと良い波が立っていました。 思わず笑顔になりました! おまけに海に入っているのは2〜3人。 なんだか嬉しくなります。 いそいそとウェットスーツに着替えてボードを担いで海へと向かいます。 ボクがニヤけた顔をしていたせいか、すれ違うサーファー達も笑顔を返してくれる。 コンディションも教えてくれる。 ますます気分が上がりますね! 余裕があると波も見える? 波数は少ない。 忘れた頃に不意にや
Dr.ストレッチというお店があります。 『コアバランスストレッチ』という独自の技術を受けられるお店。 専門のトレーナーにサポートしてもらうことで、自分一人では難しい、体幹に効くストレッチや、筋肉を改善することで体の痛みを取り去ってくれたり。 美容やダイエットにも効果が有るそうです。 ABCクッキングスタジオというお店があります。 簡単に言うとお料理教室。 和食・洋食・中華・エスニックから、パンやスイーツの専門コースまで。 お料理の技術はもちろん、食材の選び方から盛り付けまで学ぶことができる。 さて、この二つのお店の共通点はなんだと思われますか? 商品という点では、Dr.ストレッチは健康や治療といったことになるでしょう。 ABCクッキングスタジオは調理の技術が中心商品ですね。 全く関係なさそうな二つのお店。 その共通点は、『見せる』ということです。 見せることで伝わる Dr.ストレッチでは、
VMDコンサルタントの藤井雅範(ふじいまさのり)です。 我々は思い込みの渦の中に生きている? 【世の中に『事実』はない。『認識』があるだけだ】 これはニーチェの言葉。 酒好きの人には魅力的に感じるアルコールの香りも、お酒が嫌いな人には嫌悪感しか感じられなかったり。 空腹時には魅力的に聞こえるステーキの焼ける音や肉の焦げる匂いも、満腹の時にはまったく魅力が感じられなかったり。 そうなんです。 我々は『認識』したり『認識』されたりすることで生きている。 ビジネスも、その商品に価値があると『認識』されると、売れるし活用もされる。 同じ商品でも価値が『認識』されなければ、売れない。 だから、良い商品という『事実』はないのです。 良い商品と『認識』されることで売れていく、ということ。 だから価値を伝え続けなくちゃならないんですよね。 価値がある商品だと『認識』されるように、その伝え方に頭を絞ること。
VMDコンサルタントの藤井雅範(ふじいまさのり)です。 どうして同じ本を3冊も買うのか? ボクには毎年夏になると読み返す本があります。 それは村上春樹さんの『風の歌を聴け』という小説。 最初に単行本を手に入れたのが34年前かな? その後、いつのまにか無くしてしまって・・・ また読みたくなって、10年ほど前に文庫本を手に入れました。 それから毎年夏になると読み返しています。 小説の中に、『この話は1970年の8月8日に始まり、18日後、つまり同じ年の8月26日に終わる』 という文章が出てきます。 その文章に沿って、毎年8月8日ごろに読み返す、という趣向(笑) 夏のお話だし、作品の中にビールを飲む場面がたくさん出てくるし・・・ 夕方のテラスで実際にビールを飲みながら読むのが良いんですよ(馬鹿みたいですね〜!) そして、今年もその季節が近づいてきています。 今年はさらに単行本を買い足そうと思いま
VMDコンサルタントの藤井雅範(ふじいまさのり)です。 大手アパレルメーカーの苦戦が伝えられています。 その原因の一つは『価格以外の価値を伝えられていない』 こんなことが考えられるんじゃないでしょうか? 『お客様に価値を伝えきれていますか?』 独自の価値を持つ商品は、どんなに不景気でも売れています。 どんなに周辺に低価格店舗が増えようと、売れている。 『良質な商品をとっても安く売る』といったことを可能にするのは、圧倒的な資本力が不可欠だと思います。 そしてそこにはすでに、ユニクロさんや海外発の著名なファストファッションブランドが君臨している。 あとから、そういった場に参入するのは得策ではないでしょう。 不毛な競争が激しくなるばかりで、誰も幸せにならない。 そして、お客様はそんなものを求めているわけではないのです。 “価格”以外の価値が伝わってこないから、“価格の安いものを選ぶ”というだけ。
VMDコンサルタントの藤井雅範(ふじいまさのり)です。 まだまだお店はセール真っ盛りですよね。 今のうちに秋の立ち上がりに向けて準備を始めていきましょう。 秋冬商品に入荷予定の商品、どのように表現すればお客様に伝わるでしょう? 今日はPOPの書き方をプランしていく手順を書いてみますね。 肌触りに特徴がある商品ならば 起毛素材など、ふんわりしてたり、柔らかだったり、しっとりとしたヌメリがあったり・・・ 『肌触りの良い商品』も今年の秋には多いのではないでしょうか? はたまた『びっくりするほど軽い商品』だったり。 そんな商品の魅力をお客様に伝えたいですよね。 ただハンガーに掛かっている、ボディにディスプレイされているだけの状態ではなかなかその肌触りや軽さまでは伝わりづらいかことでしょう。 でもお客様に実際に触っていただければよく伝わりますよね。 触っていただいて、その肌触りの良さや軽さがが伝われ
新国立競技場問題、白紙撤回されましたね。 設計を手がける予定であった建築家のザハ・ハディド氏はアンビルドの女王とも呼ばれています。 アンビルド=“プランは良くても実現できない”ということ。 それだけ斬新なアイディアと豊かな芸術性があるということかもしれませんね。 主役は誰で、目的は何? そもそも、どうして国立競技場が改築されるのか? それは2020年の東京オリンピックに向けて、というのが当面の目標。 そしてその後も活用され続ける競技場を目指したいはずですね。 では競技場の役割ってなんでしょう? オリンピックであれ、そのほかの競技大会であれ、そこで競技する人が日々重ねてきたトレーニングの成果を発揮し、それを見た観衆が感動する。 そのための器、ということですよね。 だからオリンピックやそのほかに競技大会の主役は競技する人とそれを見る観衆。 競技場はあくまで脇役です。 目的は、それを見ることによ
ブログを読んでもらう工夫をしよう!ソーシャルメディアの特徴を知ることでできること。 2015.07.15VMD VMDコンサルタントの藤井雅範(ふじいまさのり)です。 ブログを書いていらっしゃるお店、とても増えてきましたよね! ブログを更新して、FacebookやTwitterで拡散する。 そんなパターンが多いのではないでしょうか? そんな日々の投稿で、読まれるものもあればスルーされて全く読んでもらえないものもあります。 その違いって、いったいなんでしょうか? ボクは、それぞれのソーシャルメディアの特徴を理解せずに使っているからかな?と思います。 ブログ、Facebook、Twitterのそれぞれの特徴を理解して使い分けるという意識を持つことで、読まれやすくなります。 せっかく書いたブログですから、読んでもらいたいですよね。 ブログを読んでもらうために、ソーシャルメディアの特徴をおさらいし
VMDコンサルタントの藤井雅範(ふじいまさのり)です。 目の不自由な方の為の点字による資料。 新聞や選挙広報などがあります。 一見すると白いノートのように見えます。 しかしよく見ると、点字が打たれているのがわかる。 そんな点字による資料たち。 そういったものが、役目を終えた後の使い途について、考えたことは今までなかったです。 しかしアート作品として、ここに見事に蘇りました! 堀尾貞治さんによるパフォーマンス 元具体美術協会員の堀尾貞治さんによるアートパフォーマンス『あたりまえのこと』 過去にもこのブログで紹介しました。 →『堀尾貞治さん』一覧 今日は阿倍野ハルカスにて行われました。 今回は使用済みの点字資料がキャンパス。 壁と床に貼りめぐらされています。 堀尾さんが四角に枠を描いた以外の部分。 そこに参加者全員で点を描いていく、という企画です。 赤青黄色、茶に緑色の絵の具。 細いものから極
VMDコンサルタントの藤井雅範(ふじいまさのり)です。 見やすい高さを意識しましょう! 商品を展示・陳列するには、お客様の見易い高さ・手に取り易い高さを意識しましょう。 高過ぎず、低すぎず、その商品に合った高さで見せることです。 例えば手が届かないほど高い位置に商品が陳列されている場合。 高い位置というのは遠くからはよく見えます。 しかし、近づくと逆に見えにくい。 せっかく興味を持った商品でも高すぎて手が届かないと、不親切ですよね。 商品を見るのを諦めてしまわれるかもしれません。 こういう場合は、高い位置の商品は遠目からのディスプレイ用として捉え、同じものが手に取りやすい位置にもある、といった対応をしましょう。 逆にとても低い位置の場合 例えば小さなアクセサリーを低い位置で見せても、モノが小さいだけにわかりにくいですよね。 かがんだ窮屈な姿勢で見なければなりません。 こうなると、最初は興味
リーマン・ショックが来ようが周辺の店舗が低価格化しようが洋服が好きな人は今も変わらず洋服を買う! 2015.06.29VMD VMDコンサルタントの藤井雅範(ふじいまさのり)です。 6月28日の新聞記事に『ワールド希望退職者500人募集』という記事が掲載されていました。 僕が長年在籍していたアパレルメーカーのワールドです。 500人というのは社員の3割に相当する模様。 対象者は40歳以上に限定するということで、販売や生産を担う子会社では実施しないらしい・・・ 先月発表された『ワールド直営店舗400〜500店舗閉鎖』につづく、ショッキングなニュースです。 ワールドの躍進 今から20年近く前の話。 ワールドはそれまでの卸業態中心からSPA業態中心へと大きく舵を取り始めました。 まずは百貨店やファッションビルを中心にヤング〜キャリア〜ミセス〜メンズまで、次々とSPAブランドを立ち上げ、ロジカルな
VMDコンサルタントの藤井雅範です。 せっかく撮った写真。カメラロールにたまったままになっていませんか? スマートフォンがインフラになった今、高画質な写真が手軽に撮れるようになりましたね。 シャッターチャンスはいたるところであります。 印象的なシーン。 意外な出会い。 決定的瞬間。 楽しいひと時、などなど。 あなたのカメラロールにも、たくさんたまっていることでしょう。 たくさんありすぎて整理するのも億劫かもしれませんよね。 でも、見返してみると自分でも思わぬ発見があるものです。 フレーミングしてみましょう! 『我ながら良い写真だな〜』 『これは綺麗に撮れてる』 『永久保存版にしたいな・・・』 そんな風に感じた写真は、是非是非プリントアウトしましょう。 そして、フレーミングしてお部屋のインテリアにしてみませんか?
VMDコンサルタントの藤井雅範です。 音楽による業務連絡 雨降りの日にお買い物をすると、お買い物袋の上から雨よけのビニールカバーを被せてくれるサービスがありますよね。 商品が濡れずに済むし、気の利いたサービスです。 今朝の読売新聞のコラム。 『雨が降った時。店内に入ると外の天気はわかりづらいため、阪急百貨店梅田本店、高島屋大阪店、あべのハルカス近鉄本店では「雨にぬれても」を流します・・・中略・・・「サイン」は他にもあります。ハルカス本店では売り場の整頓を促すための曲を1日3回流しています。・・・中略・・・1日の売り上げを達成した時や未達成の時の曲もあり「売り上げ達成の曲が流れると、店員の笑顔が増える」(関係者)とか。曲名は秘密です・・・』 なるほどなるほど・・・ 曲で「天気のサイン」「整理整頓のサイン」を示す、というのは良いアイディアですよね! お客様の購買行動を妨げずに業務連絡ができるん
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『VMD LIGHTHOUSE』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く