【わにわにinterviewウラカタ伝⑪】 ドキュメンタリー監督、 代島治彦さんに聞く(前篇) インタビュー・文=朝山実 写真撮影 © 山本倫子Yamamoto Noriko 『三里塚に生きる』につづき新作『三里塚のイカロス』を製作・監督した代島治彦さん。何故「その後の三里塚」を撮り続けるのかを聞いた。 「ぼくが三里塚に初めて足を踏み入れたのは、前作の『三里塚に生きる』のとき。小川プロのカメラマンだった大津幸四郎さんに誘われて行ったのが最初です。だから、実際の闘争は間接的にしか知りません。 1978年の開港阻止の日(3月26日、成田空港建設反対を掲げる支援党派が管制塔を占拠、機器を破壊したため開港は二ヶ月間遅れた事件)は大学の近所の蕎麦屋でテレビのニュースを見ていました」(代島治彦) www.youtube.com 9月9日から渋谷イメージフォーラムで封切りされた『三里塚のイカロス』のドキ