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パリ五輪
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ロボット義足。各種センサーで状況を把握し、マイコンで動きを制御する。それはウエアラブル・コンピューターの1つの進化の形である。そのロボット義足の世界的な研究者、ソニーコンピューターサイエンス研究所の遠藤謙氏が義足の研究を始めたのは、友人が骨肉腫になって足を失ったことがきっかけだった。「かわいそうだなと思いました。ロボット技術を使って義足を作れないだろうかと思ったんです」。 そんなとき出会ったのがMIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボのヒュー・ハー教授だった。同教授は10代のときにアイスクライミングで凍傷にかかりひざ下を失ったことから、自ら義足の研究を始めた人物。同教授の研究に感銘を受けた遠藤氏はMITに2005年に留学し、同教授の下で義足の研究に携わった。2012年には、博士号を取得。MITが出版する科学雑誌Technology Reviewが選ぶ35才以下のイノベータ35人(TR
「ウエアラブル?日常での装着には興味ないかもね」 過激なまでに少ない言葉で切り捨てる。猪子節は顕在だ。 ただそのあとに、チームラボの猪子寿之氏は、大きな声で補足し始めた。 「いや、誤解してほしくないんだけど、例えば、ウエアラブル向けアプリは喜んで受託開発するよ。受託開発大好きだから!どこよりもやばいアプリを開発する自信はあるよ(笑)。ただメガネそのものの開発は、シリコンバレーにいる僕よりずっと優秀な人たちの係。僕の係じゃない」。 猪子氏は「世界は係の制度で前進する」と言う。概念を提唱する係の人、メガネ型機器を作る係の人。自分たちは、「シリコンバレーに係がないところの係」に専念したいと言う。 猪子氏によると、シリコンバレーの「係」は個人の脳の拡張。脳の拡張の代表例はコンピューターで、1つの脳から別の脳にどう信号を送ればいいのか。そのための道具が身体に近づいていくというのが大きな歴史の流れ。
i-modeの生みの親で株式会社ドワンゴ取締役の夏野剛氏は、2020年の東京オリンピックを「ウエアラブル・オリンピック」と呼ぶ。そのころまでにウエアラブル・コンピューターはかなり進化、普及しているはず。ウエアラブル機器を使ってオリンピック競技のあり方や観戦の仕方を大きく変えるべきかどうか。それが問われるオリンピックになる、と同氏は予測する。 2018年に韓国で開催される冬季オリンピックは、サムスンなど韓国IT企業が総出で最新テクノロジーを使って盛り上げてくるはず。その2年後、日本は東京オリンピックで、技術力や指導力を世界にアピールできるのだろうか。「これは大きなチャンスでもあり、危機でもある」と同氏は指摘する。 夏野氏によると、2020年までにルール、マナー、ビジネスモデルの3つの側面からオリンピックのあり方を検討し直さなければならなくなるという。 まずルールでは、ウエアラブル機器をつけた
世界最大級のウエアラブル・テクノロジー・カンファレンス、NY、LAを経て、ついに東京へ。ヘッドマウント、スマートウオッチ、ヘルスケア、フィットネス、スポーツなど、ウエアラブルの世界的なキープレーヤーたちが六本木に集まる。ウエアラブル・テック・エキスポとは ウエアラブル・テクノロジーとは、ファッションか、コンピューターか。 みんなのものか、マニアのものか。自由をもたらすか、タブーになるか。 革命になるか、流行で終わるか。 そのすべてを、この目で確かめるチャンスがやってきた。 世界最大級のウエアラブル・テクノロジー・カンファレンス、NY、LAを経て、ついに東京へ。 ヘッドマウント、スマートウオッチ、ヘルスケア、フィットネス、スポーツなど、 ウエアラブルの世界的なキープレーヤーたちが六本木に集まる。 あなたは、新しい流れをつかむか。取り残されるか。 asahi.comに掲載の記事・写
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