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websier.hatenablog.com
「Excelに証跡をスクリーンショットで残す」というのは、NTTデータやNEC、野村総合研究所や富士通のようなSIerでよく行われている儀式です。 洗礼ともいえます。 Excelの表で「単体テストケース」を作り、その単体テストを実行した結果をいちいちスクリーンショットに取って、Excelに貼り付けます。 Excelに貼り付けたものを「証跡(エビデンス)」として、ファイルサーバーに残します。 悪名高きスクショエビデンスですが、正直何の意味があるのかよくわかりませんでした。 私はかつて、いわゆる一次請けの大手SIerの社員で、協力会社メンバーに「エビデンスを取得してもらう」立場でした。 毎回毎回ちょっと修正が入るたびにスクショを取りまくって、提出されるのですが、こんなんいちいち確認していられません。 スクリーンショットをいちいちじっくり見て「これ、正しいのか?」なんて確認していたら、それだけで
SIerとウェブ系企業ではバージョン管理に対する考え方も違っています。 ヤバいの出てきた pic.twitter.com/nZLs7BfE2w — Ryutaro YOSHIBA (@ryuzee) March 20, 2021 SIerでのバージョン管理は「ちょっと進んでいるチーム」だとSubversionを使っています(※2020年の話です) 変化に寛容で、チーム内に痛みを伴った「導入・布教する努力」ができる人がいる場合に限り、Gitを使っているチームもあります。 ただし、私が知る限りでは人数が1000人以上いる本部の中で1つか2つといった感じです。 失礼な言い方をすると、多くのSIerの社員にとってGitは難しすぎるし、新たに勉強してまでGitをわざわざ使おうとする人はいません。 30歳以上のSIer社員の「技術アレルギー」は相当なもので、できるだけ「知らない技術」は避けようとする傾
「ツイート内容の違い」と書くと大変に主語が大きい話なので、「こういう傾向があるかも」くらいで読んでもらいたいです。 また、ツイッターのアカウントの「主な使いみち」は単なる「つぶやき」であり、 「エヴァ面白かった!」 「コーヒーうまい」 みたいなものが多いのも事実です。 この記事で取り上げるのは、ある程度フォロワーがいて、「読ませることを意識したアカウント」の傾向です。 SIerの人が他人向けに「仕事論」を語るときは人間や組織に焦点を当てる傾向があります。 簡単に見つかった例だと以下のようなものが多いです。 40代になってコミュニケーションで気を付けていること。 ・自分の話は問われるまでしない ・相手の話を膨らませて笑いに変える ・相手の話を絶対に否定しない ・相手が安心して話せる雰囲気を作る 自分と話すことで安心感を感じてもらえるよう心がけていますが、仕事でもプライベートでも有効です。 —
「社内システム」は会社それぞれなので、この記事の内容は読者の会社には当てはまらないかもしれません。 なので、タイトルは正確には 「”私が見てきた”SIerとウェブ系の社内システムの違い」 となるでしょう。 といっても、やはり古くて大きい日本企業はどこも似たような感じな気もします。 まず社内システムが古いです。古くて使いづらい。 「古い」というのは、20年以上前に自社で開発した会社独自の社内システムを使っている、ということです。 私が働いていたSIerの社内ポータルサイトはユーザーインターフェースが前近代的で、2000年代初頭のヤフーのような見た目になっていました。 情報は全く整理されていないため、何かやりたいときはとにかく情報を探し回らなければいけません。 社内ポータルサイトの検索窓に欲しい情報を打ち込むと、訳のわからない謎のPDFなどがヒットして、目当ての情報は全く見当たりません。 パソ
SIerで10年近く働いてきて、その後ウェブ系に転職しました。 SIerとウェブ系では「本当に同じIT業界なの!?」とひっくり返りそうになるくらい文化が違うのですが、今日は服装について語ります。 SIerでは原則ビジネスカジュアル SIerではTシャツに短パンのようなラフな格好は許されません。 そんな格好で通勤する人は見たことがありません。 ビジネスカジュアルが基本です。 ビジネスカジュアルは「上下スーツによる正統派スタイルよりもくだけた着こなし」と定義されます。 SIerの中では「パンツはスラックス。ジーンズはダメ。上は襟付きであること」と考えられていました。 ポロシャツは「襟付き」なのでOKですが、TシャツはNGとされていました。 顧客に訪問するしないに関わらず、一律にビジネスカジュアルとされていて、実際にオフィスを歩くと、オフィス内に顧客はいないにも関わらず、スーツが6割くらいを占め
SIerからウェブ系企業に転職した者です。 長くSIerで働いてきて、酸いも甘いも経験してきたつもりです。 今日はSIerの「酸い」の部分、パソコンのスペックについて語ります。 SIerのPCは開発者にとって苦痛 SIerで使うパソコンは基本的に低スペックです。 メモリは4GBで、全員漏れなくWindowsです。 社内には強固なセキュリティ規則があり、たまにGitHubへの通信が禁止されていました。 シンクライアント環境での業務が推奨された後は、開発環境としてはさらに悪化しました。 ヌルヌルとした動きのリモートデスクトップ上で常に業務しているような感じです。 割り当てられたメモリは4GBで、SSDの容量はたしか128GBくらいだったと思います。 パソコンにはEclipse、Visual Studio、IntelliJ(JetBrain製のIDEを使う人はいませんでしたが)、Dockerなど
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