サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
アメリカ大統領選
webtaiyo.com
和宮親子(ちかこ)内親王は、孝明天皇の異母妹で、明治天皇の叔母。幕末の、幕府と朝廷の公武一和を目指す融和政策により、14代将軍・家茂の正室として江戸に降嫁した。 『大奥』では、13代将軍・家定と14代将軍・家茂は女将軍である。和宮は孝明天皇の弟なのだが、実際に大奥にやってきたのは、男装した替え玉の姉という設定になっている。和宮の姉は、生まれた時から片手がなく、日陰の身として育てられ、江戸行きを厭う弟の身代わりとなったのだ。 作者のよしながふみは、和宮についてこのように語っている。 ――胤篤が最後の有功で、和宮が家光の再来なんですね、二人は恋愛関係にはなりませんが。和宮も、家光と同じく日陰の身で育ち、ひねています。今度は、出会ったのは女の子だったんだけど、自分を受け入れてくれて。和宮が面白いのは、家光と違って男装していることに大したストレスがないんです。のちに女性の着物も着るようになりますが
2020年に予定されていた東京オリンピック前後、そしてコロナ禍となってからも都心の再開発の勢いは止まるところを知りません。これを東京の活力と見るべきなのか。しかしそこで失われていくのは昭和の街並みです。 1960-70年代の高度経済成長時代、日本の建築家やスーパーゼネコンは大いなる躍進を遂げ、世界的な名声を得ていきましたが、その時代に建設された築50年前後の建物が、今、続々と解体されています。 近年すでに解体されたものには、銀座のソニービル、虎ノ門のホテルオークラ旧本館・別館、黒川紀章設計のメタボリズム建築を代表する作品・中銀カプセルタワービル、丹下健三設計の旧電通本社ビル、浜松町の世界貿易センタービルなどがあります。 東京が都市として新陳代謝していくため再開発は仕方のないことと思いながら、私が子どもの頃から親しんできた建築や風景が失われていくことには悲しさと残念さを感じざるを得ません。
沖縄旅行で那覇に行ったら、最初にモノレールに乗ることをすすめたい。全線高架で眺めが良いからだ。 列車は、那覇空港を出ると、しばらく住宅街を走る。本土では見られない白い家々からなる街並みがまぶしい。このあたりは小禄(おろく)という街で、戦後に那覇市になったところ。それまでは那覇近郊の農村だった。次に、国場(こくば)川という川を渡る。この川を越えたところからが那覇市の中心部。高架の下を見てほしい。運河のような川がある。久茂地(くもじ)川だ。ここからしばらくはこの川に沿って走る。 この川の西(海がある方向。首里方面に向かって左側)は、実はもともと島だった。それがだんだん陸地化していき、内海の東側にあった陸とつながった。つながったといっても、もともとの島と陸の境目はいまもある。それが久茂地川。この川はかつての内海の名残なのだ。 第二次世界大戦(沖縄戦)で全壊するまで、那覇の街は、この島の中にあった
仏も鬼も人も花も愛おしい――棟方志功が彫った慈悲の… 別冊太陽|2023.10.11| 文=別冊太陽編集部 バナー画像=制作中の棟方志功 1969~70 年 撮影=飯窪敏彦
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『web太陽 ― webtaiyo ―』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く