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投稿日 : 2016.05.27 更新日 : 2019.02.22 【ゴーゴー・ペンギン】新たなコンテクストで「ジャズ」を表現 マンチェスターから来たペンギン Blue Noteと契約してアルバム『Man Made Object』をリリースしたゴーゴー・ペンギンが初の来日公演をおこなった。ジャズの典型的な名前から抜け出したいと、スタジオに置いてあったペンギンの置物を見てグループ名を思い付いたという、このユニークな名前を纏ったアコースティックのみのピアノ・トリオは、まるでエレクトロニック・ミュージックのタイミング、サウンド、テクスチャーを正確にトレースするかのような演奏で、アルバム同様に新鮮な驚きを与えた。前作の『v2.0』はイギリスの権威ある音楽賞マーキュリー・プライズにノミネートを果たし、いまやジャズ以外のシーンからも大きな注目を集めている。3人のメンバー、ロブ・ターナー(ドラム)、ニッ
投稿日 : 2016.05.11 更新日 : 2019.02.22 【クリスティン・スン・キム】聴覚を持たないサウンドアーティストが開いた 「音が聴こえないダンスパーティー」 生まれながらにして聴覚を持たないサウンドアーティスト、クリスティン・スン・キム。音をテーマにさまざまなアート作品を作成し、ニューヨーク近代美術館(MoMA)で開催された「Soundings: A Contemporary Score」展にも出品している。 そんな彼女がおこなっているインスタレーションに「バウンス・ハウス」がある。「バウンス・ハウス」は、多くの人々には聴こえない20Hz以下の低音だけでつくられた楽曲が流れる「音が聴こえないダンスパーティー」だ。この「バウンス・ハウス」は、昨年2015年11月15日(日)にSuperDeluxe(東京都港区)でフェスティバル「Sound Live Tokyo」の一環として
投稿日 : 2016.05.18 更新日 : 2018.09.25 【仕事を休んででも行くべきライブ】#02 -ハイエイタス・カイヨーテ アーティスト写真:Wilk 会社や学校を休んででも行きたいライブがある。そんな「見逃せないステージ」や「いま見ておくべきミュージシャン」を紹介するこのコーナー。今回の物件は、ハイエイタス・カイヨーテ。 一般的には「無名」のこのバンドを、いま世界中のミュージシャンやハードコアな音楽ファンが注視している。彼らを虜にする要因は何なのか? 謎多きハイエイタス・カイヨーテとは何者なのか。そこは「事情通同士で対談してもらうのが手っ取り早いし、解りやすい」ということで、ジャズ評論家の後藤雅洋氏と柳樂光隆氏を招き、語ってもらいました。 いま、なぜ「このバンドのライブを観るべき」なのか。 ――まずは基本的な情報から。ハイエイタス・カイヨーテってどんなバンドなのか? という
Home ニュース 爆クラ! Presents ジェフ・ミルズ × 東京フィルハーモニー交響楽団 クラシック体感系 ~ 時間、音響、そして、宇宙を踊れ! 投稿日 : 2016.04.21 更新日 : 2018.01.26 爆クラ! Presents ジェフ・ミルズ × 東京フィルハーモニー交響楽団 クラシック体感系 ~ 時間、音響、そして、宇宙を踊れ! ジェフ・ミルズは2005年にフランスのモンペリエ国立管弦楽団との公演以来、イギリスのBBC交響楽団、オーストラリアのメルボルン交響楽団、ハンガリーのオーブダ ・ダヌビア管弦楽団など、世界のオーケストラとの公演を実現してきた。この10年余りの間、その活動を熱心に続けてきた理由を、ジェフ本人はこう語った。 「オーケストラとの共演は80年代中期からずっと自分の夢だった。デトロイトにいる音楽仲間にとっても、自分の作った楽曲がオーケストラ用にアレンジ
Home ニュース 【ケンドリック・スコット】生きていることはビートを刻むこと。鼓動を刻み続ける我々の心臓こそが究極のドラムなんだ 投稿日 : 2016.01.28 更新日 : 2019.02.22 【ケンドリック・スコット】生きていることはビートを刻むこと。鼓動を刻み続ける我々の心臓こそが究極のドラムなんだ クリス・デイブやマーク・ジュリアナなどのドラマーの活躍に注目が集まるが、ケンドリック・スコットも注目すべきドラマーの一人だ。新作『We Are The Drum』では、ケンドリック・ラマ―のラップを楽器の演奏に置き換えるという挑戦的なアレンジでフライング・ロータス「Never Catch Me」のカバーし、同時代のサウンドへの共感を示しながらも、ジャズの歴史へのリスペクトをもドラミングに取り込み、過去と未来を自在に行き来するようなサウンドで、即興音楽としてのジャズのスリリリングな魅力
好きな音楽を雰囲気のよい空間で聴くことができたら、その時間は、より贅沢なものになるだろう。音楽をよりよい環境で聴くために、こだわって作られたミュージックバーやジャズ喫茶などを紹介する特集。第1回目は、アーティスト大沢伸一氏プロデュースによる東京・銀座にあるGINZA MUSIC BARをご紹介したい。 多くの高級ファッションブランドの店舗が立ち並び、高級車とタクシーが行きかう東京の一等地、銀座に、隠れ家的に存在するのがGINZA MUSIC BAR。2014年に大沢伸一氏、音楽プロデューサー小林武史氏とTORIBA COFFEEの鳥羽伸博氏の3者が銀座で音楽をコンセプトにオープン。 人気の一端を担っているのが音楽家、大沢伸一プロデュースのお店だからという点もあるが、なによりその居心地の良さというのが1番の人気の理由だろう。取材当日、女性同士の客が多かったのも特徴的だ。 「パリのモダンなサロ
投稿日 : 2015.12.25 更新日 : 2019.02.22 【マーク・ジュリアナ】異能のハイブリッド系ジャズドラマー 初の「全編アコースティック」で見せた才気 デヴィッド・ボウイの新作『★』(※『ブラックスター』)への参加も発表され、いよいよ一般的な注目度を高まってきたドラム奏者マーク・ジュリアナ。これまで、ブラッド・メルドーとのエレクトロニックデュオ「メリアーナ」や、自身によるビートダブ・プロジェクト「ビート・ミュージック」などで、エレクトリックなダンスビートを生演奏に置き換えるようなドラミングが注目されてきた。そんなマーク・ジュリアナが2015年6月にアコースティックかつオーセンティックなジャズカルテットで、アルバム『Family First』を発表。米「ダウンビート」誌をはじめ、多くのメディアが絶賛したこの作品は、彼のドラマーとしての特異な個性が滲み出るような内容。ボウイの新
作曲家、プロデューサー、DJとしてロンドンを拠点に活動し、Eglo Recordsのレーベルオーナー、さらには神経科学のサイエンティストでもあるという、多才な顔を持つフローティング・ポインツ。2009年に限定7インチレコード『For You/Radiality』をリリースしデビュー。以降「Vacuum Boogie」や「Love Me Like This」といったクラブシーンで人気を博した楽曲をリリースしながらも、なぜかアルバムのリリースはなかった。デビューから6年、待望のファーストアルバム『Elaenia』が11月4日(水)にリリースされる。なぜ、デビューからこれほど時間がかかったのか? ——『Elaenia』(2015年11月4日発売)、とても良いアルバムですね。ファーストアルバムが出るまでにすごく時間がかかったと思いますが、その理由は何でしょうか。 「ありがとう、泣きそうだよ。5年か
投稿日 : 2015.08.29 更新日 : 2019.02.22 【沖野修也/菊地成孔】立場は逆。でも同じ場所に立っている? 出演者ふたりが考える「東京JAZZ」 2015年4月、モダン・ジャズに正面から向き合ったアルバム『MISSION』をリリースしたDJの沖野修也と、そのアルバムに参加したサックス奏者の菊地成孔。9月4日(金)から9月6日(日)に東京・丸の内で開催されるジャズ・フェスティバル「第14回 東京JAZZ」で三度目の共演を果たす。DJとして、ミュージシャンとして、それぞれの視点をもつ両者に「東京JAZZ」に関することや、現在の日本のジャズ・シーンについて話を聞いた。 ——まず、沖野さんは「東京JAZZ」に出演されるのは初めてだと思いますが、心境はいかがでしょうか? 沖野 僕自身、「Tokyo Crossover/Jazz Festival」というクラブ・ジャズとクロスオーバ
1956年にシカゴで生まれたサックス奏者のスティーヴ・コールマンが、長年トレードマークのようにベースボールキャップを後ろかぶりにしてステージに立っている理由は分からない。カサンドラ・ウィルソンからヴィジェイ・アイヤーまでを輩出したと言っていいコールマンのキャリアへの高い評価は揺るぎないものがあるが、エスタブリッシュメントされたジャズには背を向けるかのようにキャップを被りパーカーを着た姿を変えようとはしないのは、いまもってヒップホップやストリート・カルチャーに少なからずシンパシーを抱いている証なのであろうか。前回のコラムで彼やグレッグ・オズビーらが進めたM・ベース(M-Base)に少し触れたが、今回は「ジャズを通過したファンク」の続きとして、スティーヴ・コールマンの活動を振り返ってみることにする。ちょうど、スティーヴ・コールマンの素晴らしい新譜『Synovial Joints』もリリースされ
投稿日 : 2015.08.10 更新日 : 2020.11.16 【カマシ・ワシントン/インタビュー】LAのジャズ遺産とヒップホップをつなぐ、話題のサックス奏者を直撃 フライング・ロータス主宰のレーベル〈Brainfeeder〉から、CDにして3枚組(全17曲)というボリュームのフル・アルバム『The Epic』をリリースした、サックス奏者のカマシ・ワシントン。最近ではケンドリック・ラマーの『To Pimp A Butterfly』にもフィーチャーされ、ジャズのみならず、ヒップホップのシーンでも、その名を聞くようになった。 そんな彼が、新アルバムのリリース・コンサートを実施した(5月4日)。場所はロサンゼルスのリージェント・シアター。出演メンバーも、今回の “壮大なアルバム” にふさわしい布陣。カマシ自身のバンドに加えて、サンダーキャットやミゲル・アトウッド・ファーガソン、ダディ・ケヴや
投稿日 : 2015.07.24 更新日 : 2021.08.27 インタビュー【ロバート・グラスパー】“エクスペリメント”が拓いた可能性と “アコースティック・トリオ”の重要度 いま最も注目度の高いジャズピアニストのひとり、ロバート・グラスパー。そのパフォーマンスは「トリオ」と「エクスペリメント」という2つのフォームを使い分けている。前者はいわゆるジャズのピアノトリオ。一方、後者はジャズからヒップホップ、R&Bのフィールドへと積極的にコミット。この名義でアルバム『Black Radio』(2012)と『Black Radio 2』(2015)をリリースし、大きな成功を収めた。現在の彼は、この2つの名義に対してどんなスタンスをとっているのか。 ブレイク後の心境変化 「アメリカのジャズ・クラブでは、もう、エクスペリメントとしての演奏をしていないんだ。エクスペリメントはヒップホップのクラブなど
2015年7月1日の記事を再掲 本邦ジャズ界の “ゴッドファーザー” こと鈴木勲。齢八十を越えたいまも現役のベーシストとして活動し、日々の訓練を怠らないという。そんな鈴木に教えを請う門弟たちも多数。そしてこの風貌。これらすべてを加味すると(ゴッドファーザーというより)さしずめ “ジャズ仙人”といったところか。 そんな鈴木勲が初めて自分の楽器を手にしたのは1953年。19歳のときだったという。 ストリップ劇場でデビュー ――鈴木さんがベースを始めたのは、ルイ・アームストロングの公演を観たのがきっかけだとか。 「そう。ベースのミルト・ヒントンの演奏を見てね。俺は絶対これだーっ! て思ったね」 ――それまで音楽は? 「まったく知らない」 ――他の楽器ではなく、なぜベースに惹かれたのでしょう? 「なんていうんだろう…感動したんだよね。親父がたまたま招待券を持ってたから行ってみたのよ。行ったら、いち
投稿日 : 2015.07.01 更新日 : 2019.02.22 【ミゲル・アトウッド・ファーガソン】ロサンゼルス音楽シーンのキーパーソン ロサンゼルスを中心にレイ・チャールズやドクター・ドレ、フライング・ロータスなどといったビッグアーティストからアレンジを依頼されるなど、絶大な信頼を得ているヴィオラ奏者/アレンジャー、ミゲル・アトウッド・ファーガソン。 カルロス・ニーニョとの出会いを経て、カルロス・ニーニョ率いるユニット、ビルド・アン・アークや、カルロス・ニーニョの連名でJ・ディラへのオマージュを捧げたEP『Suite For Ma Dukes』をリリース以降、瞬く間にLAの音楽シーンでミゲルの名は広がった。今後は、フライング・ロータスのレーベル、Brainfeederやジャズの名門Blue Noteからもミゲルのアルバムのリリースが決まっているとも噂されるほど、今、世界中で大きな注目
フランス人ピアニスト、シャソルは、まだ日本では馴染みのないアーティストかもしれない。しかし、フェニックスやセバスチャン・テリエといったアーティストのサポートを務めている。さらに、2013年にリリースした自身のアルバム『Indiamore』は、日本でも人気の高いDJのジャイルス・ピーターソンが主宰するWorldwide Awards 2015において、Album Of The Yearの部門でファティマ、ジャロッド・ローソンに続き第3位を獲得している実力者だ。特徴的なのは映像を使ったパフォーマンス。鳥の鳴き声、人々の生活音、会話、あらゆるものを素材とし、映像にまとめてループさせ、そこにピアノでコードをのせることによって彼の「音楽」が完成する。素材となる映像は訪れた街で収められたものが多く、生活のなかに聴こえる音は、どのように頭の中で鳴り響いているのだろうか? また、この手法をどう思いついたの
これから連載を始める「循環するジャズ」という当コラムは、ジャズの新作をきっかけに、ジャズという音楽が本来持っている自由なパースペクティブを振り返ってみようというものだ。過去のジャズに対しても、既存のジャンル分けや聴き方(聴かれ方)から離れて、新たに耳を傾けてみるきっかけにもなればと思う。 タイヨンダイ・ブラグストン(Tyondai Braxton)の『HIVE1』と、DCPRG改めdCprGの『Franz Kafka’s South Amerika』、先頃リリースされたばかりのこの二枚のアルバムを聴いていて、ジャズと、そしてそのジャズが発展させたファンクについて考えることがあった、というのが今回のお題である。 左がタイヨンダイ・ブラクストン『HIVE1』 右がdCprG『Franz Kafka’s South Amerika』 『HIVE1』は、現代音楽にも精通していたフリー・ジャズのサ
JazzMusic ジュリアン・ラージのナチョキャスター【名手たちの楽器 vol.6】 投稿日 : 2023.12.25 Food & DrinkMusic 【東京・下北沢/óleo(オレオ)】ラテンのグルーヴを楽しめる DJ目線のミュージックバー 投稿日 : 2023.12.22
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