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われわれの銀河中心にあるブラックホールが300年ほど前に大爆発を起こしたことを、日本の研究チームが日米欧のX線天文衛星のデータを用いて明らかにしました。 この発見は、われわれの天の川銀河中心のブラックホールがなぜこんなに静かなのかという長年の謎に解決の糸口を与えるものです。天の川銀河中心のブラックホールである「いて座A*(Aスターと読みます)」は、太陽の400万倍もの質量を持つモンスターであることが知られていますが、その周囲から放出されているエネルギーは他の銀河の中心にあるブラックホールに比べて10億分の1と、極めて低いレベルにあります。 研究チームリーダーである京都大学の乾達也氏の話:「我々は銀河中心のブラックホールがなぜ眠れる巨人のように見えるのか、長い間不思議に思ってきました。しかし今、そのブラックホールが過去には現在と比較にならないほど明るかったことがはっきりしたのです。たぶん、い
本成果は現在サンフランシスコで開催中の米国天文学会 高エネルギー天文学部会において同時に記者発表されます。また日本天文学会欧文研究報告(Publications of the Astronomical Society of Japan)の「すざく特集号」(2006年11月30日発行予定)に掲載される予定です(参考文献参照)。 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が昨年打上げたX線天文衛星「すざく」は、これまでにない精度でブラックホールのまわりの時空のゆがみを示すと考えられるデータを得ました。 「すざく」がとらえた観測データの時々刻々の変化は、ブラックホールの強い重力でX線の進路が曲げられることで説明されることがわかりました。また、そのデータにモデルをあてはめることで、ブラックホールの高速回転の速度、物質がブラックホールへ吸い込まれていく角度が測定できました。 これらの観測は「幅の広い鉄輝線」と
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