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命名規則とは、プログラミングにおいて、使用する識別子等の名称を定めるためのルール集です。C言語での命名規則のポイントと実例をとりまとめてみます。 命名規則(めいめいきそく)とは、プログラミングにおいて、使用する識別子等の名称を定めるためのルール集です。主にコードの可読性を高めるために導入されます。英語では、Naming conventions。命名規則は、命名規約、ネーミング規則、ネーミング規約とも呼ばれます。 命名規則を導入すると、ソースコードの可読性を向上させることができます。識別子の名称に含まれる付随的な情報より、その識別子がどのようなものかをすぐに判断することが可能となるからです。 可読性の向上は2つのことをもたらします。1つはコードの保守性の向上です。これは、読みやすいコードはメンテナンスしやすいということです。 もう1つは、開発の効率アップです。規則に従ったコードは見た目にも美
未定義の動作にはどのようなものがあるのでしょうか。C言語の標準規格であるJIS X 3010:2003(ISO/IEC 9899:1999)の「附属書J 可搬性」を参考に未定義の動作を列挙してみましょう。 規格の制約以外の箇所で現れる「…(し)なければならない」または「…(し)てはならない」という要求をプログラムが守っていない場合。(前提事項4) 空でないソースファイルが、改行文字で終了していない場合。改行文字で終了している場合で、その直前に逆斜線文字がある場合。ソースファイルが、前処理字句の途中または注釈の途中で終了している場合。(5.1.1.2) ##演算子による字句連結の結果として生成される文字の並びが国際文字名の構文規則に一致する場合。(5.1.1.2) ホスト環境のプログラムがmainという名前の関数を5.1.2.2.1で定められる4種類の方法のいずれかで定義しない場合。(5.1
C言語のマクロの基本について C言語のマクロはとても便利ですが、落とし穴も多くあります。このページではマクロの基本について説明します。 C言語におけるマクロとは、プログラム中の文字列をあらかじめ定義した規則にしたがって置換する機能のことをいいます。マクロは、#defineというプリプロセッサ指令により定義します。 プリプロセッサ指令とは、コンパイルに先立って行われるプリプロセス(前処理)を行うプログラムであるプリプロセッサに対する指示のことです。前処理指令やディレクティブとも呼ばれます。このプリプロセスでは、ソースコードに対して一定の規則に従った処理が施されます。マクロの置換もこのプリプロセスの一部となります。 マクロには、単純にプログラム中の文字列を指定した文字列に変換する「オブジェクト形式マクロ」と引数をとってあたかも関数のように使用できる「関数形式マクロ」の2種類があります。
MISRA-CとはC言語のためのコーディング・ガイドラインです。MISRA-Cは、より安全なC言語サブセットとも言えます。MISRA-Cの遵守はシステムの安全性を高めます。
関数にもアドレスが割り当てられています。そのアドレスを格納するポインタが関数へのポインタです。C言語での関数へのポインタについて説明します。 関数は変数ではありませんが、変数と同様にアドレスが割り当てられています。このアドレスを格納するためのポインタが関数へのポインタです。関数へのポインタを利用してポインタが指している関数を実行することができます。 関数へのポインタは次の2つのケースでよく使用されます。 一つは関数をコールする際に、引数として関数へのポインタを渡し、呼び出した関数の中でポインタが指している関数を実行する、というケースです。 もう一つは関数へのポインタを配列に格納、テーブル化しておくことによりif文やswitch文の条件分岐等をなくしプログラムを簡素化する、というケースです。
typedef宣言を使う利点は主に2つあります。1つは移植性です。マシンに依存するデータ型にtypedefで新しい名前をつけてそれを使用しておけば、プログラムを移植する際にはtypedefの部分のみ変更すればよいということになります。2つめは可読性です。データ型に使用目的や意味がわかるような新しい名前をつけて使用すれば、プログラムが理解しやすくなります。 このようにtypedefの使用はたいへん便利です。しかし、使いすぎるとかえって混乱を招くこともありますので、注意して使用しましょう。
整数の割り算では、小数点以下は切り捨てられます。被演算数が負の時の切り捨ての方向は機種に依存します。 +と-は同じ優先順位です。* / %も同じ優先度で、こちらのグループの方が+と-よりも優先順位が高くなります。 <C言語で「余り」を求める演算子%> C言語で「余り」を求める演算子は%です。x % yはxをyで割った余りになります。この余りを求める演算子はfloatやdoubleに対しては使えません。被演算数が負の時の余りの符号は機種依存となります。 浮動小数点数に対して、余りを求めたい場合はfmod標準ライブラリ関数を使用します。文法は以下のとおりで、この関数はx/yの余りを返します。
C入門のページです。C言語初心者のための入門用プログラムを2つ解説しています。ソースコードとその実行例、プログラムの解説があります。 初心者がC言語を学習する最初の一歩は、C言語で入門用プログラムを書いてみることです。入門用プログラムとしては「hello, world」と呼ばれるものが有名です。これは、画面に「hello, world」と表示するだけのプログラムです。 以下は、C入門用プログラム「hello, world」のソースコードです。
C言語のdefineについて、主なdefineの使い方、記号定数のdefine、関数マクロ、条件付き取り込みについて解説しています。 defineはC言語でのプリプロッセッサへの指示のひとつです。プリプロッセッサとは、コンパイルの前に前処理を行うプログラムのことです。下記の構文で記述すると、コンパイル時に前処理として、文字列1を文字列2に変換します。このような変換をマクロ置換と呼びます。
C言語の引数について、実引数と仮引数、C言語の引数の大きな特徴である値渡し、main関数の引数について説明しています。 C言語において、引数(ひきすう)とは、関数呼出し時にその関数に渡す値と、呼び出された関数側で渡された値に名前をつけ関数内で使用できるようにしたもの、の2つのことです。前者が実引数、後者が仮引数と呼ばれます。 C言語の引数の大きな特徴として、すべての引数が値で受渡しされる、という点があります(値渡し、call by valueと呼ばれます)。これは、呼ばれた関数側で呼び元の関数の変数を変更することはできないということを意味しています。 実引数(じつひきすう、argument, actual argument)とは、関数の呼出しの際に実際に関数に渡す値(式)のことです。呼出し関数の括弧で括られた中にカンマで区切られて書かれます。また、関数マクロの呼出しにおいて渡される値も実引
C言語の学習サイトです。C言語入門や仕様解説、サンプルコードの説明等があります。Cを学習して自由自在にプログラミングできるようになりましょう! 3つ理由があると思います。1つは「高級言語でありながら、低水準の面も持つから」です。 解りやすくいうと、人が使う言葉に近い表現でプログラムを記述するプログラミング言語であるが、ハードウェアに密着した処理も容易に記述できる、ということです。 そのため、C言語を学習しておけば、OSやドライバなど、よりハードウェア側のプログラムをつくることも可能です。また、ハードウェアよりの知識を持っていることは、一般のプログラムをつくる上でも非常に役に立つのです。 2つめは「後に開発されたプログラミング言語に大きな影響を与えたから」です。 C言語に影響を受けたプログラミング言語は非常に多く、C++、Java、Objective-Cなどがあげられます。awk、csh、J
C言語のstatic指定子について説明しています。staticを使用する場所は関数の中と外の2種類あります。それぞれについて説明します。 staticとは、C言語での記憶クラス指定子のひとつで宣言したオブジェクトに静的な記憶クラスを与えるものです。staticはスタティックと読みます。記憶クラス指定子には、他にauto, register, extern, typedefがあります。
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