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TGS2024
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神経系とは膨大な神経細胞のネットワークである。走りたいと思ったら走れるのも、悲しい時に涙が出るのも、文章を読んで理解出来るのも、神経回路が正しく情報を伝えているお陰である。この回路が接続間違いをしていれば、体を思い通りに動かすことや、言葉を正しく理解するということが困難であるかも知れない。我々の神経系には何千億もの神経細胞が存在するといわれているが、この膨大な数の細胞が、間違いなく、正しい相手を選び正しい接続を形成するには、どのようなシステムが働いているのだろうか。 今回、伊藤祥子研修員(京都大学大学院生命科学研究科博士後期課程;高次構造形成研究グループ、竹市雅俊グループディレクター)は、マウス小脳の神経細胞を用いて、培養下でも神経細胞が生体と同様の相手を選択し、その相手とだけ正しい構造と機能をもったシナプス(神経細胞間の情報伝達部)を形成することを明らかにした。この研究はProc. Na
驚異の再生力、プラナリア 今、再生研究で再び注目を浴びる生物、それがプラナリアだ。プラナリアは川や池といった淡水にすむ生物で、きれいな環境さえあれば日本中どこにでもいる。一見ヒルのようにも見えるが、よく観察すると、2つの眼をもっており、なかなかキュートな顔立ちだ。実は、眼だけではなく、筋肉や消化管、脳までももつ、れっきとした動物だ。このプラナリアの何がすごいか。それはイモリやミミズを凌駕する高い再生能力だ。例えば、メスのような物で10個の断片に切る。すると死ぬどころか、全ての断片が一週間ほどで完全な個体へと再生し、10匹のプラナリアになるのだ(図1)。 しかし、何も人に切られるために高い再生能力を備えているわけではない。彼らにとっては増殖の手段なのだ。プラナリアは、通常、ある一定の大きさまで育つと、胴体の中央にある咽頭の少し下でくびれを生じ、2つに切れてやがてそれぞれが個体となる。つまり無
2003年 第53回ノーベル賞受賞者会議(リンダウ会議)第一回日本参加者メンバー 2005年 科学技術振興機構研究開発戦略センター G-TEC(生物医学研究におけるシステム的研究アプローチ)EU視察団メンバー 2006年 第4回CDBシンポジウムLogic of Development Co-organizer 2006年 第6回日米先端工学(JAFoE)シンポジウム・運営委員 2006年 International workshop on Synthetic biology “synthetic approaches to cellular functions” Co-organizer 2007年 第1回日仏先端科学(JAFoS)シンポジウム・スピーカー(システム生物学) 2007年 第10回日米先端科学(JAFoS)シンポジウム・チェア(システム生物学
Redirecting...
本ミーティングは、「Toward Synthesis of Cells -Reconstruction and Design of Cellular Functions-」と題して開催します。専門の異なる研究者を招待スピーカーとしてお招きし、分子、細胞、器官の再構成の実現に向けて議論します。細胞分子生物学・ゲノミクス・バイオイメージング・物理学・工学の各分野における知見、リソース、技術をいかに集結するか、この新しい分野の現状や将来について最先端の議論が展開されることを期待します。 具体的には次のトピックを予定しております。 ―分子の構築および細胞の基礎的なシステムの構成 ―自己複製システムの構成 ―高次細胞システムの構成にむけて ―細胞と器官の構成にむけて ―細胞の構成における新技術:一分子解析と分子力学シミュレーション 本ミーティングでは、発表演題を公募します。ポスターセッションの他、優
2018.04.03トピック 2018年4月1日より、理研CDBの研究活動は理研BDRへ承継 2018.03.16研究成果 脂肪体のグリコーゲンは飢餓に対する最後の砦 2018.03.08研究成果 ヒトES細胞由来網膜が移植後に成熟し、機能することをマウスモデルで確認 2017.12.12研究成果 細胞同士が接着できなくなった大腸がん細胞をもう一度接着させるには 2017.12.07研究成果 匂いを嗅ぎ分けられるのはタイミングがズレるから 2017.12.04研究成果 接着だけじゃない 細胞の移動にも寄与するカテニン 2017.11.28イベント 「高校生のための発生生物学実習講座2017」を開催 2017.11.24研究成果 前後軸を決める細胞群DVEはランダムに選ばれる 2017.10.19イベント 理研神戸キャンパス一般公開を開催 2017.09.20トピック 3人のPIが新たに着任
私たちの研究室は、形態進化の背景となる発生プログラムの変更の内容やそのパターンを明らかにしようとしています。
理研CDBゲームカード「Embry 王」 理研CDBでは、色々な細胞や生物の発生過程、ハエの変異体などについて楽しく学べる子供向けのゲームカードをつくりました。30枚1セットのゲームカードで、それぞれのカードに振られた数字やマークで競い合います。このゲームカードは、研究所の一般公開や学会などで配布してきましたが、ホームページ上にもデータを公開いたしました。
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