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三角形、ひし形、六角形...多角形オブジェクトをデザインエレメントとして巧く取り入れているWebサイト事例・35選 こんにちは、コプロシステムWebデザイングループの石川です。 今回のテーマは「多角形」。 Webデザインで使われる最もポピュラーな多角形オブジェクトは正方形・長方形など四角形/円形だと思いますが、最近いろいろなWebサイトを見ていると三角形/ひし形(平行四辺形)/六角形など、今までのWebデザインのスタンダード路線からは少し変わったオブジェクトをデザインエレメントとして取り入れているのをよく目にします。 ちょっとしたトレンドになっているようですね。 ということで、今回の記事は「多角形オブジェクトをデザインエレメントとして巧く取り入れているWebサイト事例・35選」と題して、三角形/ひし形(平行四辺形)/六角形にしぼってまとめした。 ぜひデザインする時の参考にしてみてください!
こんにちは、コプロシステムWebデザイングループの石川です。 Facebookの仕様変更。 小さなモノから大きなモノまで、世界中で使われているSNSの仕様変更はほぼ毎日繰り返されていて、時にはWebクリエイターたちを混乱に陥れることで有名です。(言い過ぎ?) そんな中、先週の9月10日(米国時間)に大きな仕様変更がありました。 既にお気づきの方も多いかもしれませんが、FacebookへWebページやブログ記事などのURL(リンク)を投稿した時にニュースフィードに表示されるサムネイルのサイズが大きくなった という仕様変更です。 ↑比較してみると一目瞭然ですね。 「サムネイルのサイズが大きくなった」ということはつまり、「ニュースフィードを閲覧している人の目に付きやすく、クリックされやすくなった」ということです。 ただ、このサムネイルのサイズ、すべてのリンク投稿が対象というわけではなく、一定のル
こんにちは、コプロシステムWebデザイングループの石川です。 Webデザインのトレンドとして「写真イメージを活用した手法」をこのブログで取り上げました。 美しくて、フルスクリーンな写真イメージをサイトの背景として活用する手法 写真イメージを強くぼかして、新たな美しさを表現する手法 など。 そして最近、これらとはまた別のトレンドとして、同じフルスクリーンでも「フルスクリーンな静止画」ではなく、「フルスクリーンな動画(ムービー)」を活用したWebデザインも増えてきています。 ムービーは動きや音があるのでテキストや写真と比較して訴求力やインパクトがありますし、ましてやそれがフルスクリーンでダイナミックな見せ方をしていたら尚更でしょう。 事例を見ていても、ファッションブランドのWebサイトや、クリエイティブ系企業のWebサイトが多かったです。 このトレンドを支えているのが、「インターネットの高速化
こんにちは、コプロシステムWebデザイングループの石川です。 「2013年のWebデザインのトレンドは?」と聞かれたら、けっこうな数の方が「フラットデザイン」と回答されるのではないでしょうか。 今年を代表するWebデザインのトレンドとして今もいろいろな記事を拝見していて、私も過去に2記事書かせてもらいました。 (2013/6/12)UIデザインの2013年のトレンド「フラットデザイン」の事例・16個 (2013/8/1)フラットデザインなWebサイトで使われている色ってどんな色?配色パターン事例・カラーコード付き ただ最近いろいろなサイトを見ていると、そんな「フラット」なデザインとは別に、フラットデザインとは正反対の「立体的な表現」を取り入れたWebデザインや、それを実現するためのツールやテクニックを目にする機会が確実に増えているなぁと感じます。 今回のエントリーでは、おさえておきたいトレ
こんにちは、コプロシステムWebデザイングループの石川です。 Webサイトを作るクリエイターさんの中には、一般的に閲覧者の方が見る「Webサイト(表側)のデザイン」、いわゆる"見た目"をデザインすることに留まらず、Webページの裏側とも言える「HTMLのソースコード」までアートに変えてしまう遊び心を持った方がいらっしゃいます。 先日、ちょっと調べる機会があったのでカテゴリに分けてまとめてみました。 どれも「おお~すごい」と感心したり、「プッ」と笑いを誘うようなユニークなものばかりで、気付いた時のインパクトや話題性がありますよね。 いつもと比べるとちょっとユルめのテーマですが、たまにはこういうのもいいかなぁと。 それでは、HTMLソースコード・アートをお楽しみください! ロゴ/マークタイプ 1. The Coca-Cola Company 2. Tumblr. 3. Flow 4. The
Facebook上の投稿を外部サイトに埋め込める!新機能「Embedded Posts」の使い方と、その他ソーシャルメディアのコンテンツ埋め込み方法まとめ こんにちは、コプロシステムWebデザイングループの石川です。 昨日8月21日(米国時間)に、Facebook上の"投稿"を外部サイトに埋め込める新機能「Embedded Posts」をすべてのユーザに公開した とFacebookから公式発表がありました。 いよいよというか、ようやくというか。ついに実装されたんですね。 「Facebook上の"投稿"」といってももちろん全ての投稿というわけではなく、 Facebookページの投稿 フォロワー設定をオンにしている個人アカウントの公開設定になっている投稿 を外部サイトに埋め込めるようです。 つまり、共有範囲が「公開」でもアカウントのフォロワー設定がオンになっていない投稿や、フォロワー設定がオン
こんにちは、コプロシステムWebデザイングループの石川です。 先月7月29日付のエントリーで、美しくて・フルスクリーンな写真イメージをWebサイトの背景に使用する手法が2013年のトレンドになっている ということで、いくつかの事例をまとめました。 →思わず魅入ってしまう、美しく大きい写真素材を巧みに使ったフルスクリーンデザインのWebサイト・23選(2013/7/29) 背景に写真イメージを活用したデザイン手法として、フルスクリーンデザイン以外にも、「ぼかし効果(ブラーエフェクト)」を取り入れているWebサイト、最近では特に「元の素材が何なのかがわからないくらい強くぼかした写真イメージ」を取り入れているWebサイトのデザインが海外サイトを中心に増えている気がします。 これは、写真そのものの美しさ というよりも、 ぼかすことで新たな美しさを表現したり 奥行き感を表現したり そこに乗っかってい
こんにちは、コプロシステムWebデザイングループの石川です。 2013年も後半が始まって早くも1ヶ月が過ぎました。今年も残すところあと4カ月。 今年前半も数々のクオリティ高いWebサイトをたくさん見てきましたが、そのWebサイトたちを華やかに演出するためにほぼ必ず使われている、Webサイトから切っても切り離せない技術がCSSやJavascriptといった技術です。 今回のエントリーではそのJavascriptにスポットを当て、2013年前半に見たJavascriptライブラリの中でも「後半もおさえておきたい」や「使いたい」と思えた、手軽に「いい感じ」を実装できるJavascriptライブラリをまとめてみました。 デモを用意しているものもありますので、是非チェックしてみてください。 1. Webサイト上に"ガイドツアー"を超簡単に実装できる「Intro.js」 「Intro.js」は、Web
こんにちは、コプロシステムWebデザイングループの石川です。 当ブログの6/12付エントリー『UIデザインの2013年のトレンド「フラットデザイン」の事例・16個』で、 2011~2012年頃から「フラットデザイン」というデザイン手法が注目を集め始めていること Googleトレンドの指標を見ると2013年に入ってから急上昇をし始めていて、間違いなく今年のWebデザインのトレンドであること フラットデザインとは、特徴 事例サイトの紹介 などを書かせていただきました。 アクセス解析ツールでアクセス状況を見ていると、「レスポンシブWebデザイン」について書いているエントリーの次に、「フラットデザイン」について書いている上記エントリーにアクセスが集中している傾向にありましたので、今回のエントリーでは、そのフラットデザインなWebサイトたちでどんな色が使われているか、前回ご紹介した事例サイト(+α)
こんにちは、コプロシステムWebデザイングループの石川です。 大きい写真素材をWebサイトの背景イメージとして使用するWebデザインの手法は以前から使われている手法の1つで、美しかったり、そのクオリティが高ければ高いほどサイト訪問者の目を引き、大きければ大きいほどインパクトを与えることができます。 最近では特に、ちょっと大きいくらいではなく、フルスクリーンサイズの写真素材を使ったデザインをよく目にしますし、2013年のトレンド手法としても「フルスクリーン・デザイン」が注目を集めているようです。 HTML/CSSなどの技術が発展し、Webでのいろいろな表現方法が広がった 訪問者が使用しているディスプレイ環境が以前に比べてより大きく、より美しく映るようになったこと などが起因しているのではないでしょうか。 今回のエントリーでは、写真素材を巧みに使った、思わず魅入ってしまうようなフルスクリーン・
こんにちは、コプロシステムWebデザイングループの石川です。 Webの世界は日進月歩。新しい技術を使った斬新なサービスが、毎日のように次々と出てきますよね。 ただ、従来のやり方で進めようとすると、それなりの時間が必要となってきてしまう側面も否定できません。 少しでも早く自分たちが考えたアイデアを形にして世の中に発信したい! 社内検討の段階でもWeb画面で触りたい!しかもそこそこ見た目の良いものを。 デザイナーの力を借りなくてもエンジニアだけで見た目が良いものを作りたい! というクリエーターたちの声が増えるにつれ、「CSSフレームワーク」(またはデザインフレームワーク)と呼ばれているものが注目を集めてきました。 フレームワーク (英語: framework) 開発・運用・意思決定を行う際に、その基礎となる規則・構造・アイデア・思想などの集合のこと。日本語では「枠組み」などと訳されることが多い
こんにちは、コプロシステムWebデザイングループの石川です。 このTips*Blogでも今まで何回か取り上げてきた「レスポンシブWebデザイン」というテーマですが、 今回のエントリーでは、そのメリット・デメリットについてまとめてみました。 Web関係の仕事を生業としている方にとってはいまさら感のある話題なのは承知の上なのですが、 Web関係の仕事に直接かかわらない人からも「レスポンシブWebデザイン」のワードを聞くことが最近多かったのと、そういう方にメリット・デメリットをちゃんと説明するためにも、わかりやすい図解入りでまとめてみました。 (今回のイラストは、我がチームの早水が担当!) 関連記事 レスポンシブwebデザインとは?(2012年1月6日エントリー) リニューアルサイト構築時に助けてもらったシリーズ ~レスポンシブWebデザインのチェックができる便利ツール~(2013年5月23日エ
こんにちは、コプロシステムWebデザイングループの石川です。 最近のWebデザインのトレンドとして「レスポンシブWebデザイン」という手法が1~2年前から注目されていますが、それとほぼ同時期くらいから注目を集め始め、今年になって一気に知名度を上げたUIデザインのトレンドとして「フラットデザイン」というデザイン手法があります。 Web業界に身を置いている方はもちろんだと思いますが、デジタル関連のニュース記事に関心が高い方はすでに聞いたことがあるかもしれません。 いろいろなブログでも取り上げられていて、ここ数カ月で「フラットデザイン」のキーワードを見ない日はないくらい(大げさか)です。 Googleトレンド - 「フラットデザイン」 大げさじゃなかったですね...。 すごい急上昇っぷり、ウナギ登りです。 今回のエントリーでは、その話題の「フラットデザイン」の有名な事例たちをいくつかご紹介したい
こんにちは、コプロシステムWebデザイングループの石川です。 今日、広報ブログのエントリーで、弊社最寄駅の五反田駅からコプロシステム本社までの道案内をさせていただきました。 写真付きでかなり詳細に解説しています。これから初めてご来社される方は是非ご参考に。 夢見る広報室 2013/6/6エントリー「コプロシステムへの道。」 それ以外に、コーポレートサイトとして当然ですが、「交通アクセス」のページもご用意しています。 先月(2013年5月)におこなったリニューアル前まではイラスト画像を表示していただけだったのですが、リニューアルを機に「Googleマップ」をカスタマイズした地図を設置して、より利便性を向上させました。 コプロシステム 交通アクセスページ 静止画のイラストではできない、 ズームイン・ズームアウト 地図の移動 ストリートビュー 地図内のアニメーション などが可能で、閲覧する側にと
コプロシステム・Webデザイングループの石川と申します。 昨年の2月からパッタリと当ブログを更新できないでいましたが、連載を再開いたします。 以前からご覧いただいていた方も、初めてご覧になる方も、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 さて、今週5月20日の月曜日、2010年10月から約2年半ぶりにコーポレートサイトをリニューアルしました。 当日のお知らせページにも記載していますが、今回のリニューアルにおける大きなポイントのひとつとして、「レスポンシブWebデザインの導入」があげられます。 (レスポンシブWebデザインそのものの詳細については、過去の記事をご覧ください) 今回のエントリーでは、そのリニューアルサイト構築時に助けてもらったシリーズとして、レスポンシブWebデザインのチェックをするのにとても便利だったツールをご紹介したいと思います。 チェック、チェック、チェック!! サイトを
先進国の経済はサービス志向に大きく傾いています。 私たちにご相談いただくお話も、以前は新商品の開発のお話が多かったのですが、ここ最近は新しいサービスの開発のお話が増えてきているように感じています。 その背景を理解するのに、ヘンリー・チェスブロウの『オープン・サービス・イノベーション』は参考になります。 オープン・イノベーションの父と呼ばれるヘンリー・チェスブロウはその著書のなかで、現在、先進国の大部分の企業が「コモディティ・トラップ(コモディティ化の罠)」に陥っていると指摘しています。グローバル化したビジネス環境で「製造拠点が世界中の低コスト地域に広がって、価格を下げるコモディティ化のプレッシャー」が企業の競争環境を一段と激しくしていると同時に、インターネットの普及やテクノロジーの進歩などが要因となってますます製品寿命が短くなる傾向が組み合わさることで、企業はコモディティ・トラップにはまっ
11月1日にOpenCUの主催で「コ・クリエーションする未来 〜「共同デザインの面白さ」を体感するワークショップ〜」というワークショップの講師をつとめさせていただきました。 ▲ ワークショップでの2人1組での相互インタビューの様子 今回は、そのときに使った講演資料を公開させていただきます。 コ・クリエーションする未来 〜「共同デザインの面白さ」を体感するワークショップ〜 from Hiroki Tanahashi 当日は、この資料をもとにした講演を20分強させていただいたあと、インタビュー〜アイデアスケッチ〜プロトタイピングと続く、デザイン思考を使ったアイデア創出体験をしていただきました。40名弱の参加者に集まっていただいたので、なかなか個別にアドバイスすることはむずかしかったですが、楽しんでいただけたのではないかと思います。 ご興味のある方は、同じような内容をすこし時間も人数も余裕をもっ
「2025年の世界では、インターネットなどのテクノロジーの力により、イノベーションと創造が「マス(大量)」型の活動に変わる。大勢の人がそのプロセスに参加するようになるのだ」 リンダ・グラットン教授による『ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉』でマス・イノベーションの時代の到来が予告される一文です。 ここでの「マス・イノベーション」とは、このブログで「参加型デザイン」とか「コ・クリエーション」と呼んでいる創造の方法がより進化し一般化したものと考えてよいと思います。 グラットン教授は、メディア専門家のクレイ・シャーキーによる人が1日1時間テレビを見る時間を減らせば世界全体で1日90億時間以上生み出されるという「思考の余剰」を人びとが有効に用いるようになることで、「「思考の余剰」を手にした世界中の人びとが毎日何十億時間もの時間を捧げ、互いの専門技能とアイデアを持
何か新しいアイデアがほしいときに何人かで集まってブレインストーミングをやること自体は、もはやビジネスシーンで普通に見かけられるようになった光景ではないかと思います。数人が集まって、それぞれが思いついたアイデアをポストイットに書いて貼っていったり、ホワイトボードに書き出してみたり。アイデアをいろいろ考えること自体は楽しい作業なので、その場は他の業務を行なっているときよりも盛り上がることが多いと思います。 けれど、新しいアイデアが欲しくて行なったブレインストーミングが当初の目的どおりの成果を得られて成功に終わるかというと、その成功率は決して高くはないでしょう。なかなか斬新なアイデアが出てこなくて、ありきたりの答えばかりが集まってしまうというケースも多いと思います。 ブレストを成功させるための要素にはどんなものがあるのでしょうか? そもそも、おもしろいアイデアってどうしたら出せるんでしょうか?
混雑した駅の構内やホームを歩いているときに、不意に前を行く人が立ち止まってしまい、行く手を阻まれるような恰好になることがあります。立ち止まったのは、自分の前をさらに別の人が通り過ぎようとしていたりするのをよけるためだったりするのですが、前をよけることで後ろが詰まってしまうことにたいていは気づかなかったりします。 背後にはなかなか目が行き届かないので仕方がない面もありますが、ちょっと意識を働かせれば混雑している人の流れのなかで自分が立ち止まってしまえば後ろが詰まるかもしれないことは予測できます。それに気づけば立ち止まる選択をするのではなく、空いている空間のほうに方向転換しながらも前に進む歩みを止めないという選択もあることに気づくこともできます。 けれど、そうした流れ全体に意識がまわらず、自分の目の前の障害に対して「よけた」という単純な反応だけで満足してしまうと、「よけた」ことが別の人たちの「
先日、開催させていただいた「オブザベーション・ワークショップ」の終了後、参加者の1人と「ユーザーエクスペリエンス(UX)」に関する話をしました。 その際、僕の方からお話ししたのは「経験について考える際に、なんでもかんでもUXという形でUをつけて考えてしまう見方はそもそも人を馬鹿にしていると思う」ということでした。 もちろん、僕自身、人がユーザーとしてプロダクトやサービスを利用する際の体験をよりよいものにしようとする活動はとても重要なものだし、必要不可欠な思考だと思っています。 それはプロダクトやサービスを作り上げる上で、利用する人に対する大切なおもてなしの気持ちであり、やさしい配慮だと考えていますし、そのために様々な試行錯誤を通じて、よりよりユーザー体験を実現するのはとても意義あることだと信じています。 けれど、それにはまず利用者の側からみてプロダクトやサービスを新しく作る必要性そのものが
いま存在しない未来を自分たちの力でつくりあげようとする際、最も障害となるのはさまざまな外的な要因ではなく、実は、自分たち自身が無意識のうちにつくりあげてしまっている世界観=メンタルモデルだったりします。 とりたててARなどの仮想現実の技術を使わずとも、私たちは普段から抽象化というメガネをかけて本当の世界とは異なる世界像を見ています。そのメガネを通してみた世界観が個々人それぞれがもつモノの見方であるメンタルモデルです。メンタルモデルをあらかじめ形成しておくことで、私たちは普段の生活のなかで効率的に、効果的に行動するための判断を容易にしています。 ところが、そのメンタルモデルが、未来について考えようとする際には、誤った判断を生み出すバイアスとしても働いてしまうのです。現在に最適化したメガネが未来の映像を曇らせるのです。 過去の成功体験からつくられた「こうすれば儲かる」といったメンタルモデルが、
Tweet ここ最近のブログ記事やFacebookページの投稿でも繰り返し述べてきていことですが、これからの社会課題の解決は、企業中心に行なわれていた従来型のソリューションのようにモノやサービスを提供することで問題解決を目指すやり方ではなく、問題を抱える人やその地域に暮らす人びとが積極的に参加して問題解決のための活動を行いながら、持続的に問題解決のための活動を行えるようなコミュニティを生み出していく方法が求められてきているということを強く感じます。 今回は、アメリカで子供の遊び場である公園造りを通じて地域コミュニティの再生に取り組んでいる事例を紹介しながら、問題解決の方法が「モノの提供」から「解決の場の提供」に変化している傾向を見ていくことにします。 公園を造ることで子供たちに遊び場を提供する非営利法人Kaboom!(カブーム) 全米各地に公園を造ることで子供たちに遊び場を提供する非営利法
Tweet 複雑で、その解決方法が未知である課題の解決には、専門家だけがクローズドにアイデアを出し合うよりも、様々な視点をもった多様な人びとにオープンに課題解決の場に参加してもらいながら、課題解決の方法を模索していくことが有効だと、最近いろんな場面で実感するようになっています。 昨日の「対話の場のファシリテーションと多様性」でも、そのあたりにすこし触れてみましたが、今回は複雑な社会課題の解決を多様なステークホルダーを巻き込んだ共同デザインの形で進める事例なども紹介しつつ、オープンな場でのイノベーション創出、未来のデザインということについて考えてみようと思います。 事例"The Bridge project" そうした視点から取り上げてみたいのがスコットランドのサービスデザイン会社Snookが、スコットランド政府やグラスゴー大学と共同で進めている"The Bridge project"という
Tweet 昨日、「地域×女性 〜地域ではたらく未来の場づくり〜」と題されたフューチャーセッションに参加してきました。 本格的なフューチャーセッションへの参加は実ははじめてでしたが、とても盛り上がったセッションで楽しく刺激的な時間を過ごせました。 テーマがテーマだけに参加者の大半が女性を占めた雰囲気でしたので、最初は緊張もありましたが、セッションがはじめるとそれも和らいできて、他の参加者の方とさまざまなお話をすることができました。 ひさしぶりの更新となる今回は、そんなフューチャーセッションの話からスタートしつつ、デザインや思考のプロセスに"多様性"を持ち込むことの大事さについて、すこし考えてみようと思います。 他人のペースに巻き込まれて予想外の状況に置かれつつも笑っていられる場 内容についてもすこし触れておくと、最初に「あなたにとって"心地のよい"ことは?」という質問が出て、それぞれ自分な
Tweet 昨日(7月23日)、某会社で「デザイン思考」を中心的なテーマとした講演をする機会をいただきました。 このブログでもいつも述べているとおり、イノベーションの方法としてのデザイン思考という観点でお話をさせていただきましたが、今回は、なぜいま「デザイン思考」や「イノベーション」が求められているのか?という点を、世界的な「未来志向」の高まりという観点から考え、お話させていただきました。 講演資料「デザイン思考による人間中心のイノベーション」 その講演で用いたプレゼンテーション資料をすこしカスタマイズしてスライドシェアにアップしましたので、ここでも紹介しておきます。 講演の内容は、 なぜ、いまデザイン思考なのか? イノベーションとユーザー体験 デザイン思考のメソッド といった3部構成で、「未来を作る方法」としての側面から、いまなぜデザイン思考が求められるのか?といった点、それから具体的に
Tweet 社会に対する個人の距離のとりかたが大きく変わってきているのが感じられないでしょうか? 今回はそのあたりの変化の傾向を整理する意味で、社会に対する個人の関わり方の「これまで」と「これから」をすこし比べてみようかと思います。 社会に対する個人の関わり方「従来型」 個人が社会に接する際の態度は、従来はどちらかといえば、とても間接的で、傍観者的であったかと思います。 テレビなどのメディアを通じてしか社会の情報を入手できなかったり、社会に対して何かしらの価値を提供するような活動を行うにもどこかしらの企業に属する会社員という立場で行なうことが大多数の人に求められました。そして、何より社会に存在する財を利用したければ、それらに対して金銭という代価を支払った上で、それらを商品として購入し所有することが求められました。 そして、個人は、社会に対して間接的かつ傍観者的に接する際、それぞれ分業化され
Tweet イノベーションにつながる新しいアイデアを生み出そうとする際に、障害となるものが2つあります。 「マーケティング主導」と「技術主導」への偏りがそれです。 いずれも新しいアイデアを創出し、実現していく上では欠かせないものなのですが、そのいずれかに偏ってしまうとアイデアの可能性を狭めたり、アイデアそのものを凡庸なものにしてしまいがちです。 マーケティングと技術は、昔からよく対立するものといわれていますが、その対立そのものが新しいアイデアを阻む要因ではありません。仮にマーケティングと技術が仲良くやれたとしても、まだ障害は残ってしまうのです。 今回はそのあたりをすこし考えてみようと思います。 何故「マーケティング主導」や「技術主導」への偏りがイノベーションの障害になるのか? を考えるにあたって、IDEOが昔からイノベーションにつながる「成功するアイデアの条件」として挙げている以下の3つの
Tweet 「作りながら考える」。これはデザイン思考でアイデアを創出する際の基本姿勢です。 ですが、基本姿勢だからといって、それが実践できているかというと、どうでしょう? 皆さんはちゃんと実際に「作りながら考える」ことをしているでしょうか? 言葉で考え、言葉でアイデアを伝えるのではなく、イラストや簡単なプロトタイプを作成することで視覚的に具体的にアイデアを考え、それを他人に伝えるようにすること。それがなければデザイン思考ではないといっても過言ではないと想います。 「使えない」アイデアはどんなに「使えたら」素晴らしいアイデアであったとしても無意味 ユーザー体験を重視するのですから、視覚的に、具体的に考えるのは当然のことです。ユーザーが何かを体験する際のインターフェイスになるものは、言葉に限定されることなどはほとんどなく、視覚的な表現や、より物質的なタッチポイントとなるものの形状やふるまい、あ
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