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ノーベル賞
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表色系とは「色の表わし方」のことで、これを使うと「記号」や「数字」で色を表すことができ、言語の壁を超えたコミュニケーションツールとなります。世界的なレベルで最も普及している表色系は、「マンセル表色系」といえるでしょう。マンセル表色系は、アメリカの美術教育者で画家でもあったアルバート・マンセルによって考案されたカラーオーダーシステム/color order systemで、色の三属性によって物体色を表示する典型的な表色体系です。 カラーオーダーシステムは別名「顕色系/color appearance system」ともいい、系統的に色を配列した標準となる色見本(色票集)がある表色系のことをいいます。それと異なる表色系が「混色系/color mixing system」という表色系です。混色系は混色の原理によって色を規定している表色系で、XYZ表色系が代表的です。 オリジナルといえるマンセル表
XYZ表色系とは ◆XYZ表色系 「XYZ表色系(Yxy表色系)」は、1931年に国際照明委員会(CIE)で標準表色系として承認された色の表わし方です。マンセル表色系やNCSといった顕色系の色体系と異なり、混色系の色体系です。混色系とは、原色を設定してその混色量で色を表示する体系のことで、色の定量的表示に適しています。「XYZ表色系」は、[R][G][B](Red/Green/Blue)という「色光の三原色」の混色量を原理にしています。この原理は、人間はRGBの3種類の受容器によって色を知覚しているという「ヤング-ヘルムホルツの三原色説」の上に成り立っています。 CIEは、色の表示を標準化するために[R][G][B]という原色を、赤原色[R]=700nm(nm=ナノメートル)、緑原色[G]=546.1nm、青原色[B]=435.8nmの単波長光と定め、これらの原色を用いた「等色実験」(三原
色の三属性と色立体とは ◆色の三属性とは 色の三属性とは、「色相」「明度」「彩度」で表わされる色が持つ3つの性質のことです。「色相」とは、赤、黄、緑、青といった色みの性質を表します。色相の配列は、虹の色にみられるように、光の波長の長い方から短い方へ、赤→橙→黄→緑→青→藍→青紫のように連続的に変化します(光のスペクトル)。ただし、虹の色には紫や赤紫がありませんので、赤と青紫を混ぜた色を補うことで、円環状にした「色相環」として表わすことができます。 「明度」は色の明るさを表します。白に近い明るい色を「高明度」、黒に近い暗い色を「低明度」、その中間の明るさの色を「中明度」といいます。 「彩度」は色の鮮やかさを表します。各色相で最も鮮やかな色を「純色」といいます。 「色相」「明度」「彩度」は、色を学ぶ基本の第一歩となります。 光のスペクトル 色の三属性 また、すべての色は、大きく分けると「無彩色
カラーデザインのための色彩基礎知識 色を効果的に活用するには、感性頼みでなく、ロジカルに色彩を扱うことが必要です。 そのためには色を体系的にとらえるための色彩知識を身に付けておくことが大切です。 色彩関連情報では、ビジネス活用にも役立つ色彩学的知識をご紹介いたします。
DICは、2008年4月に行われた「カラーセッション2008」で、カラーユニバーサルデザインへの取り組みの成果の一つとして「DIC UDカラーパレット」を参考出品しました。その際、大平印刷さんに解説用リーフレットの印刷をお願いし、来場者に配布いたしました。 同社は「人と地球にやさしい高品位印刷」を標榜している京都の印刷会社で、カラーユニバーサルデザインを考慮しつつ、多種多様なクライアントからの仕事を高次元で達成することに取り組んでいます。樋野康二(ひの・こうじ)さんは、社内でカラーユニバーサルデザインリーダーの役割を担っており、今回の企画においてもご尽力いただきました。好評裏にイベントを終え、両社で改めて、色彩におけるユニバーサルデザインについて意見交換をしました。2回に分けてその内容をご紹介します。(前編) 「カラーセッション2008」のDICグループブースにおけるカラーユニバーサル
社名にもなっているカラーデザインとは、視覚的な表現で伝達することを目的とした有形無形に関わらず機能と五感に作用する企画・制作・製造を意味しています。私たちは企業課題・社会課題と向き合い専門知識と美意識で解決またはサポートを行い暮らしや社会の100年色褪せない「彩り」の実現に挑戦しつづけていきます。
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