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マザーボードへのUEFI採用が本格化している。しかしUEFIが導入されることによって何が変わり、どんなメリットがあるのだろうか。ここではUEFIの解説とともに、BIOSでは使用制限のあった3TB HDDの取り扱いについて説明する。 BIOSの常識を覆すUEFIの革新性 UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)とは、当初IntelがBIOS(Basic Input/Output System)を「EFI」に置き換える目的で考案したファームウェアの仕様で、現在は「UEFI」に名を変え、UEFIフォーラムによって仕様策定が進められている。BIOSからUEFIに移行することで、設計の自由度が増し、大幅に機能を強化できるようになる。 現状での自作ユーザーにとってのUEFI化の大きなメリットは二つ。その一つが起動ドライブの容量制限が実質的になくなることだ。
TEXT:保阪陽一 Sandy Bridgeを理解したところで、こちらで紹介している「新世代スタンダードマシン」の組み立てを実践してみよう。組み立てはマザーボードを中心に各パーツをつなぎ、ケースに収めて固定するだけ。このコーナーを見ていただければ、初めてでもイメージが掴めるはずだ。 まずはパーツの確認から 組み立てを開始する前に、まずは揃えたパーツを確認しておこう。今回の構成の場合、接続に必要なネジやケーブルは、すべてマザーボードやケースなどに付属しているものでまかなえるため、別途購入する必要はないが、それらがきちんと付属しているかは、組み立て前に確認しておきたい。 ここで使用するマザーボード、ASUSTeKのP8P67は、P67搭載マザーボードの中でもスタンダードな製品だが、Serial ATA 3.0やUSB 3.0にももちろん対応。それらを活かせるように、システムドライブにSeria
液晶パネルは、液晶分子が注入された液晶画素層に対して、透過できる光の振動方向をバックライト側と表示面側で直交させた偏光版で挟み込んで構成している。このため、バックライトから液晶画素に入ってきた光は、通常、出口の偏光板から出ることができない。 TN方式では、液晶分子がねじれるようにして配向しており、光はこのねじれに沿って振動方向をねじ曲げられ、出口の偏光板から出られるようになる。この液晶分子にかける電界の強弱で光の透過量が変わり、カラーフィルタと組み合わせることで色を実現している。 TN方式は出口の偏光板から光が出ない黒表示でも実際には光が漏れてしまうし、斜め方向にも光を漏らしてしまうので視野角が狭いという弱点がある。 IPS方式は、電界の強弱で液晶分子のねじれ具合を制御するのではなく、すべての液晶分子を表示面に対して整列させた状態で、水平方向に回転させる。液晶画素に入ってきた光は、回転した
次に、ついに一般ユーザーが入手できるアプリケーションでも利用できるようになった、GPGPUでのエンコード性能をテストしてみた。今回は、NVIDIAのGPGPU技術である「CUDA」とATIの「Stream」の双方に対応したCyberLinkの動画変換ソフト「MediaShow Espresso」を使い、変換速度を測定した。変換元となるファイルは2種類。ハイビジョンカメラで撮影し、あらかじめほかのビデオ編集ソフトでMPEG2に変換したHD解像度(1,920×1,080ドット)のファイルと、DVカメラで撮影したSD解像度(720×480ドット)のファイルだ。両者とも、録画時間は3分ジャストとしている。 実際の結果はグラフを参照してほしいが、まず目立つのはATIのRadeon HDシリーズが軒並み高速な点だ。ただし、実はこれは少々ワケアリで、変換後の動画がインターレースのような状態になってしまっ
Mini-ITXの世界が大きく変わった。低価格化と対応製品の多様化により、組み合わせの自由度が高まり、個性豊かなPCが作れるようになったのだ。今回の特集ではMini-ITX対応パーツに焦点を当て、小型PC向けの製品選びや組み込み作業時の注意点などを整理した。 パーツの選択肢の広がりで性能はATX並みに進化した 「Mini-ITX対応PCパーツで構成する自作PCは、コンパクトで置き場所を選ばないが、性能が低く汎用性に乏しい」。数年前なら正しいとらえ方だったが、今となっては古い思い込みだ。 とくに注目したいのが、マザーボードとCPUの選択肢が大きく広がったこと。最近ではIntel/AMDの最新チップセットを搭載したMini-ITX対応マザーボードが続々と登場しており、4コアのCore i7シリーズや6コアのPhenomIIシリーズとの組み合わせすら可能だ。また、こうした最新マザーボードの多くは
Windows 7 & IE9杯 自作PCの祭典 2010 初心者もマニアも大歓迎! 学生デビューも応援します!! 最大規模の自作PCコンテストに集まれ! 個性的な自作PCが集まるユーザー参加型コンテスト、「自作PCの祭典」も今年で3回目を迎えました。 昨年はWindows 7発売を受けてこの新OSをいかに活用するかが全体を通したテーマでしたが、今年はこれに加えて新しいキーワードが二つあります。まずは「新世代Webブラウジング」。PCユーザーならだれもが行なうWebブラウジングは、快適であるに越したことはありません。そのWebブラウジングの速度と美しさを追求した次世代ブラウザの中でも本命となる“Internet Explorer 9”は、Direct2DやDirectWriteをはじめとするWindows 7の機能を駆使し、最新GPUによるハードウェアアクセラレーションを大いに活用すること
高速性と信頼性を両立した SandForce勢が強い まずは、Windows上で各種アプリケーションの動作をシミュレートすることで、実環境での使用感の参考になると言われているベンチマークソフト「PCMark Vantage」の結果を見ていく。 このテストでトップだったのは、Corsair Memory Forceだ。これに続くのはMach Xtreme Technology MX-DS、Intel X25-M Mainstream SATA SSD、Micron Technology Crucial RealSSD C300など順当な顔ぶれだが、新登場のSamsung 470の高いスコアも見逃せない。 注目したいのは、このテストで40,000以上の好スコアを記録した製品は全部で六つあるが、そのうち半分の3製品がSandForce製コントローラを採用している点だ。容量に予備領域を設けることで
ここでは、SSDを長く快適に使っていく上で必要な、ファームウェアのアップデート方法や、便利なメンテナンスツールを紹介する。 ファームアップデートで性能を改善 ファームウェアアップデートを行なうと、一般的に性能の改善や機能追加、バグの解消などが行なわれる。Windows 7で脚光を浴びたTrimにも、アップデートを通じて対応した製品が過去には存在する。SSDを長く快適に使うには必要なアップデートだが、自己責任なので、メーカーが配布している説明書を熟読し、慎重に作業を行なおう。なお、アップデートを行なうと、データはすべて消去される。作業を行なうときは、事前のバックアップが必須だ。 DOSからアップデート DOSからアップデートを行なうタイプの製品は、通常ISOイメージファイルが配付されているので、それをダウンロードしてCD-Rなどに記録して作業を行なう。注意したいのは、Serial ATAの動
TEXT:北川達也 低価格SSDをRAIDで使用して ワンランク上の速度と容量を実現 手軽なストレージの高速化手段として知られるRAID 0だが、SSDではワンランク上の製品と同等の記録容量とそれ以上の性能を少ない価格差で実現できるというメリットがある。ここでは、低価格SSDをRAID 0で使用した場合のメリットを説明しよう。 GB単価の差が少なくRAIDのメリットが大きいSSD SSDの実売価格を見ていると、小容量モデルと大容量モデルで、GB単価の差がそれほど変わらないケースが多いことに気付く。SSDは、製造原価の大部分を主要部品のフラッシュメモリが占めるため、容量が2倍になると価格も一緒に2倍になることが多い。たとえば、Intel X25-M Mainstream SATA SSDの80GBモデルの実売は2万円前後だが、同社の容量40GBのX25-V Value SATA SSDの実売
TEXT:北川達也 SSDの基本を理解して 性能の違いや製品の傾向を見きわめる 30GBクラスの小容量から512GBの大容量モデルまで、さまざまな容量の製品が販売されているSSDだが、Webサイトに掲載されているSSDのスペックを理解するには、容量だけでなく基本的な構造も理解できるようにしておきたい。ここでは一般的なSSDの作り、主要なパーツの性能差や機能について解説していく。 SSDの基本構造は各メーカーで大きな差はない SSDは、多少の配置の違いはあるものの、コントローラ、フラッシュメモリを中心に、各製品同じような構成で設計されている。SSDの性能はコントローラで決まっており、エラー訂正やデータ圧縮機能などの特色がある。情報を記録するのがフラッシュメモリで、コントローラがアクセスできるフラッシュメモリの数(チャンネル数)で速度が決まる。最近ではDDR NANDやeMLCと呼ばれる高速、
TEXT:北川達也 SSDをシステムドライブにして 使用環境を快適にしよう 高速性に優れるSSDだが、そのランダムアクセス性能の高さを最大限に活かす使用方法が、SSDをシステムドライブとして運用することだ。ここでは、SSDをシステムドライブにしたときのメリットや、小容量のSSDでも困らない使いこなしのノウハウを紹介しよう。 低価格製品でも効果は絶大 OS起動時間を大幅に短縮 ランダムアクセス性能の高いSSDをシステムドライブとして使用すれば、OSの起動時間を大幅に短縮できる。下のグラフにあるように、ローエンドクラスのIntel X25-V Value SATA SSDでさえ、HDDで高速の部類に入るSamsungの500GBプラッタ採用7,200rpm製品の、半分の時間でOSの起動を終えており、その効果がいかに大きいかが分かるだろう。OSの起動時間がこれだけ短縮されているということは、日常
小容量低価格モデルと高速・高信頼性モデルが市場を牽引 2010年前半までは、主要部品であるNAND型フラッシュメモリ(フラッシュメモリ)の品不足からなかなか低価格化が進まなかったSSD。ハイエンドユーザーに行き渡り、一時市場が落ち着いた感があったが、ここ最近急速に価格を下げつつあり、普及に加速がかかってきた。その普及の立役者が、30~64GBと記録容量を減らすことで低価格化を実現した製品だ。このクラスの製品は、場合によっては1万円を切る価格で購入できることに加え、黎明期の製品はもちろん、現在の上位モデルと比べてもリード性能については遜色のない速度を実現している。ライト性能こそややもの足りないが、システムドライブとしてはまったく問題なく、総合的なパフォーマンスは非常に向上している。 そして低価格製品がすそ野を広げる一方、高級製品ではSSDの弱点だったライト性能を克服してさらなる高速化を果たし
TEXT:鈴木雅暢 ここでは電源ユニットの内部でどのような流れで直流から交流への変換/生成作業が行なわれ、それぞれの回路に主にどんな部品が使われているかを解説する。PC向けの電源ユニットは「スイッチング電源」と呼ばれ、交流を直流に整流した後にスイッチング(回路のON/OFFを繰り返すこと)を行なってから変圧器で電圧を下げる仕組を採用している。このようにすることで電圧変換を行なうトランスを小さく、軽くできるメリットがあり、広く普及している。なお、解説中、1次側、2次側という言葉が出てくるが、これは入力側、出力側と置き換えて見てもらったほうが分かりやすいだろう。
PCの組み立ての際に使っておくとマシンの完成度が高まるアイテムやテクニックは数多く存在する。ここでは、その中からとくに役立つものを紹介しよう。 ショップブランドPCに学ぶ配線テクニック ★★★★ ショップブランドPCの配線テクニックを参考にしよう PCを組み立てるとき、配線はとても重要なものである。配線が汚いとエアフローを阻害してしまい、その結果ケース内温度の上昇を招いてしまう可能性が高い。また、CPUクーラーやケースファンなどにケーブルが接触するなどのトラブルを起こすケースもある。しかも、組み立てた後で配線をまとめるのはめんどうなことも多いので、できるだけ組み立て時にきれいに配線しておきたい。 では、実際にケーブルをきれいに配線するにはどうしたらよいのか? 基本的にはよけいなケーブルをバンドなどでまとめ、各種パーツやエアフローのジャマにならないようにするだけでよい。しかし、ここではさらに
実際にSSDを導入する場合、どのようなことに気を付けたらよいだろうか。ここでは製品選びやセットアップのポイントといった、導入までの基本的な部分を順を追って解説していこう。 SSD選びのポイントは基本的にはHDDと同じだ。ストレージである以上、容量は非常に重要なポイントだ。ただ、HDDよりも容量単価が格段に高いので、あまり大容量のものを買うわけにもいかないのが難しいところ。Windows Vistaでもビジネス用途なら64GBでもなんとか足りるが、写真や動画を保存するようになると128GBでもすぐに足りなくなる。ただ、価格変動も激しいので金銭的にムリして大容量を選ぶのは避けたい。とくに動画などの大きなデータを扱う機会が多いのならHDDとの併用を視野に入れて考えたほうがよいだろう。また、速度を考えるとき、仕様でうたわれているリード~MB/sという公称の転送速度だけでは不十分だ。コントローラ、キ
CPUやチップセット関係の設定が多く集められているのが、このAdvancedメニュー。FSBクロックや各種電圧設定が行なえるJumperFree Configurationは、オーバークロックを行なうユーザーにとってはもはやおなじみとも言えるサブメニューである。ちなみにJumperFree ConfigurationはASUSTeKの独自のメニューで、ほかのマザーボードメーカーでは表記などが異なる。また、USBやRAID、それにサウンド機能などの設定もこのメニュ-から行なうことが可能だ。 主にクロックや電圧などの設定が集約されたサブメニュー。FSBクロックやメモリクロック、それにCPUコア電圧などを設定可能。ASUSTeK独自の自動オーバークロック機能であるAi Overclock Tunerも本メニューから利用できる。なお、FSBクロックの設定は、このAi Overclock Tuner
CPUクーラーから発生する騒音をウルサイと感じる人は少なくない。だが、コストをかけず、BIOS設定を変更するだけで簡単に静音性を向上できるのをご存じだろうか?本パートではBIOS設定による静音チューニングの方法について紹介しよう。
CPUの安定動作を支えるCPUクーラーは、PCの冷却パーツの中でも最重要となるもの。動作のみならず静音性にも大きくかかわるだけに、これからの暑い季節に向け、まっ先にチェックしたい。 CPUクーラー選びでは相反する要素のバランスが重要 冷却パーツの中でも、重点を置いてチェックしたいパーツの一つがCPUクーラーだ。その理由は、まず静音性の問題。CPU付属のリテールクーラーでもある程度の冷却性能は期待できるが、CPU温度が上昇するとファンの回転数が上がり、動作音がうるさくなることがある。対して単体販売されているCPUクーラーであれば、冷却能力が高いため、回転数が上がりにくい(=動作音が大きくなりにくい)のだ。 また、性能面でも単体販売品は有利となる。とくに最新CPUでは、一定以上の温度になると、IntelのTurbo BoostやAMDのTurboCOREといった高速化機能が一時的に無効化される
デスクトップPC向けのデュアルコアCPUが登場してから5年が経過した。当初はマルチスレッドに対応したアプリケーションがあまりなく、コア数が増えたメリットをユーザーが享受できる場面は限られていたが、それも今は昔。マルチコアCPUのパフォーマンスを実際のアプリで検証してみよう。 アプリ・作業内容によって異なるマルチコアCPUの効果 マルチコアCPUだと速いアプリケーションはどれ? マルチコアCPUが持つパフォーマンスを遺憾なく発揮するためには、アプリケーション側が「スレッド」と呼ばれる単位に細かく分割しながら処理するようにプログラムされている必要がある。エンコーダやレンダリングソフトのマルチスレッドへの対応は速かったが、これは業務用途など、複数のCPUを搭載したシステムで利用されることが多かったという事情がある。 マルチコアCPUには別々のアプリを同時に実行しても遅くなりにくいというメリットも
6年前にオーバークロックの世界記録を樹立してから現在にいたるまで、トップを走り続けるduck氏。今回は幸運にもそのduck氏に話をうかがう機会を得て、性能向上の極意や、適したパーツの見分け方を伝授してもらうことができた。 Japan Cooling Artist duck氏 Pentium 4の8.2GHz駆動をはじめ、数え切れないほどのオーバークロックの世界記録を樹立している。現在はOC専用パーツブランド「Japan Cooling Artist」を立ち上げ、日本のOC界、自作PC界繁栄のために日々奮闘中。 Japan Cooling Artist URL:http://duckjca.com/ --まずはオーバークロック(OC)を始めたきっかけを教えてください。 duck(敬称略) 最初は実用のためです。ミュージシャンとして活動していた関係で、音楽データを扱う機会が多くありました。デー
TEXT:鈴木雅暢 2010年も夏本番、厳しい暑さが続いている。この時期になると、PCの冷却やそれに伴う騒音の上昇が気になるという方も多いだろう。夏を快適に乗り切るため、PCの冷却性能と静音性を今一度見直してみよう。 重要パーツにフォーカスし冷却強化と静音化を追求 PCの内部には多種多様な熱源がある。これらに適切な冷却を行なわないと内部温度がどんどん上昇し、さまざまな弊害を引き起こす。ほとんどのパーツは、危険な高温状態になる前に保護機能が働き動作を停止するため、高温になっただけで即故障するという事例はまれだが、半導体チップやコンデンサなど、温度依存性のある部品の寿命は確実に縮まっていくし、急な動作停止によってデータやファイルシステムが壊れるといった危険性は常にある。 また、そこまで危険な状態にならなくとも、性能面へ影響することは少なくない。たとえば、Intel CPUでは、動作クロックを上
ここでは、Core i7などの最新パーツを用いて、PCの一般的な組み立て手順を紹介していく。PCの自作はポイントさえ理解してしまえばそれほど難しいものではない。ぜひとも本項を参考にPC自作に挑んでみてほしい。 イマドキの売れ筋パーツでPCの組み立て手順を紹介 ここでは、Core i7やP55マザーボードなどの最新パーツを用いて、PCの一般的な組み立て手順を紹介していく。起動ドライブにIntel製のSSDを用いている以外はオーソドックスなパーツ構成なので、組み立て手順は非常にベーシックで汎用性の高い内容となっている。Core iシリーズ以外の装着方法も解説しているので、Socket AM3 CPUなどを使いたいと思っている人も、ぜひ本項を参考に自作に挑んでいただきたい。 組み立て自体は、基本的にプラスのドライバーが1本あればできてしまうので、それほど難しいことはない。ただし、CPUの装着、メ
CPUやGPUをオーバークロックした後に問題なくOSが立ち上がっても、負荷が高まると不安定になるといったことはめずらしくない。そこでオーバークロック後に利用したいのが、PCを高負荷状態にして安定性を検証するストレステストツールの「OCCT Perestroika」である。 使い方は画面左側に並ぶタブからテスト項目を選び、その右側でオプションを設定した後「ON」ボタンをクリックすればよい。テスト項目には、CPUに負荷をかける「CPU:OCCT」と「CPU:LINPACK」、ビデオカードに負荷をかける「GPU:3D」と「GPU:MEMTEST」、電源を高負荷状態にする「POWER SUPPLY」が並んでいる。 画面下には現在のCPU温度や電圧、クロック周波数などが表示されている。CPUに負荷をかければ、ここで温度が上昇しているのが分かるというわけだ。なお、ここに表示されている情報は、テスト終了
これまでに利用していたPCをアップグレードする目的で、アップグレード版のWindows 7を購入。一旦はアップグレードしたものの、HDDの故障や交換などで、どうしてもWindows 7をクリーンインストールしたい場合もあることだろう。 しかし、アップグレード版の場合、Windows Vistaのときと同様に、OSがインストールされていない空のHDDに新規でOSをインストールしようとすると、プロダクトキーが無効であるというエラーが発生してしまう。 これを回避するには、新規のHDDに一旦プロダクトキー未入力のままWindows 7をインストールし、その後、インストールしたWindows 7上から今度はプロダクトキーを入力して、Windows 7をアップグレードインストールすればよい。 ただし、アップグレード版は、あらかじめライセンスが付与されたPCにインストールすることがライセンス上の使用条件
起動に時間がかかるといった場合、マザーボードに搭載されているデバイスが原因となっていることがある。とくに多いのがチップセットとは別にSerial ATAコントローラがあり、その初期化に時間がかかっているといったケースだ。 〔特定〕サードパーティのSerial ATA機能を探す 外部チップのSerial ATAコントローラなどは、BIOS設定でOFFにできることが多い。そのほかの不要なデバイスもOFFにしておけば、起動時間を短縮できる 上の写真はMarvell製SerialATAコントローラのチップ。多くの場合、チップセットのポートとは色を変えて区別されている 〔特定〕起動デバイスの順位設定 起動デバイスの優先順位の設定でも、起動時間は変わる。とくに光学ドライブが上位にあると、メディアが入っていた場合のチェックに時間を要するからだ。OSをインストールするなど特別な場合以外はシステムドライブを
PCの動かない・不安定・遅い・うるさい・汚いを解決! PCトラブルバスターズ!!! TEXT:川添貴生 PCのトラブルで意外と多いのが、ファンの音がうるさい、あるいは内部から異音がするといった音に関するもの。これらは単に不快なだけでなく、別のトラブルの予兆の可能性もあるので、早めに原因を追及しておきたい。 CPUクーラーが高回転でうるさい 原因1 BIOSのC1Eステートが無効になっている CPUに負荷をかけていないのに、ファンがうるさい場合、「C1Eステート」が無効になっていることが考えられる。アイドル時にCPUを休止状態にするのがC1Eステートで、これが無効になっていると、動作し続けるCPUに合わせてファンも回りっぱなしになる。
PCの動かない・不安定・遅い・うるさい・汚いを解決! PCトラブルバスターズ!!! TEXT:鈴木雅暢 不測の事態でも冷静に対処するための実用テク トラブルの原因特定・対策のための三つの原則 PCを組み立てて電源スイッチを入れたが起動しない、動くけど動作が不安定……。こうした場合、自分で対処しなければならないのが自作PCである。メーカーやショップのサポートを受けるにしても、別々に購入したパーツであれば、初期不良や故障なのかそうでないのか、どのパーツに原因があるのかくらいは判断できないと、話が進まない。 もっとも、そうシビアに構える必要はない。これらはよくあることで、自作に慣れた人でも一回で完璧に動作させられることは少ない。症状からだいたいの見当は付くものだし、原則を守って一つ一つ手順を踏んで検証していけば、原因を特定して対処するのはそう難しいことではないのだ。 原則1 正常に動いているパー
PCパーツの中でも製品数がもっとも多いのがミドルレンジクラスだ。競争の激しさから自然とコストパフォーマンスが向上し、お買い得な製品が目白押しとなっている。今回はその中でも人気の製品を多数集め、「売れている理由」を明らかにしていこう。 人気製品には選ばれる理由がある。それは性能だったり、デザインだったり、使い勝手だったりさまざまだが、多くのユーザーのメガネにかなうだけのことはあり、水準以上の性能を備えているものがほとんどだ。しかし、ユーザーごとに求める性能は千差万別であり、多くはどこかが足りなかったり、よけいだったりする。人気だからという理由だけでパーツを購入するのは避けるべきだ。 本特集では、基幹パーツである6種類のカテゴリーから人気製品を集め、人気の理由、思わぬ弱点を浮き彫りにする。今後のパーツ選びの参考にしてほしい。 ド本命パーツとは? 製品数がもっとも多いミドルレンジクラスの中でも、
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