18歳から家業に入り、平成4年に第52代を襲名。仕事を愛し、酒を愛し、家族を愛し、気取らず、芸術家ぶらない素敵な職人さん・・それが明珍さんです。 現在息子の明珍敬三さんも53代目として一緒に仕事をされています。 企業再構築のお手本 平安時代から続く明珍家は、48代目までは甲冑師として姫路藩主・酒井家などにつかえ数々の甲冑を作ってきたが明治維新で武士の時代が終わると、その昔、千利休から注文を受けて茶室用火箸を作ったという故事にならって、それまで余技だった火箸づくりに転じ、多くの茶人をはじめ、家庭用としても愛用され明珍火箸の名声は全国に鳴り響きました。 ・甲冑師の技で作った自在置物 ・茶室用の火箸 しかし、昭和30年代に入り火箸の需要が落ち込むと51代の宗之氏が火箸を組み合わせて作った風鈴とドアチャイムを考案。その澄んだ音色で全国にファンを獲得。 ・火箸風鈴 そして、近年では52代・宗理氏の創