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今から25年前。26才の若者がアメリカに飛び立ちました。 彼の名前は本城武則。学生時代の英語の成績は「2」 英語が必須である大学受験では、現役で全ての大学受験に落ち、浪人しても英語の学力を伸ばすことができず結局2流大学に、しかも"補欠"でやっと入学できた程度の英語力でした。 学歴はないものの、バブル時代の恩恵を受け、大学卒業後も普通に一流企業に就職がきまり、安定した毎日をなんとなく過ごす毎日。当然、英語とは縁遠い生活を送っていた彼は、突然思いついたように会社を辞め、パイロットになるための決意をしたのです。 そして単身渡米。LAの飛行学校に入学したのです。 もちろん、英語が全くできなかった男がアメリカに行ったからといって、すぐに英語が話せるようになるほど世の中は甘くありません。実際、飛行学校に行ってすぐに、彼は挫折することになります。 最初に担当についたアメリカ人の教官と1回飛んだ後、その教
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