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やる気の出し方
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読者の皆様へ ライフスタイル・マガジンの先駆けとして1987年に創刊し、以来22年にわたりご愛読いただいてまいりました『エスクァイア日本版』を、2009年5月23日発売号をもちまして、諸般の事情により休刊させていただくこととなりました。 皆様には創刊以来、多大なる御支援を賜りましたことに、この場をお借りしまして改めて御礼申し上げます。 休刊までの3号は、従来にも増して内容に磨きをかけて、永久保存版となるような特大企画を構想中です。変わらずお付き合いいただけますと幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。 定期購読者の皆様へ 毎月お楽しみいただいておりました読者の皆様には大変申し訳ありませんが、定期購読を5月23日発売号をもちまして停止とさせていただきます。 5月23日発売号までは通常通り発送させていただき、それ以降の残冊数分につきましては購読料金をご返金いたします。返金方法など
美しい普遍『ヴァンダの部屋』 前作『骨』に引き続きリスボンのスラム街フォンタイーニャス地区を舞台とし、 しかし今度は35ミリキャメラをデジタルヴィデオキャメラに置き換えて、二年の 長きに亘って撮り続けられた素材を元に作られたペドロ・コスタの長編第四作目 に当たる『ヴァンダの部屋』、既に「傑作」の呼び名も高く、小津やらバルネット やらフォードやらストローブ=ユイレ、はたまたフェルメールまでが引き合いに 出されるような当作に、いまさら比較の屋上屋を架すこともないのかもしれないが、 ここに例えば小川紳介やフレデリック・ワイズマンという名前を置いてみる。 ドキュメンタリーという意味での共通性と言う愚直な理由もさりながら、コスタが リスボンのスラム街にこだわるのと同様に、彼らもある場所(ないし機関)に拘泥 する作家だからで、小川紳介ならば諸般の事情に導かれたある任意の場所に拘泥し、 そこに住み着きな
エスクァイア読者の方に、抽選で50組100名様に鑑賞券をプレゼント。 すべての作品の中から、ご希望の1作品をご覧いただけるチケットになります。 期間中には、トークショーも開催。 もちろん、トークショーのある回でもご利用いただけるチケットです。 応募締切:2007年12月28日(金)
■イントロ 菊地:2人で話すの久しぶりですね。 大谷:久しぶりですね。人前で喋るのが久しぶり。 菊地:人前じゃなければいくらでも喋ってるけど。 大谷:そうですね。赤アイラーが出たとき以来。 菊地:今日は2人揃ってますけど、私ゲストなんですよね。 大谷:私がホストということで。もともと、この企画としては「BOOK246」という南青山にある、「旅」をテーマにした本屋さんで、去年の7月ぐらいから、マンスリーレクチャーをやっていまして、新しくここ(SUS-Shibuya Universal Society-)がOPENしたことと、エスクァイアのWEBでの講義の連載開始記念ということで「持ってゆくうた 置いてゆくうた」の特別版として、「春だしね。」ってことで、菊地さんにご登場願いました。 菊地:レクチャーはもう何回やられたんですか? 大谷:5回やりましたね。音楽と文学
『日々の泡』(「うたかたの日々」)とデューク・エリントン 今日手元に持ってきているのは、新潮文庫版の、邦題が「日々の泡」となっている方ですね。これ、早川書店のヴァージョンも店頭に並んでいて、そちらでは「うたかたの日々」というタイトルになっていたと思います。訳の調子も当然ながら微妙に違っているんで、読み比べてみて好みにあう方を選ぶのがいいと思いますが、ぼくが最初この本を読んだのはもう20数年前ですね。まだ小学生でした。その頃SFとか幻想小説が好きだったんで、そういったジャンルのガイド・ブックに「その他」みたいな感じで載ってたんだと思います。ハヤカワはSFの名門でしたしね、多分、「都市を舞台にした、ちょっと変わった幻想小説」なんだろうと思って読み始めて、で、確かに読み終わった記憶はあるんですが、どんな感想だったのか全然覚えていません。多分、その頃、「地下鉄のザジ」(レイモン・クノー)とかも一緒
『一体何が今日の家庭を、これほどに変え、魅力的なものにしているのか?』という作品で知られるイギリスのポップ・アーティスト、リチャード・ハミルトンに、『アイム・ドリーミング・オブ・ア・ホワイト・クリスマス』と名付けられたスクリーン・プリントのプロジェクトがある。映画『ホリディ・イン』のワン・シーン、ホテルのロビーに立っているスリーピースのスーツを着たビング・クロスビーの映像を、その色彩を変えながらキャンバス上に転写し、フィルムのネガとポジ的な関係をもった何種類かのヴァリエーションを作り上げて、それらに、『アイム・ドリーミング・オブ・ア・ホワイト・クリスマス』、または、『アイム・ドリーミング・オブ・ア・ブラック・クリスマス』というタイトルを付ける、といった作品であって、もちろん、この「ホワイト・クリスマス」および「ブラック・クリスマス」は、1942年にアーヴィング・バーリンが書いた大ヒット曲か
新宿の、暑い夏の昼下がりだった。僕が待ち合わせの店に着いた時、すでに、その人は来ていた。まるい眼鏡をかけ、きっちりと背広を着込み、少し古風な老人はそこに静かにいた。元村和彦さんは、ロバート・フランクの写真集『私の手の詩』『Flower is...』の編集人・出版人として、もはや伝説的な存在といってもよい人だった。 彼はカバンから、自身がつくった写真集を控え目に取り出し、見せてくれる。それは、30年以上にわたり築かれてきた友情、魂の交流の果実。今の世で、それはほとんど奇跡ではないか。 ふっと、元村さんは、ロバート・フランクの写真集をもう一冊つくりたかったのが、叶わなかったと言った。その写真集のタイトルは『Quiet Days』、静かな日々。「ロバートさんがもう撮れないよ」と言うので、その計画のかわりに、あの『THE AMERICANS』のコンタクトシートにもとづいた写真集を計画しているん
イントロダクション こんにちは。大谷能生と申します。7月からマンスリー・レクチャーということで、月に一回、毎回それぞれ一人の作家を取り上げて、その作家と音楽との関わりについて色々とお話しする、というイベントを行わせて頂くことになりました。そして、イベント終了後、加筆訂正したうえで、このエスクァイアのウェブで連載をしていきますのでよろしくお願いします。企画してくれたBOOK246、エスクァイアの皆さん、ありがとうございます。 実はですね、BOOK246は、「旅をテーマにしたブックストア」ということで、紀行文学とか、いろいろな写真集とか、めずらしい地図とか、それに実際に旅行に使えるガイドブックなんかも含めてですね、「旅」っていうテーマで本を集めて売ってる珍しい本屋さんなんです。なので僕のこのシリーズも、なんとかして「旅」っていう要素を入れなくちゃならないと思って、でも、「文学」と「音楽」ってだ
『エスクァイア日本版』は、 2009年7月号 (5月23日発売) をもちまして休刊いたしました。 これに伴いウェブサイトも6月末で終了させていただきました。 ご利用いただき誠にありがとうございました。 株式会社 エスクァイア マガジン ジャパン
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