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体力トレーニング
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上図の様に物体に入射した光は一部が反射され,一部が透過し、一部が吸収されます。 反射光の割合がA%とすれば、この物体の反射率はA%となります。同様に透過率はB%,吸収率はC%です。 ここでA+B+Cは必ず100%になります。 これはエネルギー保存則(後で解説)の通りで、エネルギーは形はかえても、その量は増えも減りもしないという事で、入射光のエネルギーは(透過光エネルギー+反射光エネルギー+吸収されたエネルギー)になるという事です。 また放射率と言われるものがあります。これは物体がある温度になったときに、そこから光(マイクロ波~赤外線~可視光域が主)の形でエネルギーが放射されますが、この放射度合いの数値です。最も放熱し易い仮想物体が黒体で、全ての波長で放射率が100%です。現実には存在しません。 重要な点は必ず「吸収率=放射率」の関係になることです。吸収しやすいほど放射もしやすく、吸収率がゼ
- 補足説明 - ※ 吸収率とは、その波長の光が垂直に照射した場合に、その光エネルギーの何%を熱エネルギーとして吸収 できるか、という尺度。吸収されなかった光エネルギーは全て反射又は透過して外界に逃げる。 エネルギーの総量は決して増減しないので(エネルギー保存則)、入射光が物体に当たって吸収されなかっ たエネルギーは全て反射,透過で外界に逃げることになる。 このことから明らかなことは、反射,透過して外界に逃げるエネルギーを阻止してやれば結果的に吸収率が 上がったのと同じ事になり、熱効率が上がる。空洞加熱法はこれを利用したもの。 また反射鏡付きのランプヒータを近接させて使用する場合などは、加熱対象物で吸収されずに反射された光 エネルギーも、反射鏡で再反射されて再び加熱対象物に照射される - - - という作用により、吸収率が上が ったのと同じような好ましい加熱効果がある。 また同じ素材でも表
フィンテックは工業、研究分野での高温加熱技術に特化した専門メーカーです。加熱方法は光(ランプ)による方法、熱風による方法を特に深く探求し、世界的にも突出したレベルに進化させております。ハロゲンランプ, 遠赤ヒータによる集光加熱分野では世界一の品種構成と高性能で、あらゆるご要望にお応えします。 熱風加熱分野ではガスバーナーに匹敵する1000℃に達する高温を従来品の1/10のサイズで実現しました。品種構成の多様さも加え圧倒的に世界一の競争力を誇ります。そしてそれらは超高性能なのはもちろん高信頼性で、かつ低価格、短納期です。
電気理論 交流について 交流電源とは 交流とは時間とともに電圧,電流の値や方向が変化する。60Hzの場合、1秒間に60回、流れる方向が逆転する。交流は一定の流れではないため、電圧値などを簡便に言い表すには時間で均した平均値を用いる事が考えられる。 しかし単純な平均値では直流における「電力=電圧×電流」などの電気の公式(オームの法則等)が成り立たなくなるので、これら公式が使える様に便宜上「実効値」というものを使う。これは電圧や電流値の二乗平均をとり、それの平方根で求められる。 実効値100vの交流電圧は、ある瞬間には最大√2倍(約141v)の電圧になる。また電圧や電流がゼロになる瞬間が1秒間に120回存在する(60Hzの場合)。 三相交流とは 三相交流は3本の線に位相の異なる3つの交流電源を接続したもの。3本の線間電圧(相電圧)をみてみると、ある相がピーク電圧に達した1/180秒後
遠赤外線加熱に関しては一部の業者による嘘の宣伝により間違った認識を持っている人が多数おられます。一部の悪徳業者が嘘の情報を商売に利用し、それに一部の大手メーカーまで嘘とわかった上で便乗していた感がありますが、最近は多くの大手企業では改善されています。ここでは一部の悪質業者の嘘をご紹介し、科学的に妥当な(初歩的,基本的な法則で疑いの余地の無い理論に基づいた)解説を加えています。 悪質業者の嘘事例-1. 遠赤外線は物体の内部にまで浸透し加熱する →しません 遠赤外線は内部まで浸透して加熱する事はほとんどありません。ごく表面のみ( 0.1~0.2㎜程度)の加熱になります。なぜなら遠赤外線は金属以外の多くの物体にきわめて吸収されやすい(吸収率が高い)からです。可視光~近赤外線では透明な材料、例えば水やガラス,透明プラスチックなども遠赤外線領域(3~5μm以上)では不透明になり、透過することなく表面
燃焼とは? 燃焼とは、一般に「熱と光の発生を伴う酸化反応」のことです。酸化反応ですから、酸化される物質、酸素の供給(酸素原子を供給する物質)、反応を起こすためのエネルギーが必要となります。(一部例外もあります) 燃焼の三要素 可燃性物質(燃えるもの) 酸素の供給(O2、酸化性物質など) 熱源(点火に必要な熱エネルギー) 静電気や衝撃による火花、酸化熱 どんなものが燃えやすい? 一般に、上記の燃焼の三要素が大きく、燃焼が継続しやすいものほど「燃えやすい」と言えるでしょう。 燃えやすいもの 可燃性物質が燃えやすい性質を持っている 酸化されやすい性質を持つ 可燃性蒸気が発生しやすい 酸素が供給されやすい 表面積が大きい(酸素との接触面積大) 供給される熱エネルギーが大きい 可燃体が燃えるときの発熱量が大きい(その熱でさらに反応が起こる) 熱伝導率が小さい(外部に熱が逃げず、熱がこもる) よく乾燥
データは主に理化学辞典,Wikipedia より引用。資料により数値が多少異なる。項目にもよるが、おそらく有効数字は2桁程度ではないか? 特に希少金属のデータは精度が低そうである。
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