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体力トレーニング
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何が引き金になったのだろうか。 突然、涙が溢れる。 更年期であることは確かだけど、こんなことになるの? 掃除をしながら涙を流し、お料理を作りながら泣き、何が何だかわからない。 淋しすぎて、残業になった夫が何故か憎らしい。 郵便配達の人が鳴らすドアベルが憎らしい。 一体どうしたのだろう。 これが更年期? いやはや参った。 掃除、洗濯、食事作り、ブログ、勉強、集中できるものを取り敢えず順番にしてみたが、涙が止まらない。 久しぶりに白ワインを飲んでみる。 白ワインを飲みながら、ゴミ分別の冊子を読みながら号泣している自分を客観的に見て、少し笑いが生まれた。 生ごみもオーガニックと言えば聞こえはいい。 更年期も老眼も「話せば(離せば)わかる女」と言えば聞こえがいい。 何が引き金で涙が溢れ、何が引き金で笑いになるのか... これが更年期なんだろな。 ごちゃごちゃ言わず、夫が帰ってきたら食事をして眠るこ
イタリアで暮らしていると日本ではあり得ないことに遭遇する。 昨日、テレビを見ていると日本では考えられないことがおこった。 私が好きな番組「Chi veste la sposa - mamma contro suocera -」という番組。 結婚式を控えた新婦のウェディングドレスを実母と姑が3着ずつ選び、合計6着の中から新婦が選ぶ。 実母と姑が選んだ6着のウェディングドレスはどちらが選んだドレスか知らされず、新婦は気に入ったドレス一着を選ぶ。という番組。 1時間番組で、とても面白い。 嫁姑問題が存在する日本では、考えられない番組だと思う。 実母と姑がお互いのドレスを褒めたり、けなしたり、あれやこれや、何やかんか言いながらお互いを思いやり新婦に似合う一生に一着のドレスを選ぶ。 番組の最後は美しい新婦の姿に誰もが涙する。 好き勝手言いあいながらも、家族になるみんなの愛が溢れる番組で私は大好き!
子供の日。 母が作ってくれた鯉のぼりの刺し子を飾った。 高齢の母、「矢車」を下書きをしているのに刺し忘れている。 母は、裁縫が大好きで、子供服は手作りしてくれていた。 でも決して子供達の希望は聞かない。 自分の作りたい物しか作らない。 そんな母に「もっと私を見て!もっと私のことを聞いて!もっとかまって!」 という気持ちを持ち続けていた。 イタリアに嫁いだ当初、送ってもらいたい物をリストアップしても、自分の送りたい物しか送ってくれない母に文句を言っていた。 「どうして私を産んだの?」と母を何度も問い詰めた。 母は「そんなこと今更言われても...ははは!」と笑い飛ばしてくれた。 母の表現しようのない明るさと豪快さが私を救ってくれていた。 なんて罰当たりなんだろう。 子供が欲しいのに、恵まれず、自分が母になれなかったことで、母に自分が思う完璧な母を投影した。 今までの母に対する自分の態度を振り返
日本で一人暮らしをしていた頃、仕事帰りは一人飲み歩きべろんべろんに酔っ払って、休日は家に引きこもって一人酔っ払っていた。 よく楽天ポイントを使ってココイチデリバリーをお願いしていた。 一人なのに大量に注文する。 完全に過食症、アルコール依存症だった。 好きなメニューは海老煮込みカレーにフィッシュフライトッピング、2辛。 この数年間何度も恋しく思ったが、ココイチはないし、メニューを思い出すと少し辛くなったので、最近では思い出すこともなくなっていた。 数ヶ月前からあの頃のように調子が悪くなり、あの時の光景を思い出すことが何度かあった。でも調子が悪すぎて思い出しても食欲はゼロだった。 今週から、拭き掃除を徹底的にするようになって次第にお腹が空いて一日一食は食べるようになり、カレーが無性に食べたくなっていた。 しかし、夫以外の家族はあまりカレーが好きではない。 日本で暮らしたことのある夫は付き合っ
気持ちが安定しない。 前向きになったり、落ち込んだり。 自分を責め続けても意味がないことはわかっている。 生きている自分に価値がないと感じる。という何とも情けない感情に支配される。 自分の存在を否定すること。 両親、先祖、そして夫にとって私は失礼なことをしているんだ...。 と思うと自己嫌悪に陥る。 どうしたんだろ。 朝、目覚めなければいいのに。 だけどキチンと片付けだけはしておこう。 その気持ちで日々過ごす。 父と母が恋しい。 更年期なのか、鬱なのか。 恋しい。
人混みが苦手で知り合いに会いたくない私は、体調が良い時、朝8時にスーパーに行く。 今朝、スーパーの帰り道、のんびり歩いていると、車の中から怒鳴り声。 「私は急いでいるんだからそんなにゆっくり道を横断しないで!わかった?」という声。 あら、失礼、通勤時間帯にのんびり歩いちゃったわ。きっと仕事に急ぐ若いお嬢さんなのね。と思いながら車をみると、なんと年配の女性。 私が振り返るのを見るとより大きな声で 「本当に、中国人は人の邪魔するのが大好きね。」 と叫んで、思い切りギアチェンジして去って行った。 いやはや、イタリア人女性は月曜日の朝からパワフルだわ。 さて、今日は一人きりの昼食。 最近は少し食欲が戻り、一日一食たっぷり食べている。 冷蔵庫の残り物と相談し、メニューは焼きそば! 中華麺、焼きそば麺はないので生パスタ、タリオリーニで代用。 キャベツは冷蔵庫になく、具は卵、浅葱、豚肉とかつお節だけ。
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