はじめに 家族の急病、戸外活動やスポーツ時のケガ、災害・交通事故現場での傷病者との遭遇…。このような緊急時は、119番への通報と同時に、その場に居合わせる人による応急手当が重要となります。とくに呼吸や心臓の停止、大出血などの重篤な容態では、救急隊や医師が到着するまでの間にいかに早く適切な処置をするかが、その後の状態を左右します。 一人ひとりが正しい応急手当法を学び、冷静沈着かつ自信をもって対処できるように、また、普段からお互いに助け合っていく意識をもてるように心がけましょう。本サイトでは、一般によくみられる25傷病の応急手当法と、JRC(日本版)ガイドライン2020に基づく救急蘇生法について、たくさんの図説を交えて紹介しています。また、本サイト内容をわかりやすくまとめた冊子も販売しています。家庭、職場、学校などの身近な場所に備えて、いざという時のための行動にお役立てください。 北海道医師会