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第 11 回現代経済思想研究会@東洋大学 2012.8.15 児玉聡『功利主義入門―はじめての倫理学』(ちくま新書、2012 年)合評会 1 児玉聡の誤診:『功利主義入門』を掘り崩す(というか、揚げ足を取る) 奥田太郎(南山大学社会倫理研究所) 本コメントでは、児玉聡『功利主義入門:はじめての倫理学』(ちくま新書、2012 年)を読み進める中 で思わず心の中でツッコミを入れてしまった部分について、論点提示のつもりで無責任にあれこれ述べ たてていきたい。すでに本書は良書としての評価を一定程度受けているように見受けられるので、今回 は敢えて、辛辣にコメントしたいと思う。 K:「人から教わったルールに従うことを学ぶだけなら、犬にだってできる。」(9 頁) O:これは犬をなめすぎているのか、ルールに従う
「タバコ問題」の倫理学的検討──グッディンの喫煙論 奥田太郎 キーワード 「嫌煙権訴訟」と「たばこ病訴訟」 自己危害と他者危害(Harm to Self/Others) 自発的な受け入れ(voluntary acceptance) 受動喫煙(passive smoking) 環境タバコ煙(environmental tobacco smoke) 喫煙の権利(the right to smoke) きれいな空気を吸う権利(the right to breathe clean air) 本稿の目的は、倫理学の領域においてこれまであまり主題的に論じられてこなかった感のある「タバコ問題」が含意する諸問題を整理することである。タバコ問題については、医学、社会学、法学等の様々な領域ですでに多く論じられているが、倫理学の見地からこの問題を主題的に扱い、なおかつ、この問題の諸側面を網羅的に捉えたものとして
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