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ストライガ(写真提供:Professor Abdel Gabar Babiker, Sudan University of Science and Technology) アフリカでは、ストライガ(魔女)と呼ばれる寄生植物が猛威をふるっています。ストライガは、特殊な根を生やし、それを穀物の根に侵入させて養分や水分を奪います。特に、トウモロコシやイネなどの主要穀物に寄生し、収穫量を減らしたり、時には辺り一帯の田畑を全滅させたりします。被害額は推定年間1兆円を超すと言われ、アフリカのみならず世界的な食糧安全保障に対する脅威となっています。 対策が難航している主な理由は、独自に進化したストライガの生存戦略にあります。ストライガの種は、小さく風に舞いやすいため容易に拡散します。また、土壌に広まったストライガの種は、寄生先となる穀物(ホスト植物)の根が近くに来るまで、長いときは数十年も土の中で待ち続
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